ロシア日記

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ロシア語検定試験

2017年06月01日 | 日記
 第一日目の試験が終わりました。文法、読解、エッセイと立て続けに3時間集中したのでその後2時間散歩しました。思ったよりできたので、帰り道にニヤついていたらエッセイで結論を抜かすという重大なミスを犯したことに気づき雨の中少し落ち込みました。けれどその後いともたやすく回復しまったく気にならなくなったことには自分でも不思議です。やっぱりどこまでも無責任でいられる試験だからかなあと思いました。
 
 
 明日は聴解と面接があります。結果は次の日の午後にわかるそうで超特急です。今から少し勉強しようと思います。明日の試験が終わったら念願のロシア美術館へ行ってこようと思います。


 それにしてもロシアの試験の会場は日本と違いかなり雑でした。級が違う受験者が20人くらい一緒の部屋でごちゃ混ぜで試験を受け、級によって時間もずれてくるのですが、それぞれ試験が終わり次第バタバタをお手洗いに行ったり、早く終わった級の人が試験官に名前を呼ばれて明日の時間を知らされたりしている中で、違う級の人たちが試験を続けていました。一番びっくりしたのが、時間が来て試験官が終わりですと言ったのにもかかわらず、その試験官がそのまま部屋からいなくなり誰も監督者がいなくなった無法地帯の試験室で10分くらい終わったはずの試験用紙と共に待たされたことです。読解は実質、既定の60分から70分に延長された形となりました。

 写真は四月のネバ川です。