被災地支援 -できることをやろう- から -ひとつなぎ- へ   NPO法人ねおす

『三陸ひとつなぎ自然学校』の釜石市を中心とした活動を応援しています。

カーシェアリング

2011年04月15日 | 被災地情報

カーシェアリングを札幌で展開している(株)ウィンド・カー の須賀原社長と面談してきました。一台の車を複数の人達が利用するシステムです。

 

被災者の多くは車を失っています。都会と違って、どこに行くにも車が必要な沿岸の田舎の被災です。避難所生活が始まり、罹災者証明も取れ、失くした自動車免許所が特例で再発行されても、車がありません。釜石では無料送迎バスも頻繁に運行されるようになりましたが、やはり定時の時間に行動は制約されます。

 

車がない避難所の方々は、車が流失しなかった人にお願いし借りる、または相乗りで用足しに出かけています。 自分の用事を、自分が必要な時間を使ってすることは困難です。私達が現地で使っている車両を貸し出すことも考えましたが、事故があった場合などを考えると補償問題など面倒なこともあり、躊躇していました。

 

そこで、ウィンドカー(カーシェアリング)事業を展開している、同社にご相談をしました。 ちょうど・・須賀原社長も、同様な支援を考えていらしゃった矢先で、明日にでも東北へでかけようとしていたとのこと。

 

トントントンと話が進みました。このシステムを導入するには、若干の課題もありますが、私達も協力すると実施できそうなことがわかりました。

 

イニシャルコスト、手続きの問題・・これらを私達も協働し解決し、今月中にはモデル的試行を開始したいと思います。


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