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『三陸ひとつなぎ自然学校』の釜石市を中心とした活動を応援しています。

第2陣発 被災地情報②(3月19日現在)

2011年03月20日 | 被災地情報
ネットが繋がる東野市にきています。
引き続き、釜石市栗林地区周辺の状況です。

【栗林地区のインフラ状況】
水道、電気は問題なく通じています。他の地区で電気が使えない地域も一部あります。ガスはまだ使えない状態です。電波状態はドコモ、au、ソフトバンクともつながりません。ただし、ドコモが電話のできる専用機を持って、この周辺の集会所を回り始めたので、時間帯によってはその集会所から専用機を通じて電話ができるようになっています。1台なので、ひとりが通話できる時間を2分と限定して順番で使うようにしています。
釜石市駅周辺はドコモ、au、ソフトバンクともに使えます。

【釜石市全体の動き】
3/19日時点の情報ですが、震災対策本部が釜石市駅の横にあるシープラザという建物を使って設置されています。
  (クリックすると画像が大きくなります)
各避難所に避難している方々の名簿、安否確認・行方不明者の情報掲示板、医療・保健に関する相談対応、ボランティアの受付、支援物資のストック及び配送の拠点となっています。また、震災対策本部では自衛隊による簡易風呂が設置されたそうです。
ガスは現在7000戸が滞っているようで、ガソリン灯油等の燃料はタンクローリーが手配できれば少しずつ供給できるとのことです。


【物資の集まり状況】
毛布や上着等の大きな物は集まっているが、下着類や日常生活品に関しては相変わらず少ないとのことです。地域の青年会議所の協力で、集会所単位のニーズ把握・情報収集をしており、それを本部に集約して、それぞれの集会所に応じた必要な物資を、本部の指示のもと自衛隊が配送するという仕組みになっているそうです。

【釜石市内の子どもたち】
地震直後は学校単位で避難し、それから保護者の元に返し、その後は各家庭で避難しているそうで、釜石市としては、どこの避難所でどのくらいの人数がいて、そこでどんな生活をしているかは把握していないとのことです。

第3陣との引き継ぎも無事終えました。
また、札幌事務局本部では、3月22日発の第4陣に向けて支援物資を募っています。
みなさまのご支援をお願い申し上げます。





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