校舎が被災した鵜住居町にある釜石東中学校。
海岸から約1kmにあったにも関わらず、
地震、津波当時登校していた生徒に1人の犠牲も出さなかった学校です。
隣接している鵜住居小学校児童の手を引き、
無事に避難したということも有名になりました。
その釜石東中学校の総合学習の一環で行なわれている
復興ボランティースト(ボランティア+イースト(東))2011。
地域の方々に感謝の気持ちを伝えようと
釜石市内に11班で分かれて、ボランティア活動を実施。
その1つが片岸地区の国道45号線沿いにある花壇に
チューリップの球根を植えるという活動。
20名の生徒が地区の方々と協力して、
花壇の草取り、球根1000個を植えました。
私たちはその一部のお手伝い。
この花壇は片岸地区の方が大事にしている場所。
震災前から町内会のお母さん方が、管理し、
国道を通る人たちの目を楽しませてくれていました。
来年の4月の中旬には赤やピンクのチューリップが咲く予定です。
これは「まごころカード」。
「災害時にこのカードに書かれてあるものを
このケースに用意しておいたらよいと思います」
と生徒から片岸地区の方への贈り物です。
地域の若い力。
この子どもたちの若い力を発揮できる
安心安全で暮らせる町にしていきたい。
そう話す地域の声をたくさん聞くことができました。
柏崎