猫山の乳がん日記

2009年11月、2年半かかった乳房再建が完了。ホルモン治療は副作用のため1年間で中止し、無治療です。

術後1日目

2007年05月31日 | 入院・手術
一睡もできないまま、長い夜を過ごす。

6:00
看護師さんに腰痛を訴え、少し早いけど、といって
心電図、尿管を取ってもらい(これが痛キモチ悪い)、
身体を拭いて着替えさせてもらう。
電動ベッドを最大限に起こしても、そこから先が起きられない。

7:30
トイレに行く。
あまりのヨタヨタぶりに愕然とする。
どうにかこうにか用を足した後、貧血を起こし
看護師さんに車椅子に乗せてもらう。

8:00
朝食。
パン1.5枚とヨーグルトを食べる。
おかずも全部食べられそうだったけど
あくまで「吐きけを催さないこと」を最優先にし、残す。

ベッドから起き上がるのにとても時間がかかるが、
朝食を食べたら、ふらふらせずに歩けるようになった。

8:30
傷口の消毒とテーピング。

研修医が教授が回診にくると慌てた様子で伝えにくる。
おぉ、「白い巨塔」で見たアレか。
助手が教授に私の病状を小声で説明している。
教授「どうですか?」
私 「痛いです」
教授「それはそうでしょう。2,3日でよくなりますから。お大事に。」  
以上。
これってわざわざやる意味ある?

12:00
昼食。半分ぐらい食べる。
舌や唇に麻酔が残っていて変なかんじ。
昼食後、点滴外す。


ここまで手術に対する恐怖感のほうが強くて、
がんに対する恐怖をしばらく忘れていたけど
ようやくここからがスタートなんだな、と思う。

手術のことも甘く見すぎていた。
胸の傷は痛むけど、それ以外の部分は大丈夫なんだろうと
思ってた。
1日寝てただけでこんなに弱るなんて。
ばぁさんになったら手術なんて受けられないかも。
退院したら体力つけなきゃ。


ドレーンの中を血が流れていくのを見るのがキモイ。

18:00
夕食。

21:00
一昨日、昨日とあまり寝ていないので早々に就寝。
自分のうなされる声で何度も目が覚める。









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