猫山の乳がん日記

2009年11月、2年半かかった乳房再建が完了。ホルモン治療は副作用のため1年間で中止し、無治療です。

入院

2007年05月29日 | 入院・手術
起床後(案の定)動悸がするので安定剤を服用。
朝食を取り、ホテル近くの病院へ行き、入院手続き。

その後は息つく暇もなく、検査と説明。
医師や看護師が次々と訪れるが、
誰がどういう役割の人なのかわからない。
忙しさで気が紛れたのはよかったかも。

まず病棟案内と入院生活について説明。
体重測定。
体重が過去最低になっている。
最近食べても食べてもピーゴロゴロと出て行ってしまうからだな。
      ↓
センチネル生検のためのラジオ・アイソトープを乳房に注射。
      ↓
麻酔科医より麻酔についての説明。
麻酔医が研修医なのは不安だな。
      ↓
乳腺外科医より手術についての説明。
執刀医とは別の医師。
執刀医の先生の説明と重要な部分で食い違っている。
後で、執刀医に電話で確認しておくと言う。
そんな大事なこと、電話で済まして大丈夫?

この説明を先程到着した親戚2人とともに聞いたが
ほんとは一人で聞きたかった。
親の代わりに遠方から来てくれた親戚には感謝しているけど。
事情をよく把握していない親戚は、ここまで大ごとだとは
思っていなかったみたいで、手術の説明を聞いてギョッとしている。
そういうのを見るとこちらの辛さも倍増する。

      ↓
形成外科で乳房にマジックで印をつけ、写真撮影、
手術の説明。

「診療記録を研究資料として使ってよいか?」の項目がある。
これが胸じゃなくて他の部位なら、教育や研究のために
使ってもらいたいのはやまやまだが、
いくら個人情報が守られるといっても、この貧相な胸の写真が
どこかに掲載されるかもと思うとしのびない。
この項目を「いいえ」にすると、不利な扱いを受けるよという噂話も
頭をよぎるが、「いいえ」にチェックした。


ここまでの間、ネットで知り合った乳がん患者さん3名が
来てくれた。
いずれの方も初対面。
わざわざ病院まで来てくれるなんて本当にありがたい。

夕食。
何を食べているのかわからないほど緊張が高まってきたが
明日は何も食べられないので、とりあえず口に押し込む。

シャワー。
当分シャワーを浴びられないので隅々までキレイに洗う。
この胸ともとうとうお別れなんだなと思って泣いた。

21時過ぎに眠剤を飲んで寝る。
さすがに疲れたので、わりとすぐに寝付いたが
クスリの効き目が切れたのか、3時半頃に起きてしまった。



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