猫山の乳がん日記

2009年11月、2年半かかった乳房再建が完了。ホルモン治療は副作用のため1年間で中止し、無治療です。

がんと生きる

2007年11月25日 | 身辺雑記
「週刊朝日」の「がんと生きる」特集を読んだ。 立ち読みですが… 

がん患者著名人の体験記。
正確な表現は覚えていないけど
「退院して、居心地がいいはずの家のソファに座ったとき
どうしようもない不安にかられた」(岸本葉子さん)
「本当の戦いは手術後」(邦ちゃん)などを読んで
自分だけはないなと思って少し安心してみたり。

いまだに同じ病気の人以外とは温泉に入れない(乳がん患者)
っていうのもあった。

いい方に考えなくちゃ、笑って過ごして免疫力アップ的な
話より、こういう「不安です(でした)」とストレートに語る体験談
の方がしっくりくるな。

その中に「子育てを終えた後だったので、
全摘でもいいと思いました」というコメントがあり
(橋本元首相夫人だったかな?)
未婚のワタシはそういうの読むと複雑な気持ちになる。

先日、宮崎ますみさんも「仕事も十分やって、結婚・出産という
女性としての幸せを味わったから、もし全摘だったとしても
抵抗なかったと思う。」とどこかに書かれていて
(映画「Mayu」へのコメントだったと思う)
そのときも同じ気持ちになったものでした。

この歳になるまで、大事なことを棚上げして目を背けていた
私が悪いといえばそうなのですが。

複雑な気持ちを抱えて生きていくことも
「がんと生きる」こと。
そんな気持ちとうまく共存できるように
そのうちなれればいいなぁと思うのでした。

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2 Comments

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ネガティブでもOK (猫山)
2007-11-27 00:10:17
3人目の先生の意見はいかがでしたか?
病気になって、特に手術前の不安定な時期
ですから、落ち込んだり悶々としても
別にネガティブではないと思います。
普通のことだと思います。
サードオピニオンに行くのも前進ですし。
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私も同じ気持ちです… (sinobu)
2007-11-26 21:57:24
私も超ネガティブなので明るい闘病記だと落ち込みますね~ 先の事を考えすぎて進めなくなってしまう。今まさに、その状態。今日はサードオピニオンでした。はっきり決ってないのに主治医の所に戻るのは気が重いです(^_^; 猫山さんの日記は私にとってホッと出来る数少ない場所です。
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