猫山の乳がん日記

2009年11月、2年半かかった乳房再建が完了。ホルモン治療は副作用のため1年間で中止し、無治療です。

養生塾

2009年03月31日 | 身辺雑記
長野で行われた帯津良一先生の養生塾に参加してきました。

以前から帯津先生ファンで、
この養生塾のことがずっと気になってました。


場所は標高1000mちょっとの飯綱高原。
雪がまだまだたくさん。


ここで、帯津先生に気功を教わったり
先生を囲んでの交流会で普段は聞けない治療や健康についての
あれこれを質問したり。


質問に丁寧に答えてくださる帯津先生。
後光が差して光って見えますね。
(嘘です。逆光なだけです。)



先生の考えには共感できる部分がい~っぱいあるのですが
中でも「明るく前向きになる必要はない」
「人間は孤独で哀しい存在である。そういうベースを持っていると、
少々のことでは揺らぎません。」という言葉を
一昨年親子でWがんになったとき、病室で読んで
とても気持ちが楽になったのを思い出します。
明るく前向きでいられれば一番いいのですが、
いつもそういられるわけではないですもんね。


食事は無農薬の野菜で作ったとってもおいしいお料理。
バイキング式で好きな分量だけ食べられます。
レシピももらえます。



かわいくて清潔なお部屋。
たまにはテレビもネットも新聞もない生活もよいものです。




帯津先生は大変な激務や修羅場を経てこられていますが、
苦労人ぶったり、偉ぶったりすることの全くない
ユーモアあふれる存在そのものが自然治癒力みたいな方でした。

先生もさることながら、ここ「いのちの森」を運営されているご夫妻の
お話もスバラシかったです。
詳しく書けないのが残念ですが。


最後は牛に引かれて善光寺参りで締めました。



ふと気付けばここ1ヶ月以上休みなしで働いていたので
よい命の洗濯になりました。
私は寒い土地に住んでいるので
なにももっと寒いトコに行かなくても
この値段ならあったかいアジアンリゾートにでも…
という考えもよぎらなくもなかったのですが
こっちにしてよかったー。
















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2 Comments

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Unknown (スマイリー)
2009-04-01 13:36:54
>明るく前向きになる必要はない
>人間は孤独で哀しい存在である

同感です。本当に強い人って、孤独や哀しみなど、心の深淵を覗きこむようなことが出来る人だと思います。

時には孤独や哀しみと向き合って涙し、またそこから立ち上がる、そんな人間でありたい。

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スマイリーさんへ (猫山)
2009-04-01 20:54:37
帯津先生にもスマイリーさんにも同感です。
孤独や哀しみにフタをして、
無理に明るさを取り繕ったりせずに
あるがままに向き合っていきたいと
思っています。
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