病院の実力 乳がん2007

今年も「主な医療機関の乳がん治療実績」が
発表されました。

2007年のデータということは
この[「手術件数」と「同時再建手術件数」のうちの
1件は私なんだなぁと感慨深く（？）読みました。

2年前の今頃、手術まであとわずかというときになって
「やっぱり同時再建でいこう」と思い
この記事をつぶさに眺めていたのが懐かしいです。

大きい病院の方が実績豊富で安心だと思っていたけど
大きいところは医師数も多いから、合計数が多いだけな場合もあり、
最初診てもらっていたところは
乳腺医が1人しかいなくて、ちょっと不安だったけど
1人しかいないからその先生がすべてをされているので
とても経験豊富だったり、
規模の小さい病院は病理医と外科医が「差し」で
結果を話し合っているところもあるなど
大きい病院と小さい病院それぞれのメリット・デメリットも
後になって分かりました。

この「後になって」ってとこがポイントかも。
結果はやってからでないとわからない。
口コミもその人の主観なので、
自分はその人と同じようには感じないかもしれない。
なのでこういう数字は参考になるけど
数字は数字でしかないなぁと今になると思います。

でも！この「病院の実力」シリーズは
婦人科手術については病院別でなく医師別の手術件数を掲載し、
とっても役立ちました。

私は読売新聞の回し者でもなんでもないですが
読売さんは医療面でいつもかなりいい仕事されてると
思います。

ま、私の執刀医となった婦人科の先生は
その記事に載っていなかったので
「あのー、失礼ですが…」と実績をおずおずと尋ねることには
なりましたが。