◆WBC世界ミニマム級タイトルマッチ12回戦(2011年12月31日 @大阪府立体育会館)
井岡一翔(王者・井岡) 1回1分38秒TKO ヨードグン・トーチャルンチャイ(挑戦者同級10位・タイ)
※井岡は2度目の防衛に成功
☆ヘンテコだった某女性歌手の「君が代」独唱を掻き消す、鮮烈な井岡の初回KOシーン。
同級のWBA王者の八重樫東との統一戦は実現するか?
◆WBA世界フェザー級タイトルマッチ12回戦(2011年12月31日 @横浜文化体育館)
セレスティーノ・カバジェロ(王者・パナマ) 12回判定 細野悟(挑戦者同級8位・大橋)
※カバジェロは初防衛に成功
☆細野は長身で懐が深いカバジェロに攻め倦み、自慢の“バズーカ”が不発。
老獪なテクニックに翻弄されて、約2年前のS・バンタム級以来となる2度目の世界挑戦も大差で判定負けで失敗。
◆WBA世界S・フェザー級タイトルマッチ12回戦(2011年12月31日 @横浜文化体育館)
内山高志(王者・ワタナベ) 11回29秒TKO ホルへ・ソリス(暫定王者・メキシコ)
※内山は4度目の防衛に成功し、王座も統一
☆内山は右拳の故障で長期休養を強いられながらも、暫定王者のソリスを左フック一撃で世界戦5連続KO勝利を飾る。
ちなみに、日本人世界王者が王座統一戦でKO勝利を飾ったのは今回の内山が初めてです。
井岡一翔(王者・井岡) 1回1分38秒TKO ヨードグン・トーチャルンチャイ(挑戦者同級10位・タイ)
※井岡は2度目の防衛に成功
☆ヘンテコだった某女性歌手の「君が代」独唱を掻き消す、鮮烈な井岡の初回KOシーン。
同級のWBA王者の八重樫東との統一戦は実現するか?
◆WBA世界フェザー級タイトルマッチ12回戦(2011年12月31日 @横浜文化体育館)
セレスティーノ・カバジェロ(王者・パナマ) 12回判定 細野悟(挑戦者同級8位・大橋)
※カバジェロは初防衛に成功
☆細野は長身で懐が深いカバジェロに攻め倦み、自慢の“バズーカ”が不発。
老獪なテクニックに翻弄されて、約2年前のS・バンタム級以来となる2度目の世界挑戦も大差で判定負けで失敗。
◆WBA世界S・フェザー級タイトルマッチ12回戦(2011年12月31日 @横浜文化体育館)
内山高志(王者・ワタナベ) 11回29秒TKO ホルへ・ソリス(暫定王者・メキシコ)
※内山は4度目の防衛に成功し、王座も統一
☆内山は右拳の故障で長期休養を強いられながらも、暫定王者のソリスを左フック一撃で世界戦5連続KO勝利を飾る。
ちなみに、日本人世界王者が王座統一戦でKO勝利を飾ったのは今回の内山が初めてです。
とはいえロクでもない例の5時間半バラエティの中でのOAは世界戦の品位を著しく落としてしまいましたね。
カバジェロは70年代後半からのエウセビオ・ペドロサやイラリオ・サパタらのパナマ王者の
系譜を次ぐタイプでしたからペドロサ-R小林戦のような展開になるかと思われましたけど、意外にも一方的にはなりませんでした。
もっとも実力の違いは明らかでしたから判定勝ちはありえないと思ってましたから、判定になった時点で負けだと思いましたよ。
内山が左一発で倒したのを見た時に浜田剛史が左拳の故障の間に叩き続けた右フックでKOした試合を思い出しました。
どうしても内山は対戦相手に恵まれずに過小評価されていた形でしたけど、今回の勝ちで少なくとも粟生よりも格上だというのが分かりましたね。
これからは海外でのビッグマッチを期待したいところですが、残念だったのがライブ中継だったのでスポーツニュースはおろか元日の朝刊にも詳細は載らずコチラでは3日の朝刊に結果のみしか載らなかった事ですね。
井岡の試合はあまり早く決着し過ぎたので、放送時間を持て余して、入場シーンから録画放送したのには笑えましたね。
ただ、亀2号の再放送はさすがに頭に来ましたけど。
カバジェロは長身痩躯のアウトボクサーなので、ペドロサやサパタとよく似てますね。
細野は勇敢に戦っていたけど、カバジェロの懐の深さとクリンチに手を焼いて、強打が不発に終わったのが残念でした。
内山は負傷の影響で試合勘が心配されましたが、ソリスをあそこまで鮮やかに葬るとは予想外でした。
それにしても、内山の対戦相手は、試合終了後に自力でリングから降りられない選手が多いですね(笑)。
今の内山は、粟生なんかよりも、ユリオルキス・ガンボアと戦ってほしいですね。