
『めざせモスクワ』とても懐かしいですね。1980年のモスクワ五輪にちなんで、西ドイツのポップグループであるジンギスカンが作った曲で、世界的にヒットしました。日本では、オリジナルがビクターから発売されたのが1979年9月25日なので、今日でちょうど30年だそうです。もちろん、この事は私はたまたま偶然知りましたけど(苦笑)。私が幼稚園の時に、近所に住んでいた当時高校生だった従兄弟がレコード(古っ!)を持ってましたので、情操教育の一環としてよく聴かされました(冗談です)。ただ、如何せん、ドイツ語なのでさっぱり分かりませんでしたけど、サビの部分の「♪モスクワ!、モスクワ!」だけは強烈なインパクトがあったので覚えてます。
もうひとつの名曲の『ジンギスカン』と共に、当時のディスコミュージックに影響を与えた曲だったのらしいのですが、YouTubeで改めて見ると、どう見ても客のノリが悪すぎですねぇ~。しかも、コサックダンスもどきの踊りがとてもヘンですし(笑)。たしか、私が小学校の頃の運動会のマスゲームでこの曲を使ったマスゲームをやった記憶があります。正直言って、ミョーに恥ずかしかった記憶がありますし、なんだか罰ゲームのようでした(爆)。だけど、今聴くとグッとくるものがありまけど。今だと、「タモリ倶楽部」の空耳アワーのコーナーでネタにされそうな曲なのは間違いないでしょう。ちなみに、ジンギスカンは母国が五輪をボイコットする中、政治の壁を越えてモスクワ五輪に招待され、参加しました。
ちなみに・・・
『めざせモスクワ』は日本語バージョンでも幾つか出されてますが、最も有名なのがこちらです。

これは、「バオバブシンガーズ」(ぷろだくしょんバオバブ所属声優のユニット)によって出されたバージョンです。日本がモスクワ五輪をボイコットしたので、当時はあまり日の目を見ませんでしたが、数年前に思わぬ形でブレイク。この曲は、当時(今も)第一線で活躍していた声優陣が多数参加してます。ちなみに出演者はこの方たちです。
富田耕生/富山敬/神谷明/三ツ矢雄二/水島裕/井上和彦/肝付兼太/加藤修/緒方賢一/山田俊司/小原乃梨子/北浜晴子/吉田理保子/清水マリ/千々松幸子/野沢雅子(敬称略)
まるで、アフリカの飢餓と貧困層を解消する目的で作った『ウィ・アー・ザ・ワールド』に匹敵する超豪華メンバーです(笑)。富田耕生さんは「天才バカボン」のパパですし、野沢雅子さんは「ゲゲゲの鬼太郎」の鬼太郎です。さらに言うと、北浜晴子さんなんて「奥様は魔女」のサマンサですから、いかに凄い面子が揃っているのかかがお分かりでしょう。昭和の時代に少年時代を過ごした人間からすれば、奇跡的なコラボレーションとしか言いようがない作品です。
しかも、歌詞の内容はさらに凄いですよ。代表選手に勝利やメダルを異常なまでに追求してますから(笑)。もちろん、オリジナルの歌詞なんて全く無視。さらに、歌の途中から自分が担当するアニメキャラクターを連呼するなど完全に支離滅裂(爆)。ただ、近年のNHKや民放各局の五輪番組で使用される五輪ソングなんて、しょせん応援とは名ばかりの有名歌手の新曲のプロモーション同然ですから。感動や涙を誘う言葉を歌詞に散りばめても、上っ面の言葉に過ぎないので、全く私の心には響かないですね。それに、一体何を応援したいのかが、聴いている者に対してさっぱり分かりませんから。
近年の日本のスポーツ界の国際競争力が弱体化しているので、メディアは面と向かって選手に「メダルを獲れ」って言えないから、選手の家族を前面に出したお涙頂戴の“エセ感動ストーリー”を作り上げて、誤魔化しているのに過ぎないです。本来なら、普段マイナー扱いされている競技の魅力や選手の苦労を伝えるべきだと思いますけどね。それに、メディアに毒された最近の視聴者は、勝利よりも競技以外での感動を必要以上に求める傾向があるので、選手が冷めた態度でコメントなんかすると「私が感動してこんなに気持ちよ~くなっているのに、よくもブチ壊したわね!」って言わんばかりに選手をバッシングします。水泳の千葉すずさんがアトランタ五輪の時に世間から叩かれたのもそんな感じなのでしょうかね(成績不振もあったけど・・・)。なので、この曲のように胡散臭い感動なんか全く眼中に無くて、素直に勝利を追及する姿勢を前面に出しているのは、ある意味新鮮に感じます。
☆こちらは「ジンギスカン」バージョン
☆こちらは「バオバブシンガーズ」バージョン
もうひとつの名曲の『ジンギスカン』と共に、当時のディスコミュージックに影響を与えた曲だったのらしいのですが、YouTubeで改めて見ると、どう見ても客のノリが悪すぎですねぇ~。しかも、コサックダンスもどきの踊りがとてもヘンですし(笑)。たしか、私が小学校の頃の運動会のマスゲームでこの曲を使ったマスゲームをやった記憶があります。正直言って、ミョーに恥ずかしかった記憶がありますし、なんだか罰ゲームのようでした(爆)。だけど、今聴くとグッとくるものがありまけど。今だと、「タモリ倶楽部」の空耳アワーのコーナーでネタにされそうな曲なのは間違いないでしょう。ちなみに、ジンギスカンは母国が五輪をボイコットする中、政治の壁を越えてモスクワ五輪に招待され、参加しました。
ちなみに・・・
『めざせモスクワ』は日本語バージョンでも幾つか出されてますが、最も有名なのがこちらです。

これは、「バオバブシンガーズ」(ぷろだくしょんバオバブ所属声優のユニット)によって出されたバージョンです。日本がモスクワ五輪をボイコットしたので、当時はあまり日の目を見ませんでしたが、数年前に思わぬ形でブレイク。この曲は、当時(今も)第一線で活躍していた声優陣が多数参加してます。ちなみに出演者はこの方たちです。
富田耕生/富山敬/神谷明/三ツ矢雄二/水島裕/井上和彦/肝付兼太/加藤修/緒方賢一/山田俊司/小原乃梨子/北浜晴子/吉田理保子/清水マリ/千々松幸子/野沢雅子(敬称略)
まるで、アフリカの飢餓と貧困層を解消する目的で作った『ウィ・アー・ザ・ワールド』に匹敵する超豪華メンバーです(笑)。富田耕生さんは「天才バカボン」のパパですし、野沢雅子さんは「ゲゲゲの鬼太郎」の鬼太郎です。さらに言うと、北浜晴子さんなんて「奥様は魔女」のサマンサですから、いかに凄い面子が揃っているのかかがお分かりでしょう。昭和の時代に少年時代を過ごした人間からすれば、奇跡的なコラボレーションとしか言いようがない作品です。
しかも、歌詞の内容はさらに凄いですよ。代表選手に勝利やメダルを異常なまでに追求してますから(笑)。もちろん、オリジナルの歌詞なんて全く無視。さらに、歌の途中から自分が担当するアニメキャラクターを連呼するなど完全に支離滅裂(爆)。ただ、近年のNHKや民放各局の五輪番組で使用される五輪ソングなんて、しょせん応援とは名ばかりの有名歌手の新曲のプロモーション同然ですから。感動や涙を誘う言葉を歌詞に散りばめても、上っ面の言葉に過ぎないので、全く私の心には響かないですね。それに、一体何を応援したいのかが、聴いている者に対してさっぱり分かりませんから。
近年の日本のスポーツ界の国際競争力が弱体化しているので、メディアは面と向かって選手に「メダルを獲れ」って言えないから、選手の家族を前面に出したお涙頂戴の“エセ感動ストーリー”を作り上げて、誤魔化しているのに過ぎないです。本来なら、普段マイナー扱いされている競技の魅力や選手の苦労を伝えるべきだと思いますけどね。それに、メディアに毒された最近の視聴者は、勝利よりも競技以外での感動を必要以上に求める傾向があるので、選手が冷めた態度でコメントなんかすると「私が感動してこんなに気持ちよ~くなっているのに、よくもブチ壊したわね!」って言わんばかりに選手をバッシングします。水泳の千葉すずさんがアトランタ五輪の時に世間から叩かれたのもそんな感じなのでしょうかね(成績不振もあったけど・・・)。なので、この曲のように胡散臭い感動なんか全く眼中に無くて、素直に勝利を追及する姿勢を前面に出しているのは、ある意味新鮮に感じます。
☆こちらは「ジンギスカン」バージョン
☆こちらは「バオバブシンガーズ」バージョン