nekomitu日記

ポンコツ日記

男らしさって?

2015-12-24 00:53:11 | 日記

先日、「真の男」を目指すなら、これだけは守れ!男の掟10カ条
http://www.lifehacker.jp/2014/11/141129real_men.html
なる記事を目にした。。項目は以下。。

1. 友達には誠実であれ
2. 謝り方を知れ
3. 時間は守れ
4. "いい人"という名の負け犬になるな
5. 負け犬を"いい人"と呼ぶな
6. 独りになる術を知るべし
7. 心を鎮めるべし
8. 繊細すぎてはいけない
9. 女との話し方を知れ
10. 自分で対処すべし


と….詳細を読むとなるほど納得の内容だった。。

最近、友人との会話でもよく出てくる「本当の男らしさって何だろう?」
という話題。。少し掘り下げてみようと思う

その前に、私が大切にしている事で、「筋を通す」「良くも悪くも潔く」ということがある。。
ヤンキーの名残か??と言われることもあるが、そこは敢えて触れないでおく・・

さて、「筋を通す」とは….道理にかなうようにする。物事の首尾を一貫させる。とある。。

「潔い」人の特徴として以下文献から抜粋

1.自分に非がある時はすぐに謝罪することができる
2.言い訳をしない
3.八方美人な態度は決して取らない
4.他人から嫌われることを恐れていない
5.決断力があり、1度下した決断を簡単には変えない
6.自分に自信を持っている
7.自分が間違っていたら、さっと引くこともできる


このように「筋を通す」「潔い」とは「勇気」がなければできない行為かもしれない。

そして、この二つの事は、男女問わず人間の「本質」といして問われる部分かもしれないし、
私自身、自分を戒めるため、特に大切にしている事でもある。「誠実」「ブレない」という事にも繋がってくるだろう。

話は逸れるが、私は昔から、ブランド品・貴金属・高級車・海外旅行・リゾート施設・アミューズメント施設・ゲーム・温泉・等、全くと言ってよいほど興味がない・・

どこに行きたい?「別にない」何が欲しい?「別にない」と言う..何とも面白味のない女である。
それよりも時間に拘束されず、揚げたてのコロッケを歩きながら食べる・・晴れた日の公園でセブンのコーヒー片手に煙草を一服..休日の二度寝..といった事に至福の喜びを感じる(笑)

ブランドや高級品一流の物を身に着ける。海外旅行に行き視野を広げる。一流の人と付き合う・・
ある意味それも経済的に自立した大人のステイタスかもしれないし、そうゆう男性を好む女性がいる事も確かだ。

要は、その人が何に「価値」を置くかという事。

「物質的豊かさ」「交友関係の広さ」「心の豊かさ」「社会的地位」など
人それぞれだろう。

人それぞれ、何に価値を置くかが違うので、何が正しいとは言えないが、
心の豊かさに価値を置く女性は、物質的豊かさや、交友関係の広さ自分のステイタス華やかさ、楽しさに価値を置く男性、饒舌な男性を見ると「あぁ…残念….」と思ってしまう。。

心の豊かさに価値を置く女性は、男女を問わず「精神的に自立し、自分の内面と向き合い、内省し、言動潔く、足るを知り、慎ましく、謙虚であり、感謝できる」人に魅力を感じるだろう。

余談だが、「ロレックスや高級車を買っても他人に話したり、高級車で取引先へ行ったりするなよ。「もっと、俺にかまってくれ、俺すげーだろ?」と言っているようなものだ。賢い奴は燃費の良い車に乗るんだ。海外で社長がベンツに乗るのは費用対効果が高いからだ。」~文献より抜粋~

という言葉を見た事がある。思わず苦笑した。。

偉そうな事言っても、私自身、若い時は、おしゃれでカッコいい男性・カッコいい車・交友関係・に無意識に価値を置いて、それを「好き」と錯覚して恋愛をしていた事もあったかもいれない。
若気の至りというものだ。。

しかし…この年齢になると、男女を問わず「そんな事」はどうでもよくなる。。
大切な事は、その人の生き方「自分がどうありたいか?」「何をもって豊かさを感じるか?」という事である。年齢を重ねると無駄な感情がそぎ落とされて、本質的な所に目が向くんですね。。そして、男性も女性も、生き方が「顔」や「雰囲気」に自然と出てくるものです。。というか見えてしまいます。

しかし、私が知る限りでたった一人、この全てを持っていて「男らしい」「気高い生き方」と思える男性が一人だけいる・・「白洲次郎」という実業家だ。。
プリンシプルがあるということは、日本語でいう「筋を通す」に近い。白州次郎が、
「日本一かっこいい男」と言われる所以は、生涯筋を通し続けたからであろう。葬式無用 戒名不用」という簡単な遺言を残し、何の未練ももたず風のように消えていった。」
~文献より抜粋~


とあるように、彼の戦う生き様には、日本男性の誇りと、潔さ、品格すら感じる。

彼の残した名言に
「今の日本の若い人に、一番足りないのは勇気だ。「そういう事を言ったら損する」って事ばかり考えている。」
という言葉が指すように、「勇気」という根っこが、白洲次郎という男性を
支えてきたのだろう。彼のエピソードを知れば知るほど、無条件にカッコいいのである。。

さて、そこで…少し耳が痛い話になるかもしれないが、

たまに、「男らしさ」=「破天荒」「自由奔放」「偉そうにする」「怖そうにする」「怒鳴る」「威圧する」「不愛想にする」「謝らない」「横柄な態度」「虚勢を張る」等、勘違いしている男性を見かけるが、大いなる勘違いだと声を大にして言いたい。。

このような男性を、賢い女性はこう見ている「弱い犬ほど吠えたがる」「ブレブレで自信がないのね」「自分は弱虫で気が小さいし臆病けど、女に舐められたくないんです..馬鹿にされるのは嫌なんです」と、見えているのです。だけど賢い女性は、その事を気づかないふりをして男性の自尊心を傷つけるような事はしません。

そうです。結局のところ女性は分かっているので、ヘタすると舐められるどころか「何と哀れな男だろう..」と蔑まれることだってあるのです。
人間の本質は、土壇場=窮地に立たされた時や、自分が辛い時、ショックな時、自分に都合が悪いことを言われ「ムッ」とした時、無意識に言動に出てしまいます。
そして、そんな時ほど女性は男性を冷静に見ているものです。怖いですね。。(笑)

で…敢えて「男らしさ」というものを「定義」するならば(あくまでも主観ですが)

●いざという時、まず相手を思いやる事が出来る
●土壇場で、言い訳をしたり、自分を守る事より、相手を守ってあげられる
●弱者を守れる
●言動が一致していて、約束を守る事が出来る
●即断即決できる
●自己犠牲の精神がある
●全ての行動に覚悟と責任を持てる
●言動が潔い
●決断力・判断力に優れている
●全ての事象は、自分の判断の結果であると自己責任としてとらえる事ができる
●自分をしっかり持っているので、ブレない安定感や余裕がある。
●人や環境に依存しない
●有言実行・不言実行する行動力と強い意志
●周りの評価に一喜一憂しない
●評価や経験をひけらかさない
●見て見ないふりをしない。事なかれ主義をよしとしない
●自分の弱さを自覚している


こんな感じでしょうか….

このように、女が求めている男らしさと、男が考えている男らしさとではギャップがあるのかもしれません。

しかしながら、完璧な人間なんていません。。大切な事は、自分がどうありたいか?どうゆう生き方をしたいと思っているか?だと
思います。

次回は、自分を振り返る意味でも「本当の女らしさ」について
掘り下げてみたいと思います。一番耳が痛いところかもしれません(笑)

愛し愛される事

2015-12-13 16:29:30 | 日記
私が愛して止まない、マリリン・モンローの言葉で、こんな名言があります。

「私がこの世で何をおいても求めているものは、愛し愛されること。」

しかしながら…

前のブログでも公言したように…私はどちらかというと「恋愛」は苦手なんです。
自覚している、不自由且つ厄介な性格もあって、想いと言動がチグハグになったりするからです。(笑)

こんな私ですが、仕事柄でしょうか..よく恋愛相談を受ける事がありますが、
女性の恋愛において、大きく分けて2つのパターンを見る事があります。

それは…

異性(彼)から「必要とされている女性」

異性(彼)を「必要としている女性」

がいるという事です。

「必要とされている女性」は、彼から、君が必要だ…と大切にされているし、無理や我慢をせず、自然体であり表情にもどこかゆとりがあり穏やかな表情です。

「必要としている女性」は、あなたがいないと生きていけない…と彼を必要としていると、いつも彼の顔色をうかがい、疑いながらも相手に尽くし、表情もどことなく悲壮感すら感じます。

本来は、双方が「お互いを必要とし尊重する」お互いに存在価値・承認欲求が満たされていれば、健全な恋愛が育まれていくのかもしれません。

しかしながら...

ここが恋愛の厄介たるところで、理屈ではないんですね。。
この2つのパターンを、ちょっと比較してみると色んな事が見えてきます。

まず、頻繁に発している「言葉」が違う事…

例えば….

「必要とされている女性」の場合

幸せ・楽しい・充実している・感謝している….
そして、その事を相手にも与え共有する事ができる。

「必要としている女性」の場合

辛い・寂しい・解らない・疲れた・どうせ…
そして、相手に○○してほしい・・○○だったらいいのに…と、相手に求めがちで想いが一方通行であり、想いを押し付けがちである。

相手に対する言動については…

例えば…

「必要とされている女性」の場合

必要以上に彼を詮索せず、ある程度自由にさせていて、お互いの時間を尊重し信頼している。「考え方が自分軸」なので、精神的に自立しているので簡単にブレない。

「必要としている女性」の場合

彼の全てを知ろうとしたがり、相手を束縛し、詮索し疑う…..彼が人生の全てなので、「考え方が常に相手軸」であり、精神的に幼い又は、自分に自信がないので常にブレブレになる。

そして、男性から見た言動についていえば…


例えば…

「必要とされている女性」の場合

「可愛げがある」「いつも明るい」「笑顔」「相手を褒める」「ポジティブ」「素直」
「さりげなく甘える」等…所謂「可愛げがある」という事

「必要としている女性」の場合

「どんよりと暗い」「いつも不機嫌そう」「猜疑心が強い」「感謝や反省がない」「ネガティブ」「相手の意見を否定する」「意地を張る」

等…いわゆる「可愛げがない」という事でしょうか…

男友達曰く、「どんなに容姿が奇麗でも、可愛げのない女性はNG」だそうです。

ま…こんな感じの女性は、同性でもできれば避けたいところですよね。。結局のところ、同性にモテる人=異性にもモテるのかもですね。。

そしてもう一つ、

よく女性が勘違いしているのは、

「可愛げがある=媚びる」のでは..という事です。

女性が、時々そこを勘違いしている場合を多々見かけます。

しかし、周囲から見るとこんな違いが….

「媚びる女性」は、

コミュニケーション能力があまりないので、とにかく「すごーーい」を連呼している気がします(笑)しかも、上目遣いを悪用しつつ、男性の下心をくすぐるようなことをしたり、他の女性を馬鹿にしたり…口では「私なんか・・」と言いつつ、媚びる女性って、基本的に自分に魅力があると思っています。だから、異性を魅了できる容姿やスタイルや雰囲気があると思っているのかもしれません。

一方、

「可愛げがある女性」とは、

比較的コミュニケーション能力もあり、自分の意見もハッキリ言えるし、普段は強気なのに、ふとした瞬間に女性らしいギャップを見たり、素直で健康的な、あくまでも自然体なリアクションや、茶目っ気を見せてくれます。

「必要とされる女性」「必要とする女性」では

このように、違いが見えてきます。全てが当てはまるとは言いませんし、相手によって変わる場合もあるかもしれません。

でも、どうせ恋をするなら、お互いが成長し「愛し愛されたい」「幸せ」と言える恋愛がしたいですよね。。

そして、もしかすると、この様な比較は、女性に限らず、男性にも同じことが言えるのかもしれません。

いずれにせよ「愛し愛される」「必要とし必要とされる」恋愛関係って実に奥が深い。。

離婚歴2回の私が言うのも何なんですが..(笑)

恋愛または、結婚当初は、「愛し愛される」「必要とし必要とされる」関係だったはずなのに…いつの日か変わっていく場合もあります。

また、過去の苦い経験で変わる場合もあります。

人の心は、それほど「変わりやすく、移ろいやすい」からでしょうか。。

なので、起こりもしないずっと先の事を憂いて「悲観的」な恋愛をするより、

今、ここにある「相手を好き」という気持ちに、ただ真っすぐに…恋する気持ちを楽しんだ方がいいのかもしれませんね…。

そして、その「好きな人」とのコミュニケーションを、怖がらずに、是非大切にしてほしいと思います。

付き合いが長くなると「このくらい言わなくてもわかってくれるだろう..」と、「相手も自分と同じ」と錯覚を起こし、コミュニケーションが雑になりがちですが、
恋人でも夫婦でも、生まれた環境も育った環境も全く違う「他人」なのですから、コミュニケーションを疎かにする事によって、感情のすれ違いって起きるのかもしれません。

最近、大切な人と、そんな時間が取れていないな…と心当たりのある方は、是非…素敵なクリスマスの夜を過ごしてみてはいかがでしょうか。。(笑)

不機嫌

2015-12-10 02:38:12 | 日記

サラリーマン時代の私は、仕事の量というか...自分の小さな容量がMAXになると
すぐに機嫌が悪くなっていました。容量オーバー状態。。

部下曰く「今日は話しかけない方がいいぞ…機嫌悪い」と思っていたそうです。

会議やミーティングでも、自分の集中力が落ちているにも関わらず
話している相手に対して「何いってんだ?..オメ..」みたいに眉間にシワをよせて...
腕組をし、ヘタするとイライラして机を指で「カツカツ」鳴らす..
見るからに喧嘩ごしというか「超~感じ悪いムカつく」管理職だったと思います。

そんな折、デスクに向かって仕事をしていると、社長から唐突に、こう言われました「君は思いやりがないねぇ…」と

え。。。。何故???と思い「どうして?どんなところがでしょうか?」と取り繕った笑顔で質問すると
「機嫌が悪いことを表に出すと、周りはとてもあなたに気を遣う。という事は相手に対して思いやりがないと僕は思うんだよね。。」と言われ
ショックを受けたと同時に、ハッとした記憶がある。。

よく考えると、その時の感情は、単に自分の思い通りにならないことを「そのくらい言わなくても分かってくれよ。。」
「どうしてわかってくれんないんだ..」という心理が働き、それが態度に出ているという事。こうして「いつも不機嫌な怖い人」のレッテルを張られたのかもしれません。

つまり、自分で感情をコントロールするのではなく、周りをコントロールしようとしていたんですね。。
誰だってそんな思いをしながら仕事をしているのに、自分だけが「あ~忙しい・・疲れた・・」みたいな顔して(笑)

イライラすると煙草が増える。。煙草を吸わないで頑張ってる人は「時間がない、忙しいというわりによく煙草いくよね・・」と思っていたことでしょう。。
そして時間がない、でも煙草吸いたい・・の悪循環に陥り結局のところ、「私は仕事ができない人間なんじゃないか?」と不安になったり…。思いと行動が一致してなかったんです。

こういった自分勝手で利己的な考えで、話しにくい状況を作り出す=「思いやりがない」と教えてもらったと思いました。

今思えば、ものすご~く「高飛車。高圧的。高慢」な女で、且つ幼児的だったんですね。。

それから少しずつ意識して「機嫌悪い=思いやりがない、幼稚」と自分に言い聞かせ
常に口角だけでも上げる習慣と、パソコン操作しながら話を聴く事や、不機嫌な態度を改めるようにしてみました。

そしたら・・・こんな変化が..

縦横の情報共有や報・連・相が密になり、コミュニケーションの時間が増えた
→判断が速くなり効率が上がった→イライラしなくなった


当然の事ですが、誰だってミスの報告等で上司に極端に「嫌顔」されたり「激怒」されるのは嫌だから→報告したくない→最悪ミスを隠す、誤魔化す、延ばす→士気が低下する→モラルが下がる→ミスを隠す事が習慣化する→最悪の場合、会社の存続問題に発展するという場合もある。。
という事です。

当然、仕事には「期限を守る」「成果をあげる」「主体的に仕事をする」「ミスを減らし効率を上げる」部下に育てる等といった「厳しさ」が必要ですが、
「不機嫌な上司・怖い上司・高圧的な上司」でなければならないという事は別問題なのです。仕事の本質や厳しさを教えるのに自分の感情を露わにし、相手を萎縮させる必要はありません。

これはかえって逆効果だと思いましたし、結局のところ、萎縮した部下は「言われた事しかやらない」部下になってしまいます。
最悪の場合、部下からこう見られているのです「自分のスキルのなさを隠すため、うちの上司はすぐ感情的になる」「そのくらい自分で考えろ!って俺の上司はそうやって仕事を丸投げする」とか・・

因みに今でも交流のある、私の昔の部下は、先日こう言ってました「次長は怒ると面倒くさかった。。何故なら黙るから・・」「昔は悔しくて、あのクソ次長!」なんてよく陰で文句言ってました。。と
今だから笑って話せますが(笑)なかなか辛口。。未だに直球で物を言います。。

その後、私は心理学とコーチングを学び、自分のマネジメントスタイルがいかに間違っていたか思い知らされるハメになりました。
そもそも、喜怒哀楽の感情をあまり吐き出さない、自分の感情を押し殺して、いい人に思われようとするという事が「不機嫌な人」を作り出している事が多いのです。
いい人に思われたいのに煙たがれる..気の毒な話です。

不機嫌な人を見ると「触らぬ神に祟りなし」と避けてしまいがちですが
本当は、そのような心理があるんですね。。だから出来るだけ一緒に感情を吐き出してもらうよう共感的に働きかける(かなり忍耐が必要ですが。。)ようにしています。
笑顔で明るくあり続ける事は難しい事ですが、意識してやっていると、なんとなく気持ちも変わってくるものです。

今日も「ご機嫌さん」な人で見られた方が人も集まってきます。

毎日は無理でも「今日一日だけご機嫌さんで過ごそう」と決めてやってみると
周りの変化も自分の変化も感じ取れるかもしれませんね。。


かみ合わない

2015-12-06 22:27:55 | 日記

コミュニケーションの目的は、事実や出来事を伝えたり、意思の疎通を図るものなのですが、性差にみる男女のコミュニケーションの違いについて理解すると、
コミュニケーションによるすれ違いが防げる…とも言います。

例えば

男は理性的に話し
女は感情的に話す

とか

男は結論を知りたい
女はプロセスを話したい

とか…

男性は、ハッキリと自分の意志を明確な言葉で伝えることが大切と考えて、それがコミュニケーションの意味であると考え、基本的に「行間を読む」等という言葉の裏や、背景に隠されている微妙な心理や感情を読み取ることはとても苦手なんですね。

女性は、基本的に話すのが楽しいからたくさんおしゃべりをします。
だから女性が話すのは、問題の解決策を見つけるためではなく、自分の感情を整理し、憂さやストレスを晴らしてすっきりするのが目的だったりもします。

しかし自称「オカマ」な私の場合…
自分の感情をしっかり伝えたいときは「女性」人の話を聴くときは「男性」なんです。
因みに仕事モードの時は男性寄りのオカマ。。
はい。。とても面倒くさくてわがままですよね..(笑)

性差による違いに続き、もう一つ…「思考の違い」
私は以前、コミュニケーションの大半を、経験による「感情」や「感覚」「主観」で話をしていたので、論理的思考の人からすると「何言ってんだコイツ。。??」と思われていましたし、私も論理的思考の人の話を聴いていると、まるで「宇宙人」と話しているかの様でした(笑)

当然の事ながらお互いにイライラするだけで、意思の疎通が図れませんし、ヘタすると論理的思考の人を避けて仕事してみたり。。仕事をする上でかなり支障がありました。
まずい…私も「論理的思考」を身につけなければっ!!と..
そこで「ロジカル・シンキングのノウハウ」なる本を購入し読むことにしたのですが
これまたサッパリ理解できず…

論理的思考。。。物事を筋道立てて、論理的に考える能力。。。
「フレームワーク思考」?「ゼロベース思考」??「ロジック・ツリー」??はぁ???なんじゃそりゃ。。。の世界です。。
基本的に、ロジカル・シンキングのスキルを身につけると、物事を論理的に、
体系立てて考えられるようになるので、かえって全体像が把握しやすくなったり
相手にもわかりやすく伝えられるようになるのですが、当時の私は、その本すら理解できない。。

結果、面倒くさがりな私が選択した方法は、「論理的思考の人の話し方を観察する・・」「とりあえず真似をする」・・という安直な選択でした(笑)
観察してみると、その人が良く使う「フレーズ」が見えてきました。

「結論から言うと…」「つまり…」「何が言いたいかというと..」「例えば..」「要するに..」「何故ならば..」「端的に..」「そもそも・・」「客観的に..」「仮に..」等といったフレーズだった。。

「この人のプレゼンはわかりやすいな..上手いな..説得力あるな・・」と思っていた人も
このフレーズをよく使っていたのです。しかも、聴き手側がキョトん。。としていると
その表情を察して「例えば○○みたいな事です..」と更に分かりやすく伝えていた。

つまり、「相手に合わせたストーリー」が自然と出来ていて「相手に何を期待しているか」が明確になっているのです。

そうすると聴き手側も、納得の「なるほど…」となる訳です。

心理学NLPの中に、「相手の反応が自分のコミュニケーションの成果である」という言葉がありますが、こうゆう事を指しているのだと思います。
その後、「真似」からの訓練(笑)を始め、何となく色んな人とコミュニケーションが円滑にできるようになって、「宇宙人」だと思っていた人の話が、不思議なことに誰よりも分かりやすく感じるようになっていきました。

一方、女性に時々見られるのが「よく喋るわりに、中身がなく・・というか何を言いたいのかわからず、論点がどんどんズレていき、話しても凄く疲れるだけ…とか、
相手の言葉じりをもぎ取って、結局、全部自分の語りや自慢に持っていきく…そんな人は、大げさなくらい「そう!そう!」と相槌を打つものの、結局その「そう!そう!」に続けて、
自分の話が始まる・・・というパターン。。たまに同じ話を何度も繰り返すという人もいる。。

しかし、これが俗に言う女性特有の「おしゃべり」「女子トーク」なるものなのかもしれない。。

こなると、論点がズレる度に、軌道修正しながら話したり聴いたりするので、脳はフル回転。。
しかも、言葉じりをもぎ取る人の心理まで観察するのでクタクタになる場合がある。。(笑)

もはや冷静な判断など不可能になるのです。。

時折、そんな女子トークに、しっかりなじんで話している男性を見かける事しばしばありますが。。(笑)

話は少し逸れますが、最近、男女関係なくよく聞く言葉で「言ってる意味が分からない..」とすぐ言ってしまう人を見かけます。

これは、話が端的すぎたりして本当に分かりにくい場合と、反抗を意味する場合と、分かりたくない..という心理が働いている場合があるかもしれませんが、いずれにせよ、この言葉は感情的になっている時にしばしば出てきたりします。

感情的にこの言葉を発すると相手は「カチ-ン!」と来る場合がほとんど…
相手が女性だったら「もう!いいっ!」とかえって怒らせてしまう場合もあります。

そんな時は「伝え方」を変えてみるのも一つの方法かもしれません。

例えば

「ごめん、もうすこしだけ具体的に話してもらえるかな?」とか
「それって、○○っていう事なのかな?」と質問してみる

等です。

偉そうに語ってる私ですが、もちろん、私も「おしゃべり」も「おばちゃんトーク」もしますし「意味わかんない..」も使います。。
ただし、重要な話や仕事になると、論理的思考よりにスイッチが切り替わるようになりました。

色々話しましたが…こうして、男女の性差や、思考の違いによるコミュニケーションのズレが生じていくのかな…と思うのです。
もっと勉強せねばです。。

しがらみ

2015-12-04 16:31:00 | 日記

人は見かけによらないなぁ…と思った経験は誰でもあると思います。
ブログの中でも折に触れて「第一印象の重要性」とか「ギャップ」とか…つらつらと書いていますが。。
気が付くと私の周りはギャップありすぎ。。な人ばかり。。
しかも、ギャップがある人ほど何故か親密になる。

例えば、
第一印象→「品よく清楚」ほんとは→「オヤジ」とか
第一印象→「キレキレのキャリアウーマン」ほんとは→「天然のボケキャラ」
第一印象→「ツンケンして愛想がない」ほんとは→「超優しい」
第一印象→「ゴツイ..怖そう」ほんとうは→「誰よりも気を使い繊細」

基本こんなタイプの人は好きです。。(笑)

こんな場合もあります

第一印象→「優しそう包容力ありそう」ほんとうは→「冷淡で自分の事以外に関心なし」
第一印象→「にこやかで親切で感じが良い」ほんとうは→「虚栄心の塊」
なんて事もしばしば。。

要するに。。第一印象が良いに越した事はないけど「見た目」と「本質」は意外と違うという事…

私は昔から「感じ悪っ!!」と第一印象が最悪でどちらかというと煙たがれる
人や、見るからに愛想が悪く「できれば絡みたくない感じの人」と何故か仲良くになる確率が高い..15歳からの親友も、喧嘩をきっかけに仲良くなった。

その逆で、男女共通して言えるのが、デリカシーがなく、言葉巧みに取り繕い、本質の声で語らず、にこやかな人、評論家的な人を見ると、どこか「胡散臭い」と思ってしまう。。
いわゆる「生理的に受け付けない」というタイプの人もいる。
こんな人は、土壇場になると、自分を正当化し、しっぽ巻いて逃げるか、人のせいにするタイプかもしれない。。

「巧言(こうげん)令色鮮(すくな)し仁(じん)」
巧みな言葉を用い、表情をとりつくろって、人に気に入られようとする者には、仁の心が欠けている。  -文献より引用-

という論語があるように、本能的にそれを感知しているのかもしれません。
結局のところ、仲良くなる人の共通点は、
常にオープンマインドであり、相手が誰であろうと本音で語る。

裏表なく、真っすぐで、対人関係スキルはやや不器用なので、敵も作るけど、礼儀礼節は弁えて、人の心の痛みが分かる人。自分をしっかり持っている人…
と言える。。良くも悪くも潔く正面からぶつかってくる人が好きなのだ。。
また、自分もそうありたいと思っている。

話は少し変わるが、
私は昔から、友達と言える人は、数ではないと思っていて、心から本音で話せて腹を読まなくても良い人が、ほんの数人いればよいと思っている。だから基本一人になる事が多い。
本質は「つるむ・徒党を組む・群れる・集団行動」が本来とても苦手なのである。。

要は、束縛・結び付き・煩わしい繋がり、切りたくても切れないような、いわゆる「柵(しがらみ)」を作るのを基本的に避けているのかもしれない。
この「柵」というのは意図的にできるものではなく、ほとんどの人は無意識にその中に居るのかもしれない。

逆に、この「柵」がないと常に不安で、そこの「柵」に執着して安心感を得る人だっている。
「承認欲求を満たす?」いや「所属欲求」を満たしているのだろう。。

人間は欲求を満たすために行動しているので、ごく自然な欲求なのですが、度を超すと「失いたくない」「仲間外れにされたくない」と、とにかく人の関わりを生活の中心とし、一緒に何かをすることに常に強い関心を持つという執着にも似た欲求が生じ、本来の自分とは違う別の自分を演じ続けなくてはならない場合もある。そういった「柵」「グループ」や「コミュニティ」への所属欲求は、むしろ束縛と表裏一体となりストレスになる事もある。

私の場合、自由の欲求が高いのか?それとも若い時から、自分の目と耳と心で感じたものしか信じられず、自分の事は自分で決めて行動してきたからでしょうか??
自分の人生の決定権は自分で決めたいという欲求が常にあり、
何でも自分で決めてしまう、後先考えず行動してしまう傾向があります。基本的に、周りから強制されることがとても嫌なのかもしれません。また、職業柄か、自分をリセットするため一人でいる時間を必ず必要とします。

なので、「自分が柵の中にいる」「執着している・されている」と感じたら自分を見失う前に、そこから距離を置く、又は離れるという癖があります。ある意味..防衛本能ですね。。
過去に「柵」によって深く傷ついた経験があるからかもしれませんし、人に流されやすいのかもしれません。

しかし、私の様な考えが決して正解とは言えません。
このような生き方は、誤解を生じる事が多々あり、私自身が意図せず相手を傷つけている場合もあるからです。

結局、何を言いたいかと言うと…

「人間関係構築」というのは、それほど多種多様であり奥が深い….
しかも、悩みの多くはそこから生じる事が多いという事です。
もしも、交友関係や恋愛において自分自身を見失い、そこにまつわる悩みを抱えているならば、人との関わり、距離の取り方、を一度見つめなおしてみるといいかもしれません。