nekomitu日記

ポンコツ日記

約束

2022-05-22 19:12:00 | 日記
先日、私の師でもある前職の社長が会長職となり別の方がCEOに就かれたと大々的に発表された。

色んな想いが交錯して私は一晩中眠れなかった。

時を同じくして、友達からこんな相談があった…

「上司が言ったとこを約束を平気で守らない…一貫性がない。会社もそうだし。信頼できない…」と。
あ…それ誰かも言ってたな。。😳

コレは私のマネジメントの持論というか、前職での経験から得たことだけど、約束を守らない会社や上司がいて自分のワークエンゲージメントがダダ下がりしたら、会社に対するエンゲージメントも下がり
生産性は下がる一方、売上も勿論下がる。で…退職率だけが上がる。笑

そして
約束を守らない会社で働き続けると、使い物にならないビジネスパーソンへと成り下ってしまい、他では使い物にならない社外価値の低い人材になる。

つまり…高く売れなくなるのです😨

約束を守らない会社というのは、約束を守らない経営者、約束を守らない上司、部下で成り立っていて、そのため、あらゆる局面で約束を守らないということが当たり前行われています。⬅️これコンサル時代にも経験済み。

そして、面倒なことは避けて通る。臭いものには蓋をする⬅️ことなかれ主義なのか?或いは嫌われたくないのか?

これぞまさに『企業体質』そのものです。その起源はもちろん経営者にあります。

経営者が約束を守らない人であれば、それは経営者の側近、そして管理職、最後は末端社員までそれがウイルスのように浸透していきます

約束や会議の時間も守らない、納期も期限も守らない、というか、納期や期限をはなから決めない…決めきれない。

決められたことを守らない。
全てに企業体質として現れます。

そして、それに会社全員が慣れてしまっています

『多少くらい納期を遅れてもいいだろう』

『約束したことを実行しなくてもいいだろう』

『目標達成しなくても給与が下がるわけでもないしー』

こうした空気が社内に蔓延し、
「やりがいはないけど、とりあえず給与さえもらえればいいや…」という社員が増えて、都合が悪くなると一気に退職する。エンゲージメントなんて絵に描いた餅。

こういった企業体質のなかで、仕事をし続けるとどうなるか。
結果は言うまでもありません。

会社と従業員の間にも
上司と部下の間にも信頼関係なんて到底築けるわけがありません。

私が前職の代表から徹底して言われたこと…

それは「人として正しく」そしてもう一つが「有言実行」そして「感謝」

人にも会社にも誠実さは絶対必要なんです。

有言実行…
言ったことはやろう…約束守ろう…
もしも、やれなかった時は潔く謝ろう。労を労おうです。

私の著書でも触れたように
前職の社長は、約束を守る有言実行の人でしたし、人としての正しさで経営判断をされてきた人でした。

社長であっても潔く「ごめん!」とか「ありがとう」「間違った!笑」を言ってくださったり、折に触れて目線を合わせて労い、笑い、励まして下さいました。勿論
仕事では吐くほど厳しかったですけど…

社内での5分前行動は当たり前。
時間=命と教えられました。
人の寿命は決まっていて
その大切な時間を相手から貰っていると思えば、時間や約束を守るのは当然のことだと。

私は、収入に応じた価値を会社に提供しているのか?これは仕事ではなく作業なんじゃないか?私が折に触れて自問自答することは前職から習慣になっています。

そうして、創業当初から私のワークエンゲージメントは、
常に高く維持していたし…会社に対するエンゲージメントも人一倍高かった。

だからこそ、ダメダメだった私が
20年近く勤められたのだと思います。

そして、かれこれ20年位の付き合いになる前職の部下が
ふと先日言った言葉…

「友達や仲間って仕事を通じて繋がった人じゃないと僕は無理だ…」と。

今更ながら腑に落ちる言葉。今でも交流は続いている…戦友だ。

それくらい、私たちは
お互いぶつかったり議論したり、励ましあったり…一緒に泣いたりしたんです。



今やビジネス用語で頻繁に出てくる
「自走する社員」
これは、ワークエンゲージメントと
会社に対するエンゲージメントが維持されている場合、自律的に主体的に動く。
つまり「自走する社員」となるわけだ。
私の持論を裏付けたいので
ググってみたら…

以下のように出てくる。

ワーク・エンゲージメント(Work engagement)とは、仕事に対してのポジティブで充実した心理状態のこと。働くことへのモチベーションには、認知的、感情的、身体的関与の3要素が存在している。シャウフェリらは「ワーク・エンゲージメントは、仕事に関連するポジティブで充実した心理状態であり、活力、熱意、没頭によって特徴づけられる。そのエンゲージメントは、特定の対象、出来事、個人、行動などに向けられた一時的な状態ではなく、仕事に向けられた持続的かつ全般的な感情と認知である」と定義している←ちと、小難しい

また、エンゲージメントとは、 社員ひとりひとりが企業の掲げる「戦略・目標」を適切に判断し、自発的に自分の力を発揮する貢献意欲のことです。従業員の会社に対する愛情や思い入れを指す言葉であり、「個人」と「組織」が対等で、ともに成長できるという関係性を指します。

エンゲージメントの構成要素

①貢献感

1つ目は、「貢献感」で、従業員が組織に貢献できていると感じるかどうかです。

②適合感 

2つ目は、「適合感」で、組織のカルチャーに自分がフィットしていると感じるかどうかです。

③仲間意識

3つ目は、「仲間意識」で、メンバーと協調性を持って仕事ができているかどうかです。従業員は、これらの要素を満たしてくれると感じると、組織に対し高いエンゲージメントを持つようになります。

とあった。全くその通りだ。

しかしながら…

この仲間意識。一つ解釈を間違えると大変。

自分たちさえ良ければ集団になる。

最近、仕事上

とても釈然としないことが続いたので

「コレって私がおかしいのかな?」と思ってしまった。

だけど、仕事の原理原則って変わらないものだと私はおもっている。








最新の画像もっと見る

コメントを投稿