nekomitu日記

ポンコツ日記

男らしさって?

2015-12-24 00:53:11 | 日記

先日、「真の男」を目指すなら、これだけは守れ!男の掟10カ条
http://www.lifehacker.jp/2014/11/141129real_men.html
なる記事を目にした。。項目は以下。。

1. 友達には誠実であれ
2. 謝り方を知れ
3. 時間は守れ
4. "いい人"という名の負け犬になるな
5. 負け犬を"いい人"と呼ぶな
6. 独りになる術を知るべし
7. 心を鎮めるべし
8. 繊細すぎてはいけない
9. 女との話し方を知れ
10. 自分で対処すべし


と….詳細を読むとなるほど納得の内容だった。。

最近、友人との会話でもよく出てくる「本当の男らしさって何だろう?」
という話題。。少し掘り下げてみようと思う

その前に、私が大切にしている事で、「筋を通す」「良くも悪くも潔く」ということがある。。
ヤンキーの名残か??と言われることもあるが、そこは敢えて触れないでおく・・

さて、「筋を通す」とは….道理にかなうようにする。物事の首尾を一貫させる。とある。。

「潔い」人の特徴として以下文献から抜粋

1.自分に非がある時はすぐに謝罪することができる
2.言い訳をしない
3.八方美人な態度は決して取らない
4.他人から嫌われることを恐れていない
5.決断力があり、1度下した決断を簡単には変えない
6.自分に自信を持っている
7.自分が間違っていたら、さっと引くこともできる


このように「筋を通す」「潔い」とは「勇気」がなければできない行為かもしれない。

そして、この二つの事は、男女問わず人間の「本質」といして問われる部分かもしれないし、
私自身、自分を戒めるため、特に大切にしている事でもある。「誠実」「ブレない」という事にも繋がってくるだろう。

話は逸れるが、私は昔から、ブランド品・貴金属・高級車・海外旅行・リゾート施設・アミューズメント施設・ゲーム・温泉・等、全くと言ってよいほど興味がない・・

どこに行きたい?「別にない」何が欲しい?「別にない」と言う..何とも面白味のない女である。
それよりも時間に拘束されず、揚げたてのコロッケを歩きながら食べる・・晴れた日の公園でセブンのコーヒー片手に煙草を一服..休日の二度寝..といった事に至福の喜びを感じる(笑)

ブランドや高級品一流の物を身に着ける。海外旅行に行き視野を広げる。一流の人と付き合う・・
ある意味それも経済的に自立した大人のステイタスかもしれないし、そうゆう男性を好む女性がいる事も確かだ。

要は、その人が何に「価値」を置くかという事。

「物質的豊かさ」「交友関係の広さ」「心の豊かさ」「社会的地位」など
人それぞれだろう。

人それぞれ、何に価値を置くかが違うので、何が正しいとは言えないが、
心の豊かさに価値を置く女性は、物質的豊かさや、交友関係の広さ自分のステイタス華やかさ、楽しさに価値を置く男性、饒舌な男性を見ると「あぁ…残念….」と思ってしまう。。

心の豊かさに価値を置く女性は、男女を問わず「精神的に自立し、自分の内面と向き合い、内省し、言動潔く、足るを知り、慎ましく、謙虚であり、感謝できる」人に魅力を感じるだろう。

余談だが、「ロレックスや高級車を買っても他人に話したり、高級車で取引先へ行ったりするなよ。「もっと、俺にかまってくれ、俺すげーだろ?」と言っているようなものだ。賢い奴は燃費の良い車に乗るんだ。海外で社長がベンツに乗るのは費用対効果が高いからだ。」~文献より抜粋~

という言葉を見た事がある。思わず苦笑した。。

偉そうな事言っても、私自身、若い時は、おしゃれでカッコいい男性・カッコいい車・交友関係・に無意識に価値を置いて、それを「好き」と錯覚して恋愛をしていた事もあったかもいれない。
若気の至りというものだ。。

しかし…この年齢になると、男女を問わず「そんな事」はどうでもよくなる。。
大切な事は、その人の生き方「自分がどうありたいか?」「何をもって豊かさを感じるか?」という事である。年齢を重ねると無駄な感情がそぎ落とされて、本質的な所に目が向くんですね。。そして、男性も女性も、生き方が「顔」や「雰囲気」に自然と出てくるものです。。というか見えてしまいます。

しかし、私が知る限りでたった一人、この全てを持っていて「男らしい」「気高い生き方」と思える男性が一人だけいる・・「白洲次郎」という実業家だ。。
プリンシプルがあるということは、日本語でいう「筋を通す」に近い。白州次郎が、
「日本一かっこいい男」と言われる所以は、生涯筋を通し続けたからであろう。葬式無用 戒名不用」という簡単な遺言を残し、何の未練ももたず風のように消えていった。」
~文献より抜粋~


とあるように、彼の戦う生き様には、日本男性の誇りと、潔さ、品格すら感じる。

彼の残した名言に
「今の日本の若い人に、一番足りないのは勇気だ。「そういう事を言ったら損する」って事ばかり考えている。」
という言葉が指すように、「勇気」という根っこが、白洲次郎という男性を
支えてきたのだろう。彼のエピソードを知れば知るほど、無条件にカッコいいのである。。

さて、そこで…少し耳が痛い話になるかもしれないが、

たまに、「男らしさ」=「破天荒」「自由奔放」「偉そうにする」「怖そうにする」「怒鳴る」「威圧する」「不愛想にする」「謝らない」「横柄な態度」「虚勢を張る」等、勘違いしている男性を見かけるが、大いなる勘違いだと声を大にして言いたい。。

このような男性を、賢い女性はこう見ている「弱い犬ほど吠えたがる」「ブレブレで自信がないのね」「自分は弱虫で気が小さいし臆病けど、女に舐められたくないんです..馬鹿にされるのは嫌なんです」と、見えているのです。だけど賢い女性は、その事を気づかないふりをして男性の自尊心を傷つけるような事はしません。

そうです。結局のところ女性は分かっているので、ヘタすると舐められるどころか「何と哀れな男だろう..」と蔑まれることだってあるのです。
人間の本質は、土壇場=窮地に立たされた時や、自分が辛い時、ショックな時、自分に都合が悪いことを言われ「ムッ」とした時、無意識に言動に出てしまいます。
そして、そんな時ほど女性は男性を冷静に見ているものです。怖いですね。。(笑)

で…敢えて「男らしさ」というものを「定義」するならば(あくまでも主観ですが)

●いざという時、まず相手を思いやる事が出来る
●土壇場で、言い訳をしたり、自分を守る事より、相手を守ってあげられる
●弱者を守れる
●言動が一致していて、約束を守る事が出来る
●即断即決できる
●自己犠牲の精神がある
●全ての行動に覚悟と責任を持てる
●言動が潔い
●決断力・判断力に優れている
●全ての事象は、自分の判断の結果であると自己責任としてとらえる事ができる
●自分をしっかり持っているので、ブレない安定感や余裕がある。
●人や環境に依存しない
●有言実行・不言実行する行動力と強い意志
●周りの評価に一喜一憂しない
●評価や経験をひけらかさない
●見て見ないふりをしない。事なかれ主義をよしとしない
●自分の弱さを自覚している


こんな感じでしょうか….

このように、女が求めている男らしさと、男が考えている男らしさとではギャップがあるのかもしれません。

しかしながら、完璧な人間なんていません。。大切な事は、自分がどうありたいか?どうゆう生き方をしたいと思っているか?だと
思います。

次回は、自分を振り返る意味でも「本当の女らしさ」について
掘り下げてみたいと思います。一番耳が痛いところかもしれません(笑)