nekomitu日記

ポンコツ日記

医療用麻薬と副作用

2021-08-29 14:25:00 | 日記

13日アービタックス抗がん治療後…
14日何だか重だるい…しんどい。
結局ずっと横になっていた😩

15日から全身痛みが出だした。
膝が🦵「かくんっ」て抜ける感じで上手く立てない。線維筋痛症でたかな?リウマチ?

変な感じ…
寒気ゾクゾク…😨
また、あの嫌な感じだ…

そんなこんなで何とか昼間をやり過ごした。

夜になると首、手首、指、鎖骨
意外に、下肢が凄く痛い…😵😵
初めて感じる痛みだった。

寝ていると左脚の脛あたりがもぎ取られるような…

骨を切られるような痛みが走る…

なんだコレ…

熱は38度🥵

痛み止め飲むが全く効かず…
どんどん痛みが増幅してくる。

いたたまれず
16日朝方タクシーを呼び、
這うように車に乗りこみ救急へ🚕

到着した頃は、受付に座り込むほど痛みと熱で動けなくなっていた。

直ぐ救急の処置室のベットへ運ばれ
例によって検査の嵐…😩

合間のトイレすら介助がないと行けない…

•造影剤CT
•細菌感染の血液検査
•胸部レントゲン
•両脚エコー検査
•腹部エコー検査
•痛み止めの点滴

一旦は「菌血症」の診断で抗生剤点滴開始
即入院となった。

が…

16日の夜

少し落ち着いていた左脚の痛みが
急激に痛くなり出し

痛み止め飲むも全く効かず…

足がちぎれる程の痛みがどんどん強くなるが処置が何もしてもらえず…

ひたすら涙を堪えていたが
堪えられず子供みたいに泣き叫んだ…😭😭

そのまま1時間ほど放置され…
看護師さんもオロオロ…
後で聞いたが
下手に強い薬が出せない状態だったらしい…😵

結局
座薬を2回と鎮静剤る?睡眠薬で
泣きながら眠っていた。気がつくと明け方で痛みが少し和らいでいた。

「いったい…何なんだ…」

痛みには慣れていて比較的強い方だが、あんな耐えられない激痛は初めてだった。

結局、翌日の昼ごろ
リウマチ科の主治医が来て

「医療用の麻薬を使います…」と
普通の鎮痛剤では効かないので…

•医療麻薬を2種類
•ステロイド15mg
•リウマチ専用のケアラム
•セレコックスという鎮痛剤






痛み止めだけで4種類飲用開始。
それと吐き気止め

飲用開始してからは
「あの激痛」は襲って来なくなり
全身の疼痛も徐々に和らいでいった。凄い効き目だ😨

ちょっと待って…

医療麻薬の説明に来た薬剤師から渡された冊子には

「癌の疼痛用」みたいに書かれている…





「え??線維筋痛症じゃなくてリウマチじゃなくて癌の痛みなの??😨😨😨」怖くなった…

結局のところ、熱も痛みも
新薬に変えた抗がん剤、分子標的薬の副作用であろう…と結論。

なので当分の間
この医療麻薬と大量の薬を飲みながら痛みをコントロールしながら
抗がん治療になるそうだ…。

どこか少し釈然としないが医師を信じるしかない…。




8月27日
アービタックス点滴治療が無事できた。
ビラフトビ
メクトビ
の飲用も始まった。

主治医は
「身体の痛みをコントロールしながら
この新薬治療を続けて何か調子が悪くなったらまた薬をコントロールしましょう…

田崎さんの場合、癌とリウマチ、線維筋痛症が複雑に絡み合ってるから
リウマチ科の先生とも頭抱えて話し合ったんですが…今はこのやり方で様子を見ながらやっていくしかないですね…」


要するに
様子見ながらなんかあったら対処するってことだ。スリリングやなー

でもでも…身体の痛みを医療麻薬でコントロール始めてから
「あ…普通の感じってコレだな」とわかった

抗がん治療始めてからというもの
「調子がいい!」「どこも痛くない!」
なんともない…って日がなくて
むしろ、それが普通の状態だったから

調子どお?って聞かれるとボチボチ…としか言いようがなかった。

この治療になってまだ2週間目だけど
身体が痛くないと
こんなに色々できるんだって改めて思った
家事がボチボチできるし…
料理もできる…
洗濯干したり…

コレまではサポートがないとできなかったことができる…。薬で麻痺させているとはいえ…幸せを感じる

しかしながら…
私の身体は
医療麻薬、ステロイド、抗がん剤…
これらで生かされているんだよな
きっと火葬したら骨なんて残らないんだろな…

ま.いいか!考えまい。
調子に乗って家事をしてたら

例の左足が痺れたような痛みが走って
ドキドキする事もあるけど今のところ大丈夫!

この「普通」の体調を楽しもう!







腫瘍熱と新薬

2021-08-29 13:52:00 | 日記
6月24日からずっと発熱🥵というより
それより前から熱は出ていた。

途中救急に行くも熱が下がったら帰る…また熱が出る。の繰り返し…

30日自宅でパチパチ仕事していたら

急に身体が冷たくなり
何かおかしい…
そのうち
身体がガタガタ震えだした…
息が苦しい
熱は
39度5分…
流石に怖くなって娘に救急に連れて行ってもらった。

レントゲンの結果肺に影がある…
別室に移され

去年の4月に続き
人生2度目のPCR検査…

今回は鼻に長い綿棒グリグリだけじゃなく、鼻から気道までチューブを入れられ痰を採取された。コレが苦しくて
本当に辛かった

そのあとCT検査、血液検査、尿検査
の結果

コロナウイルスは陰性

しかし熱は下がらず
血中の酸素濃度が安定せず
そのまま入院となった。

それから毎日
39度5分以上の熱が毎日出る朝か夜に必ず出る

苦しいキツい…熱が下がるまでひたすらベットの中で耐えた。


普通の解熱剤では効かなくて腫瘍熱に効くとされているナイキサンという薬を一錠飲んでいたがコレも効かず。

ナイキサンを一日二錠✖️3回でやっと熱は抑えることが出来た。入院8日目の事だ。

入院11日目
主治医から「今後の抗がん治療の事で娘さん同席で話しましょう」と言われ…

余命宣告受けた時の事がフラッシュバックし娘も私もネガティブな状態を予感した。

入院12日目
主治医との面談

主治医>2回目の手術から2年
IRIS+BV療法で幸い効果があって数値も下がったが

しかしここ数ヶ月腫瘍マーカーの数値が
気持ち悪い上がり方をしていて

尚且つ
腫瘍熱や薬剤性肺炎などの副作用も出てきているので
これ以上この抗がん剤での治療をやってもあまり意味がない…

なので去年の冬に話した
BRAF遺伝子変異の新薬を使ってみようと思いますがどうしますか?


書きながら説明を受けた。
私は迷わず
今度の治療から変えてください…と言った。


治療の同意書を娘と書いた。
私の癌は完治しない癌なので
抗がん剤で抑えて延命する方法以外ない。

どれだけ生きられるかは抗がん剤との相性にかかっている。

これまでは2週間に一回のアバスチンとイリノテカン点滴で2週間のS1飲用2週間休薬だったが

新薬は
毎週一回のアービタックスの点滴と
2種類の抗がん剤を毎日飲用となる

そのあと、新薬の副作用を聞いた。
今までの抗がん剤と全く違う副作用…








無力症とか…なんだ???どんな風に出るんだろ…

主治医はとにかく副作用として
皮膚疾患と眼の疾患を強く伝えられた。
覚悟しなきゃな…

一昨日1回目の治療を受けた
飲む抗がん剤2種類を飲み始めた。


とにかく一回量が多い…でもなんとか頑張って飲む!

今のところ軽い吐き気と倦怠感眠気
足の痺れがある。なので週末は横になっている。

先日、化学療法センターの看護師さんから言われたこと…

今年に入って
1回目に田崎さんを見た時は、酷い帯状疱疹と肺炎だった。2回目は酷い喘息
3回目は転倒で全身アザだらけで骨折していた。そして今度は腫瘍熱と肺炎…

本当に次から次に…キツイですね…もう見てる私もなんと声かけた良いか…と思ってました…と声をかけてくれた。

本当に…
今年に入って何度救急に行って
検査して入院したか…

病院や救急が別荘みたいになっていた。

今まで体験した事がない事ばかり…
生きるって戦いなんだと思った。

だから負けたくない!