nekomitu日記

ポンコツ日記

かみ合わない

2015-12-06 22:27:55 | 日記

コミュニケーションの目的は、事実や出来事を伝えたり、意思の疎通を図るものなのですが、性差にみる男女のコミュニケーションの違いについて理解すると、
コミュニケーションによるすれ違いが防げる…とも言います。

例えば

男は理性的に話し
女は感情的に話す

とか

男は結論を知りたい
女はプロセスを話したい

とか…

男性は、ハッキリと自分の意志を明確な言葉で伝えることが大切と考えて、それがコミュニケーションの意味であると考え、基本的に「行間を読む」等という言葉の裏や、背景に隠されている微妙な心理や感情を読み取ることはとても苦手なんですね。

女性は、基本的に話すのが楽しいからたくさんおしゃべりをします。
だから女性が話すのは、問題の解決策を見つけるためではなく、自分の感情を整理し、憂さやストレスを晴らしてすっきりするのが目的だったりもします。

しかし自称「オカマ」な私の場合…
自分の感情をしっかり伝えたいときは「女性」人の話を聴くときは「男性」なんです。
因みに仕事モードの時は男性寄りのオカマ。。
はい。。とても面倒くさくてわがままですよね..(笑)

性差による違いに続き、もう一つ…「思考の違い」
私は以前、コミュニケーションの大半を、経験による「感情」や「感覚」「主観」で話をしていたので、論理的思考の人からすると「何言ってんだコイツ。。??」と思われていましたし、私も論理的思考の人の話を聴いていると、まるで「宇宙人」と話しているかの様でした(笑)

当然の事ながらお互いにイライラするだけで、意思の疎通が図れませんし、ヘタすると論理的思考の人を避けて仕事してみたり。。仕事をする上でかなり支障がありました。
まずい…私も「論理的思考」を身につけなければっ!!と..
そこで「ロジカル・シンキングのノウハウ」なる本を購入し読むことにしたのですが
これまたサッパリ理解できず…

論理的思考。。。物事を筋道立てて、論理的に考える能力。。。
「フレームワーク思考」?「ゼロベース思考」??「ロジック・ツリー」??はぁ???なんじゃそりゃ。。。の世界です。。
基本的に、ロジカル・シンキングのスキルを身につけると、物事を論理的に、
体系立てて考えられるようになるので、かえって全体像が把握しやすくなったり
相手にもわかりやすく伝えられるようになるのですが、当時の私は、その本すら理解できない。。

結果、面倒くさがりな私が選択した方法は、「論理的思考の人の話し方を観察する・・」「とりあえず真似をする」・・という安直な選択でした(笑)
観察してみると、その人が良く使う「フレーズ」が見えてきました。

「結論から言うと…」「つまり…」「何が言いたいかというと..」「例えば..」「要するに..」「何故ならば..」「端的に..」「そもそも・・」「客観的に..」「仮に..」等といったフレーズだった。。

「この人のプレゼンはわかりやすいな..上手いな..説得力あるな・・」と思っていた人も
このフレーズをよく使っていたのです。しかも、聴き手側がキョトん。。としていると
その表情を察して「例えば○○みたいな事です..」と更に分かりやすく伝えていた。

つまり、「相手に合わせたストーリー」が自然と出来ていて「相手に何を期待しているか」が明確になっているのです。

そうすると聴き手側も、納得の「なるほど…」となる訳です。

心理学NLPの中に、「相手の反応が自分のコミュニケーションの成果である」という言葉がありますが、こうゆう事を指しているのだと思います。
その後、「真似」からの訓練(笑)を始め、何となく色んな人とコミュニケーションが円滑にできるようになって、「宇宙人」だと思っていた人の話が、不思議なことに誰よりも分かりやすく感じるようになっていきました。

一方、女性に時々見られるのが「よく喋るわりに、中身がなく・・というか何を言いたいのかわからず、論点がどんどんズレていき、話しても凄く疲れるだけ…とか、
相手の言葉じりをもぎ取って、結局、全部自分の語りや自慢に持っていきく…そんな人は、大げさなくらい「そう!そう!」と相槌を打つものの、結局その「そう!そう!」に続けて、
自分の話が始まる・・・というパターン。。たまに同じ話を何度も繰り返すという人もいる。。

しかし、これが俗に言う女性特有の「おしゃべり」「女子トーク」なるものなのかもしれない。。

こなると、論点がズレる度に、軌道修正しながら話したり聴いたりするので、脳はフル回転。。
しかも、言葉じりをもぎ取る人の心理まで観察するのでクタクタになる場合がある。。(笑)

もはや冷静な判断など不可能になるのです。。

時折、そんな女子トークに、しっかりなじんで話している男性を見かける事しばしばありますが。。(笑)

話は少し逸れますが、最近、男女関係なくよく聞く言葉で「言ってる意味が分からない..」とすぐ言ってしまう人を見かけます。

これは、話が端的すぎたりして本当に分かりにくい場合と、反抗を意味する場合と、分かりたくない..という心理が働いている場合があるかもしれませんが、いずれにせよ、この言葉は感情的になっている時にしばしば出てきたりします。

感情的にこの言葉を発すると相手は「カチ-ン!」と来る場合がほとんど…
相手が女性だったら「もう!いいっ!」とかえって怒らせてしまう場合もあります。

そんな時は「伝え方」を変えてみるのも一つの方法かもしれません。

例えば

「ごめん、もうすこしだけ具体的に話してもらえるかな?」とか
「それって、○○っていう事なのかな?」と質問してみる

等です。

偉そうに語ってる私ですが、もちろん、私も「おしゃべり」も「おばちゃんトーク」もしますし「意味わかんない..」も使います。。
ただし、重要な話や仕事になると、論理的思考よりにスイッチが切り替わるようになりました。

色々話しましたが…こうして、男女の性差や、思考の違いによるコミュニケーションのズレが生じていくのかな…と思うのです。
もっと勉強せねばです。。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
子供もプロセスから話し出す (名無し)
2015-12-07 22:33:18
子供に報連相の訓練をたまにします

プロセスからダラダラ話始めると、
結論から~、要は?と結論から話を始める練習をしますが、結論から話をさせると、すぐ終わって、「え?それだけなんだけど。。。」となります。
子供なりにコミュニケーションを取りたい、話を聞いて欲しい、迷ってるから相談したがっている。
そんなことは、わかりますが、プロセスをダラダラ始めると、


「ちょっとまて、
○○のことで、話があるので、ちょっと時間いいですか?」と言わせて、はい!どうぞ。から始めさせます。

すると、またダラダラ。
話にくい内容、頼みごとの中身が大きいほどプロセスをダラダラと話します。

30秒位、我慢して
「要は?」→結論を先に話させるため
「なんで?」→経緯を聞かれてから話させるため
「どうしたい?」→自分の意思を話させるため
「その為には?」→準備するのや、時間や期限、条件を話させるため。または、事前に調べて把握させとく為。
これに答えれない場合は、頭を整理するか、調べてから、出直しなさい。となります

てな、感じで誘導してあげることを、ずっとしていると、少しづつですが、自然と、筋道ある報連相ができるようになってきました。
きっと自分なりに私に話す前に、頭の中で、まとめているのでしょう。。。

あーもう、面倒くさい。と言われれば、その、程度なら相談するな。で終わりです。
でも、必ず、また相談しにきます。(笑)
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名無しさんへ (nekomitu)
2015-12-08 01:38:24
コメントありがとうございます(^-^)
いゃあ~しかし凄い英才教育ですね…
実は、私も以前娘とそんなやり取りやってました…
すると途中で「もういいっ!」てキレられたりして(笑)ついつい癖でやってしまうんですよね…
女の子は聞いてあげなきゃとわかってたんですが…

それと、話に落ちがないと「なんじゃそれ!」
って落ちを求めたり…(笑)

にしても、名無しさんのきっと子供さんは社会に出たら「報連相」苦労しなくてすみますね…♪(^-^)将来楽しみ…♪
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