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ピタゴラ「不思議」スイッチ

ヘタレ霊能者朋(tomo)の幼い頃からの心霊体験話をここで載せています。

夢の話  「燻し室」

2006-12-29 18:15:56 | 夢(予知夢、時間軸、幽体離脱、異次元)
こんばんは。

今回はあまり気持ちのいい話ではないです。
ゲテモノ表現が嫌な人はスルーしてください。



それはティーンエイジに見た夢です。
あまりに衝撃的で、事実を確認しました。
そんな17歳くらいで、私は何の本を読んでこんな夢を見たんでしょうか。
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私は、路上で歩いているところを、知らない集団に捕まりある一室に閉じ込められることになりました。
やっぱり捕まったかって思いました。

その部屋はまるで学校の図書室のようでした。
至るところに本棚があり、色々な人が本を読みながら、部屋に幾つか突き出ているホースの先に体を当てているのです。そのホースからは、煙が出ていました。聞くと、サクラのチップの煙なんだと言われました。

「ここに体を当てるの?」

と、恐る恐る聞くと、一人のホースの先を体に当てながら本を読んでいる人が答えました。

「そうだ。燻さなくちゃ、まずいまんまだ。」

「え?まずいまま?」

「そうだ。燻して、何日か後には、食卓に上がるんだ」

「・・・・・・食卓って・・・食卓・・私、食べられちゃうの?」

「うん、そうだ。」

「どうして・・・どうして。」


がっくり来ている私の脳裏を昔の夢が蘇りました。それは、3日間続けて、人食いに追いかけられる夢でした。小学3年生のときに見た夢です。人食いは、何人かの黒尽くめの服装で、サングラスをかけています。

「あれかぁ・・・・本当だったんだ・・で、あれに捕まったのか。」

どうしよう。私食べられちゃう。本なんか何でみんなここでのんびり読んでいるの?
ねぇ、殺されて食卓に上がるなんて・・・。

その時、とても見知った人を見かけました。



父でした。

「お父さん、お父さんも捕まったの?」
「そうだ。もうじき食されるかもしれない。だが、いい事を考えた。」
「何?」
「心の準備が出来るまで、あまりこのホースから出る煙を当てないんだ。いいか、ここには本がたくさんある。だから、ここの本を読んで、心を落ち着けて、もういいと思うまで、煙には当たるな。」
「お父さん、何読むの?」
「俺か、俺はゲーテだ。ゲーテを久々に読もうと思う、いいな。心の準備が出来るまで煙にあたるな。良く燻されれば、それだけ早いんだ。サクラのチップは早いぞ。」
「うん。仕方ないんだね」


外は晴れの空。でも外にはもう出れない。私、捕まったの。結局捕まった。あの時、いなくなった子がいた。そう、毎日遊んでたのに、捕まっていなくなった子がいたっけ。あの子もこうなっちゃったんだー。

私が、ウェールズの火星のプリンセスを手に取ろうとすると、外から声がしました。

「この間さぁ、10才くらいの男の子が捕まったのを覚えているか」
「あぁ、覚えているよ。ロクに燻しもしないで、上がった奴な。」
「うん。殺される時に、そりゃぁもうガタガタ震えて、ガタガタ震えて、あたんねぇんだよ」
「仕方ないな。心の準備だってできねぇだろう」
「それが殺すのはピストルでなくちゃいけねぇんだ。」
「なんでなんだ?」
「そうでなくちゃ、死ぬのが長引いて肉がまずくなっちまう。薬もなしだ。肉の味が変わる。」
「で、ピストルか。」
「あぁ、程よい血抜きと、程よい時間で死んでくれる。これでなくちゃいけねぇ」
「絞めてもだめか。」
「まぁ小僧の肉だから、煮ればやわらかいかもれないが、XX大臣の思し召しで特上の仔共の肉を出してご馳走したかった人がいたらしい。」
「ほほう、XX大臣が自ら・・・」
「だけどさ、すぐはだめなんだ。死んだばかりの人間の肉なんて臭くて食えない。だから血を抜いてよく燻して食べるか、何週間か置かなくちゃなんねぇ。」
「・・・・おう」
「10日後の大臣の食卓にあがるんだってさ」
「早いな」
「まぁ、心の準備はしてねぇが、今から良く煮込むらしい。」
「仔共の肉は煮込み料理がうまいって言うしな」



・・・・・・私は真っ青になりました。
どうしよう、どうしよう。私、燻すのゆっくりにしなくちゃ。

そうすると、外から私に声がかかりました。

「おい、そこのお前。ホースの煙に良く当たれ。さっきから見てるが、全然当たっていないぞ」

う・・・・もう私だめかも。
そう思うと、今までのことが走馬灯のごとく蘇ってきました。楽しかったな。お父さんはもう心の準備をできたのかな。お母さんは捕まらないといいな。XXも捕まらないといいな。お母さん、逃げてね。私はつかまちゃったけど。

少しだけ体を煙に当てて、また本棚のところで本を読む振りをした私。これが夢ならいいのに、夢ならって手に爪を食い込ませました。

でも・・・私やっぱり燻し室の中。

あ・・・お父さんいなくなっちゃった。行っちゃったんだ。次は私なのかな。もうあきらめて本でも読もうかな。


そう思って本を3冊読んで・・・・煙に当たって・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・


目が覚めました。
すごくドキドキしました。父を探しましたが父も寝てました。
10歳の男の子の殺される風景画を思い出し、またドキドキ。言っていることを思い出してまたドキドキ。ちなみに、この会話は、25年以上たっても、リアルに全句覚えてました。


これって、牛の風景?牛が死ぬ時ってこんな感じ?
それとも、本当のこと?何で小学校から見ている夢と関係有るんだろう。
そういえば、DDちゃん、いなくなってたの、なんで気づかなかったんだろう。あんなに毎日遊んでたのに、あの夢からいなかったっけ。

・・・・ってDDちゃん、どこの子だっけ。なんで毎日遊べたのかなぁ。団地の子?違う、どこの子だっけ?・・・・・・・なんで、あの頃普通に遊べたんだろう、何組さんだっけ。社宅の子でもないし。

なんで?なんで私、こんなに忘れているんだろう。
それに、人間の肉って臭くて食えないんだ・・・知らなかった。食べられなくて本当に良かった。




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不思議な話ですよね。
摩訶不思議に入れようかと思いましたが、いつか、カテゴリわけするときに入れるかもしれません。でも、実体験ではないのでね。夢ですので。


ではこの話はこの辺でよろしくお願いします。

tomo

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