群馬で闘う!「伝説」社長のブログ

『伝説』グループ社長、根木寛正の日々の雑談です。

「みんなのたあ坊」からの手紙

2006年06月05日 | 家族の出来事
商談中の自分の所へ家から電話が…。
その場では出なかったのだが、特に何かない限りほとんど電話がかかってくることはないので、気になって商談後すぐに電話をすると、だいすけ(6歳)が「ピューロから手紙が来たんだよ…」と興奮気味に話していた。

先月ピューロランドへ行った時に、子供たちがそれぞれの好きなキャラクターへ手紙を書いて持って行った。その返事が子供たちに届いたのだ。

そのみは「シナモン」と「クリリン」と「プリン」。
しゅんすけは「プリン」。
だいすけは「けろっぴ」と「たあ坊」。

だいすけの好きなキャラクターは、昔からのキャラクターなのが微笑ましい。

自分は十数年前、このピューロランドでキャラクタークルーをしていた訳だが、ウチの奥さんはゲストからもらった手紙にお返事を書く「お手紙係」もしていた。
そういうこともあって、子供たちにキャラクターに手紙を書くことをすすめている。

そして、子供たちもキャラクターからお返事をもらうと興奮するくらいに嬉しいみたい…。

この「お手紙係」は、キャラクターの性格や趣味、特徴を頭に入れて、そのキャラクターになりきって手紙を書く。
「お手紙係」になるための講習や、試験がある。

だから、「お手紙係」ではなくキャラクター本人なのだ。


…十数年前、自分がこのピューロランドの仕事を去る日、手紙をもらった。

この時、仕事を去ってくメンバーを送る会で「お手紙係」が一人一人へ手紙を書いてくれたのだ。
去っていくメンバーそれぞれに関係が深かったキャラクターからの手紙…。

自分の手紙にはこう書かれていた…。

『…あのね。
 …ぼくは、おにいさんにずっとずっと言いたかったよ…。
 今まで、いっぱいあそんでくれて、
 …ほんとうに、ありがとう。 たあ坊 』

「みんなのたあ坊」からの手紙だった。
たしか、こんな内容だったと思う。
これだけの手紙なのに、正直グッときたりした。
「たあ坊」の顔が浮かんできて、もうたまらないのだ。

書いてくれた人も知ってるし、でもそれは「みんなのたあ坊」なのだ。

子供たちがもらった手紙を見て、十数年前に自分がもらったあの「たあ坊」の手紙のことを思い出した。
あの手紙はどこにあるのだろう…?
2度の引越しでわからなくなってしまったが、きっとどこかにあるはずだ。

40過ぎてもこの時のことを思い出してジーンときたりしている。

キャラクターの影響力って、スゴイのだ。

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