たまにはまじめな話も書くのだ
面白い記事を発見したのでお知らせするのだ
バイオ燃料の研究を行っているIHI子会社、
IHIネオジーアルジが燃料として使える「藻」の安定培養に成功したとのこと(時事通信)。
この藻は油分を大量に含んでおり、ジェット燃料などに利用できるバイオ燃料に精製できるといいます。
ただ、生産費は燃料1リットルあたり約500円とのことで、原油から精製したジェット燃料のコスト
(1リットルあたり100円程度)よりも高いのが問題点。
今後は生産コスト削減に向けた研究を進め、2020年までの実用化を目指すそうです。
この藻のいい所は、屋外で安定培養され、増殖速度が高く、油を大量に合成できるというところです
また 雑菌に強いため、プールのような場所で太陽光を使い培養できることで
設備も低コストに抑えることができるそうですぞ
大量培養で安価に生産できれば、資源に乏しい日本が「産油国」になれるかもしれない
大いなる可能性を秘めているのです
それだけではないのだ
また別の記事では
デンソー、藻を使い金を回収 「都市鉱山」から“発掘”
藻に金が粒子状に付着(デンソー提供)
自動車部品最大手のデンソーは、バイオ燃料として培養した藻の搾りかすを使って、
電子機器の中に含まれている金を効率的に取り出す技術を開発した。
同社は、この技術を生かし国内で廃棄された携帯電話など「都市鉱山」から
希少金属(レアメタル)を回収するビジネスの展開も検討している。
同社が培養しているのは、大きさが5マイクロ(1マイクロは100万分の1)メートルと
極めて微細な藻類「シュードコリシスチス」。
光合成で二酸化炭素(CO2)を吸収して成長し、軽油の成分を含んだオイルを作る。
同社はこれを利用してバイオ燃料の開発を進めている。
一方で、オイルを搾り出した後の藻の再利用も模索。
金属類を吸着する性質があると見込まれたことから、都市鉱山発掘に生かすことにした。
携帯電話からプリント基板を取り出して酸性の溶液に溶かし、
藻の搾りかすを投入して数時間撹拌(かくはん)したところ、狙い通り金を吸着。
搾りかすを燃やして金を回収した。(写真参照)
藻に特殊な処理を施して吸着の効率を高めることにも成功。
「金の回収に使われている柿渋の約7倍、活性炭の約20倍のスピードで吸着できる」という。
恐るべし、一石二鳥ですね。
藻の育成は、二酸化炭素を吸ってくれるので
温暖化への解決策の1つにもなります。
一石三鳥ですね。
無資源の日本が
産油国・資源国へ・・夢のような話です。
この話は、数年前から拙ブログでも書いたことありますが
実用段階が近づいているという話です。すごい!
でも日本がすすんでると思ったら大間違い
アメリカ、欧州ではもっと本格的に本腰を入れて取り組んでいるのだ。
奴らの実用化は近いのだ
しかし、日本では2つの障壁があるそうですぞ
政府の無関心・・
はっきりとしたビジョンがないため、政策がなく
国策として取り組んでいる米国などからすると、研究資金に恵まれていない。
それに、藻の培養には莫大な土地を有するのですが
日本には休耕田が山ほどあり、その5%を使うことで日本は産油国になれるのに
農地法という法律が邪魔をしているとか・・
なんともねえ
そういった問題を解決するには、世の中に「藻」の力をアピールして
世論を形成していかないとですね。
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「もーしなさい」っておかあちゃんに言われた
にょー
うちの娘にもお尻拭くとき「もーしなさい」って
「もー」は受け継がれていくのだw