烏丸御池の御金神社から、地下鉄で2駅今出川で降りて
京都御所の見学に
今は、予約なしに誰でも見学できます
広い御所を散策できますよ。
もう少し秋が深まると、紅葉がきれいでしょうね
今出川から西に15分くらい歩いたところに
晴明神社があります
安倍晴明を祀ってある神社だそうです
安倍晴明は、孝元帝(こうげんてい)の皇子・大彦命(おおびこのみこと)の御後胤で、
特に、天文暦学の道を深く極められ、式神を思いのままに操る霊術をも身に付けられておりました。
天文陰陽博士としてご活躍。天体を移り行く星や雲の動きを観察し、宮殿の異変や遠方での吉凶を言い当てられ、
朝廷を始め多くの人々の信望を寄せられたと伝えられています。
晴明公は、朱雀帝から村上、冷泉、円融、花山、一条の6代の天皇の側近として仕えられ、
数々の功績をたてられます。
唐へ渡り、伯道仙人の神伝を受け継がれ、帰国後、これを元に日本独特の陰陽道を確立されました。
転載ここまで
安倍晴明といえば、夢枕獏の陰陽師が有名ですね
初版は1991年ですので30年以上も前から
版を重ねて、20巻以上続いています
内容は
平安時代の天才陰陽師、安倍晴明。その親友で音楽の才能豊かな源博雅。
この二人が鬼や生霊など様々なものの怪にまつわる怪異を解き明かしていくこの物語。
映画のような派手なアクションはほとんどなく、彼らは問題の怪異の原因となった人の業を探り、
ものの怪達を納得させることで怪異を見事に解決していきます。
この物語の大きな魅力は、主人公二人の掛け合いが格別に面白いこと!
厄介事を頼まれ困り果てた博雅が、二人で酒を酌み交わしながら晴明に解決を依頼するのですが、
始めは動くのをしぶる清明に博雅が泣き落として、
晴明が「ではそろりそろりとまいろうか」というのがお決まりのパターン
晴明の居宅の縁側で静かな夜の帳に酒を酌み交わし
相談する晴明と博雅。その横には密虫と呼ばれる藤の花の精が式神として
2人につかえているのも風情があるんですよね。
最初にテレビドラマ化されたとき
晴明役が稲垣吾郎さん
博雅が杉本哲太さん
密虫が本上まなみさんで
ほんとうに雰囲気がぴったしでした
美しくも怪しい平安時代の余韻から抜け出せなくなりそうな不思議な物語です。
また読み直してみたいです。