ぶろぐ猫の目

笑う門には福来る・・
実験中

チロ愛死

2012-08-25 10:12:33 | どうでもいい話
アラーキーの写真と言えば
退廃的で情熱的でなんともいえない
エネルギーを感じるのです。
陰毛や性器が映っていても
エロチックな感情が湧かないんだよなあ
アラーキーの写真でオナニーは出来ませんなあ

そんなアラーキーが愛猫の死を
見つめた写真です

以前飼ってた猫が死んだとき
本気で泣いたなあ
親戚が死んでも泣かないわしが
飼い猫が死ぬと泣くんだ・・



この写真は、やるせなくせつないです

ヌードとチロの写真が並んでいるのは
照れ隠しか?


写真集の最後、ベランダの上に広がる
空はなにを意味するのか?

チロは、旅立ったよ
俺を残して・・・


カメラを見つめるチロの視線には
なにが映ってたのか?
アラーキーの愛を感じながら
旅立ったチロは、幸せだと思う



チロ愛死
クリエーター情報なし
河出書房新社
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死ってあっけないね

2012-08-25 09:41:52 | どうでもいい話
先日、わしの知り合いが孤独死しました。
死後数日してみつかったそうです。
この真夏の暑い時期になんと言うことか・・

その知り合いが、離婚して
一人暮らしをしていた、ということすら知らず
病に臥せっていたことも当然知らず
死後数日してから風の噂で知りました。

教えてくれた人も
「あの人孤独死したんだって」とそれだけ
他人の死ってそんなもん・・

一人暮らしで病気だった・・そんな事実
知ってたとしても
見舞いに行っただろうか・・
たぶん行かないな・・
自分の薄情さをいまさらながらに再確認するんだよなあ・・

教えてくれた人だって
そいつに教えた人だって
たぶん、見舞いになんか行かなかっただろう
他人の死ってそんなもん。


葬式に出たわけでもなく
その人が死んだということが、
実感として湧かないんだよなあ

いつか、「よう!久しぶり」とかいいながら
現れそうな気がします。


っていうか
死んだという事実を忘れてしまいそう
わしの脳の中にインプットされないんだよなあ
見舞いに行かなかったことの負い目なんかを
無意識にそんな事実が無かったことにしてるのかも知れないなあ


「死」で思い出したんですが
昔も書いたと思うけど
大学生の時、後輩が腹痛で入院してました。
ただの腹痛なのに長引くなあって思ってました。
でも、すぐに退院するだろうって思ってたのです。

1ヶ月くらい入院してた病院を転院するって話を聞き
なんだか大事だねって話をしてた。
そろそろ見舞いでもいくか!
ってわしらの同期連中で、ある日見舞いに行ったのです。

そして、見舞いに行ってナースセンターで
「I君の見舞いに来たんですけど」というと

ナースが
「Iさんは、今朝帰られました」って言ったんですよ
笑いもせず。

わしらは、意味がわからず
「ああそうですかw」とかいって
引き上げたんです
退院したんだと思って・・

見舞いに来た日に退院するなんて
なんてタイミングわるいんだよwとか言ってました

でも、わしらの中で落ち着いてるO君が
「退院したなら、退院したって言うだろう・・・」

「??」

ということで、再度ナースに確認しましたら

「Iさんは、今日の朝亡くなられてね。おうちに帰られたんですよ・・」だって

なんで、見舞いに行った日に亡くなるのかね・・

「死」ってあっけないね
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