暖炉の前で猫を抱く少女
1971年
だんだん だんろ
あったかろ
この子重くて ねむたかろ
パチパチ燃えてる 火の中に
わたしのあかぎれ
とんでゆけ
こっそり立った うさぎさん
わたしのえくぼに
雪のせて
ミー子に掻かれる その前に
どうぞお嫁に ゆきなさい
だんだん だんろ
あったかろ
明日がパチパチ 燃えている
お目々もゆらゆら およいでる
小舟は だんろの
向こう側
あったかセーター
浮かんでる
1971年
だんだん だんろ
あったかろ
この子重くて ねむたかろ
パチパチ燃えてる 火の中に
わたしのあかぎれ
とんでゆけ
こっそり立った うさぎさん
わたしのえくぼに
雪のせて
ミー子に掻かれる その前に
どうぞお嫁に ゆきなさい
だんだん だんろ
あったかろ
明日がパチパチ 燃えている
お目々もゆらゆら およいでる
小舟は だんろの
向こう側
あったかセーター
浮かんでる
黒猫抱いてる女の子、可愛いです。
それに足元のウサギ。
詩も温かくて、いいですね。
寒い季節だからこその温もりがありますね。
素敵な作品を紹介してくださって
ありがとです^^
この画像には満面の笑みが出ました。
この絵は、僕も今回初めて見ました。
ちひろの絵で顔がこちら側を向いていない作品は他にもあるのですが、これは寂しそうな雰囲気のものではありませんね。
付随文は初の五七調にしました。女の子が歌を歌っているようにしたかったんです。
それにミー子が登場してるなんて嬉しいな。
あったかな詩ですね。
金子みすずを彷彿とさせるような…
いつもぽんぽんとダジャレを連発するショパンさん、この詩も気の向くまま、筆の赴くままにすらすらと生み出したように思うのですが、どうでしょう?
モーツァルトみたいに。
確かに、ちひろの絵に添付したこれまでの文や、自作の散文よりかはすんなりと書けました。でも、初めに記したものは本文とは少し雰囲気が違ったんですよ。どんな感じだったのかは御想像にお任せします☆
僕の創作はモーツァルトみたいにはいきません(笑)。
僕の文がちひろの絵より目立たないように(絵の世界を壊さないように)、いつも留意しています。