ベートーヴェン:エグモント序曲
モーツァルト:交響曲第35番 “ ハフナー ”
ベートーヴェン:交響曲第7番
メンデルスゾーン: “ 真夏の夜の夢 ” からスケルツォ
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
1956年12月10日 ライヴ録音(国連会議場人権の日記念コンサート)
以前ARCHIPHONからARC-4.0として発売されていた演奏が、この復刻版との事。
1曲目のエグモント序曲もなかなか良いのだが、次の “ ハフナー ” でのテンションの高さが何と言っても凄い。両端楽章での、ウィーン・フィルのサウンドの厚みにも圧倒される。
ベートーヴェンの7番では、冒頭から気迫が漲っている。全楽章通して第1楽章が一等素晴らしく感じられたが、3分40秒辺りからのフルートとオケとの掛け合いが面白い。ここだけ、急にゆったりとした演奏になるのだ。それが過ぎると、また思い出したかのようにシューリヒトらしい推進力が甦る。
第4楽章は予想に反して比較的大人しいが、コーダに入ると爆発する。
音質は、販売店の推薦文にあったように確かにデッドだが、充分聴ける範疇のもの。むしろこの音の生々しさが、シューリヒトの剥き出しの感情を露にするのに功を奏している。
ただ、第7番だけはMEMORIES(MR2061)と同じ演奏。どちらの方が音質が良いのか、ベト7好きとしては気になるところである。
Archipel Records / ARPCD0352
モーツァルト:交響曲第35番 “ ハフナー ”
ベートーヴェン:交響曲第7番
メンデルスゾーン: “ 真夏の夜の夢 ” からスケルツォ
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
1956年12月10日 ライヴ録音(国連会議場人権の日記念コンサート)
以前ARCHIPHONからARC-4.0として発売されていた演奏が、この復刻版との事。
1曲目のエグモント序曲もなかなか良いのだが、次の “ ハフナー ” でのテンションの高さが何と言っても凄い。両端楽章での、ウィーン・フィルのサウンドの厚みにも圧倒される。
ベートーヴェンの7番では、冒頭から気迫が漲っている。全楽章通して第1楽章が一等素晴らしく感じられたが、3分40秒辺りからのフルートとオケとの掛け合いが面白い。ここだけ、急にゆったりとした演奏になるのだ。それが過ぎると、また思い出したかのようにシューリヒトらしい推進力が甦る。
第4楽章は予想に反して比較的大人しいが、コーダに入ると爆発する。
音質は、販売店の推薦文にあったように確かにデッドだが、充分聴ける範疇のもの。むしろこの音の生々しさが、シューリヒトの剥き出しの感情を露にするのに功を奏している。
ただ、第7番だけはMEMORIES(MR2061)と同じ演奏。どちらの方が音質が良いのか、ベト7好きとしては気になるところである。
Archipel Records / ARPCD0352