nauhts の山歩き記

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兜岩山 (1368m) ~ 荒船山 (1422m) - 田 口 峠 ー

2018年11月27日 | 上信越
2018年11月27日(火)
秋になってから、暖かい日と寒い日の気温差が大きいが、天気は比較的安定して大崩れはしていない。
約3週間掛かった浴室リフォームと、それに付随する作業等があり、中々お出掛けが出来なかった。
明日は天気が崩れるという予報に11日の岩菅山以来、半月ぶりの山歩きに出掛けることに。

高い山はもう雪に覆われているが、低山はまだまだ暫くは先のこと。
荒船山は内山峠や荒船不動から登るのが一般的だが、このコースでは物足りない。
地図を見ていると、田口峠から兜岩山からローソク岩を通り行けるようなので計画。
荒船山に人はいても、この時季のマイナーなコースなら、ほぼ誰もいないだろう。

5時過ぎ自宅出発。佐久から無料開放の中部縦貫道を臼田まで走り、県道93号線で田口峠へ。
田口峠の碑はトンネルの先、トンネルの手前の路肩に駐車。準備を済ませて6時45分スタート。
登山道入口の表示も何もないが、少し登ると道らしきものあり、旧街道のようでそれに従い進む。
旧田口峠から登山道になるが、踏み跡が薄く、落葉で覆われているので、至る所でルートが不明。

30分ほどで石仏のコル、更に40分ほどで兜岩山分岐、表示がないので知らないと通り過ぎてしまう。
田口峠から1時間15分ほどで兜岩山。古びた表示はあるが、周りの眺望はない。
少し先まで行くと展望台がありそうなことを地図で見ていたので、行ってみる。
目の前に広がる眺望が素晴らしい。北アルプスも見え、この角度から見る八ヶ岳は初めてで新鮮。

往復30分ほど、再び分岐まで戻り先に進む。 次はローソク岩、どこから通り抜けるのだろう。
鞍部に何やら分岐の表示があるが、字が消えていて読めない。 踏み跡は真っ直ぐなので、先に進む。
大ローソク岩(P3)の基部から、かなりはっきりした踏み跡が左に続いているので、それに従う。
しかし数メートル進んだところで絶壁、どうやっても通ることが出来ない。

一旦基部まで戻り、右側へ回る薄い踏み跡を追う。 何とか反対側の稜線へ出ることが出来た。
稜線道は下に続いており、それ沿って進むと凄い激坂。下ってから見直すとどうもコースが違うようだ。
再び稜線部まで戻り、諦めて戻るか進むか、10分ほど休憩しながら考える。
もう少し挑戦してみることにし、稜線を基部まで登り、岩場を左に回ると細尾根へ出ることが出来た。

間違えたお陰で素晴らしい眺望に恵まれ、細尾根をP2に向けて下る。P2(小ローソク)を迂回してP1へ。
P1(孫ローソク)は頂部を踏むことが出来る。ここでも直進し登山道を間違え右側から藪漕ぎで登山道へ戻る。
ローソク岩を越えたので後は楽勝、御岳山への分岐表示もないが、帰りに寄ることにして先へ進む。
星尾峠をからはかなり踏み跡がしっかりしており、やはり大勢が歩いている感じがする。

荒船山というピークはないが、経塚(行塚)山が荒船山のことのようである。
登山道からは外れているので帰りに寄ることにして、広大な頂部を反対側の艫岩の先端まで行ってみる。
田口峠から道迷いも含め4時間弱、断崖絶壁の艫岩。北側の眺望は素晴らしが、180°しかない。
少し早めだが昼食休憩。やがて数名とグループがやって来たので、35分ほどの休憩で下山へ。

帰りは来た道を戻るだけだが、先ずは経塚山へ往復15分ほど。次は星尾峠を越え、御岳山へ往復15分弱。
この後のローソク岩は、こちらからは踏み跡も分岐もしっかりしており、迷うことなく通過できる。
大ローソクの迂回は、往路で字が読めなかったコルに出たが、ここを歩くなら難易度はかなり下がる。
兜岩山は往路で寄ったので帰りはスルー。地図上では三角点もあるので寄ってから下山へ。

13時55分、道迷いもあったが、往復約7時間10分ほど、無事に田口峠の車に戻る。
標高差は少ないがアップダウンが多く、累積標高はそれなりにある。ルートのリボンやテープが少なかった。
片付けを済ませ、お湯を沸かしてコーヒーで一服。14時20分、帰宅へ向けて出発。
帰りも中部縦貫道を利用、朝は暗かったが景色も良好。浅間サンライン経由、15時35分、無事帰宅。

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

 田口峠 ~ 兜岩 ~ 大ローソク(P3)
 大ローソク(P3)~ ローソク岩 ~ 星尾峠 ~ 荒船山艫岩
 荒船山艫岩 ~ 経塚山 ~ 星尾峠 ~ 御岳山
 御岳山 ~ ローソク岩 ~ 三角点 ~ 田口峠 ~ 帰路

 

05:05 自宅出発    中部縦貫自動車道(無料区間)約15km通行
06:20 田口峠 路駐  約58km

06:45 兜岩山登山口から入山
07:15 石仏のコル(米はかり峠)
07:55 兜岩山分岐
08:00 兜岩山(1368m)
08:10 兜岩山 展望台
08:25 兜岩山分岐 【往復 約30分】

08:35 大ローソク岩  (道迷い)左回り リターン
08:50 大ローソク岩  (道迷い)右回り リターン
09:05 大ローソク岩基部戻り
09:15 大ローソク岩  約10分休憩 リスタート

09:30 P1(孫ローソク岩)
09:45 御岳山分岐
10:05 星尾峠
10:20 経塚(行塚)山(荒船山) 分岐
10:40 艫岩展望台

11:15 昼食休憩 約35分 艫岩下山
11:35 経塚(行塚)山(荒船山) 分岐
11:40 経塚(行塚)山(荒船山)
11:50 経塚(行塚)山(荒船山) 分岐 【往復 約15分】

11:55 星尾峠
12:25 御岳山
12:45 ローソク岩 P1基部
12:55 大ローソク岩 分岐
13:20 石仏のコル(米はかり峠)
13:35 三角点
13:50 旧田口峠
13:55 田口峠  無事下山 【往復 約7時間10分】

14:20 コーヒーを飲み終え 帰宅へ向け田口峠から出発
15:35 中部縦貫自動車道(無料区間)~ 浅間サンライン 経由  無事帰宅


岩 菅 山(2295m) ~ 烏帽子岳  -(一ノ瀬 聖平 )-

2018年11月11日 | 上信越
2018年11月11日(日)
このところ天気が周期的に変わり、平日に晴れずに週末に晴れることが多い。
今週も土日のみ晴れ、明日からは降水確率は低いながらも曇りの日が続きそう。
今日の方が天気が良さそうだったので、3日の白砂山に続いて、休日登山に出掛ける。

朝4時過ぎ、自然に目が覚め外を見ると満点の星空。今日の好天気が期待される。
4時35分自宅出発、何時も通りに菅平を越え。給油の為に須坂~中野市街を少し遠回り。
志賀高原一ノ瀬から旧道?に入り、聖平登山口路肩駐車場に6時30分到着。 約83km。
2台の車が駐車しており、それぞれ出発の準備をしている。6時45分、準備を済ませスタート。

最初の10分ほどは少し急坂だが、石段や木段で綺麗に整備されており、登り易い。
小三郎小屋跡で一ノ瀬からの遊歩道と合流し、用水路脇の平坦な道を暫く歩く。
25分ほどでアライタ沢、ここから登山道が始まるが、こちらも木段が刻まれている。
1時間強で中間点、ここから先は木段は無くなり、やっと登山道という感じになる。

やがて葉っぱが落ちた木々の間から岩菅山が見えて来るが、頂上付近はガスに覆われて見えない。
県北部の予報では、晴れ所に寄り昼頃まで霧ということだったが、正にその通りである。
その内に晴れることを期待して先に進む。のっきりで寺子屋からの登山道と合流、5分ほど休憩。
ここから先は視界が開けるがガスで遠くは見えない。笹原が広がり、BCにも良さそうだ。

2時間15分ほどで岩菅山頂上。残念ながらガスで何も見えない。避難小屋を偵察後、烏帽子岳へ向かう。
裏岩菅山まで35分ほど、眺望が利かず何も見えないので意外と感じる。辺りに霧氷が出来ており綺麗。
烏帽子岳も全く見えないので、今どの辺を歩いているのか分からず、いい加減うんざりする。
裏岩菅山から約1時間ほど歩いたピークに三角点あり、標識はないがここが烏帽子岳と勝手に決める。

 一ノ瀬 聖平 ~ アライタ沢 ~ のっきり
 のっきり ~ 岩菅山
 岩菅山 ~ 裏岩菅山 ~ 烏帽子岳(カニの横ばい)

 

少しづつ明るくなり間も無くガスが晴れそうな気配がして来たが、15分ほど休憩して戻ることに。
戻り始めて15分ぐらいすると裏岩菅山がボンヤリと見えて来て、その後どんどん回復して来た。
暫くして振り返ると、烏帽子岳としたところより先にもう1つピークがあり、そちらが本家のようである。
家に帰り確認すると、烏帽子岳としたところは「カニの横ばい」と呼ばれるところのようだ。

戻る途中、登山道で休憩中の1名と出会い、10分ほど立ち話し、暫し山談義で盛り上がる。
11時50分、裏岩菅山まで戻ると1名が休憩中。 大分視界が開けたところで20分ほど昼食休憩。
12時50分、岩菅山まで戻るが誰もいない。セルフで記念撮影を済ませ早々に下山。
下山中、先行していた5名ほどパーティーを追い抜き、のっきりから聖平の登山口へ向かう。

往路と同じルートを戻り、途中の底清水でコーヒー用に汲水、14時15分、無事に駐車場まで下山。
車が入れ替わっているが5台駐車。 片付けをしながらお湯を沸かしコーヒーで一服休憩。
14時45分、帰宅へ向けて出発。冬季閉鎖になるゲートまで約800m、一ノ瀬まで更に1kmほど。
何時も通りにショートカットで中野市~小布施~須坂を通り、菅平を越えて16時40分、無事帰宅。

 烏帽子岳(カニの横ばい) ~ 裏岩菅山
 裏岩菅山 ~ 岩菅山
 岩菅山 ~ のっきり ~ アライタ沢 ~ 一ノ瀬 聖平
 帰路

 

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

04:35 自宅出発
06:30 一ノ瀬聖平 路肩駐車場 約83km    途中、中野市街で給油を済ませる

06:45 スタート
06:55 小三郎小屋跡    一ノ瀬からの遊歩道と合流
07:10 アライタ沢
07:50 中間点
08:25 のっきり      寺子屋からの登山道と合流
09:00 岩菅山       7分ほど休憩      【駐車場から 約2時間15分】

09:43 裏岩菅山
10:40 烏帽子岳(勝手に思い込んだ「カニの横ばい」) 約15分休憩
11:50 裏岩菅山                  昼食休憩 約20分
12:50 岩菅山                【休憩を含み 往復 約3時間50分】

12:55 岩菅山から下山
13:10 のっきり
13:30 中間点
13:50 アライタ沢
14:05 底清水       5分ほど休憩      顔と手を洗いコーヒー用に汲水
14:10 小三郎小屋跡
14:15 無事下山       【岩菅山から 約1時間20分】【往復 約7時間30分】

14:45 帰宅に向け出発
16:40 無事帰宅


白砂山(2140m)③ ~ (稜線トレイル) ~ 上ノ間山(2033m)  -野反湖ー

2018年11月03日 | 上信越
2018年11月3日(土)
今年は好天気が続かず、山歩きに出掛ける回数があまり多くない。
ここに来てやっと少し安定し、秋らしい天気の日になって来た。
先日から浴室リフォームが始まり、平日は出掛け難くなっている。

休日はあまり出掛けたくないが、そうも言っていられないのでお出掛けすることに。
百名山は混むので、少し人気の薄い山を選び、未踏の岩菅山と佐武流山と迷ったが、一番近い白砂山へ。
白砂山は過去に2回、初回は06年10月2回目は15年4月、に登っており3回目となる。
野反湖周辺では、14年11月に八間山~エビ山、16年8月に三壁山~大高山、にも登っている。

4時25分、自宅出発。 星空でまだ真っ暗、大日向の道路標示で0℃。
つまごいパノラマラインから草津に抜け、野反湖富士見台で一旦停車、湖の写真撮影をし、
反対側のダム湖側の登山者用駐車場へ、6時5分駐車。約80km。6台ほど駐車。
日中は暖かくなりそうなので薄着、朝は寒いので防寒手袋で整え、6時20分スタート。

最初は登るがハンノキ沢に向かって一旦下る。10分もした頃、指先が寒さでジンジンする。
インナー手袋も装着。ハンノキ沢の仮橋を渡り、地蔵峠へ向けて登る。雪道と違い道筋はハッキリ。
地蔵峠で、秋山郷へ抜ける分岐を確認し先へ進む。シラビソ尾根を越えたところで5分ほど小休止。
更に進むと水場の標識があるが、現場は確認していない。ここにテントが張れそうな場所あり。

駐車場から2時間15分ほど、8時35分、堂岩山に到着。標識のみで眺望はないので先に進む。
少し行くと視界が開け白砂山が見えて来る。5分ほどで堂岩分岐、八間山縦走路と合流する。
ここからは先が見え眺望もあり、アップダウンがあるが楽しい山歩き。
駐車場から3時間20分ほど、9時40分、3回目となる白砂山登頂。 先行者2名が休んでいる。

 野反湖~登山口~地蔵峠~堂岩山
 堂岩山~猟師の頭~白砂山
 

 

 

写真を撮りながらお話ししていると、この先に今年の山の日にぐんま県境稜線トレイル道が全線開通したとのこと。
以前は行き止まりで、ここから引き返すしかなかったが、三国峠までのロングトレイルが可能になった。
最初は八間山を周って下山するつもりだったが、折角だから少し先まで行ってみることに。
結構アップダウンがあるが、40分ほどで上ノ間山まで行き、ここで15分ほど休憩し、景色を堪能する。

10時45分、まだ昼食には少し早いので、白砂山へ戻ってから摂ることにし、同じ道を戻る。
気持ち良いトレイル道を歩き、往復約1時間40分ほど、11時30分、白砂山へ戻る。
3組4名が昼食休憩中。ゆっくりと35分ほど昼食休憩をし、12時5分下山へ。
時間的にはまだ八間山を周っても余裕があるので迷いながら堂岩分岐へ向かう。

分岐少し手前で脚が攣り宥める。八間山は諦め、堂岩山から直接駐車場へ戻ることにする。
下りでのこのコースは初めて。 残雪期の下りと考え合わせながら下山。
ハンノキ沢で5分ほど休憩、手と顔を洗いサッパリ。戻ってからのコーヒー用に沢水を汲む。
14時40分、駐車場へ無事下山。 白砂山から約2時間35分、上ノ間山往復約8時間20分。

お湯を沸かしながら片付け。コーヒーを飲んで15時5分、帰宅へ向けて出発。
富士見峠で一旦停止し、白砂渓谷沿いに野反街道を下る。紅葉のピークは過ぎているがまだ楽しめる。
旧六合村から草津温泉へ抜け、つまごいパノラマラインから来た道を戻る。
先方に低速トラックと、草津市街地の渋滞に阻まれながらも、17時10分、無事帰宅。

 白砂山~稜線トレイル~上ノ間山~稜線トレイル~白砂山
 白砂山~堂岩山~地蔵峠~登山口
 登山口~野反湖~白砂渓谷~つまごいパノラマライン

 

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

04:25 自宅出発   大日向道路標示 0℃
05:55 野反湖 富士見峠
06:05 野反湖 登山口駐車場  約80km

06:20 スタート
06:30 ハンノキ沢
07:00 地蔵峠
07:25 シラビソ尾根
08:05 水場          途中で約5分休憩
08:35 堂岩山(2051m) 【駐車場から 約2時間15分】

08:40 八間山縦走路合流
09:00 猟師の頭
09:40 白砂山(2140m) 【駐車場から 約3時間20分】 約10分休憩
10:30 上ノ間山(2034m) 約15分休憩  【駐車場から 約4時間10分】
11:30 白砂山  【上ノ間山 往復 約1時間40分】 昼食休憩 約35分

12:05 白砂山 下山
12:35 猟師の頭
12:55 堂岩山
13:15 水場
13:45 シラビソ尾根
14:05 地蔵峠
14:20 ハンノキ沢  顔と手を洗い 汲水   約 5分休憩
14:40 駐車場 無事下山  【白砂山から 約2時間35分】【往復 約8時間20分】

15:05 駐車場 出発   片付けをしながらコーヒーを飲み休憩
17:10 無事帰宅


四 阿 山 (2354m) ⑩   - 鳥居峠(古永井古道) -

2018年08月18日 | 上信越
2018年8月18日(土)
猛暑、台風、夕立と、今年の夏は異常な天気が続いている。
お盆が過ぎた途端、急に涼しくなり一気に秋の気配を催して来た。
この週末は晴れるが、来週から再び崩れ、猛暑もぶり返しそう。
休日は出掛けたくないが、混むのは覚悟で出掛けることに。

朝起きると、八ヶ岳を予定していたが、曇が掛かり山姿が見えずに見合わせる。
朝食を済ませる頃には晴れて来たが、もう遅いので近くの四阿山へ出掛けることに。
四阿山も混むだろうが、鳥居峠から目指す人は比較的少なく、夏は登山口まで車が入れる。
ここからは今年の3月に登ったが、この時はまだ雪の中で林道を歩き、夏道では初めて。

鳥居峠までは自宅から18kmぐらい。冬は閉まっているゲートを通り、林道を3kmほどで登山口。
少ないと思っていたが9台停まっており、準備中にも3台がやって来て、結構混みそうだ。
お湯を沸かしてコーヒーを飲み、9時35分スタート。初めての古永井古道の方から登ることに。
整備された登山道で、森林浴気分。ブランクが長かったので、今日は足慣らしのつもりでゆっくり散策。

10時45分、途中の花童子跡を通り、古永井古道分岐の東屋で、的岩コースからの登山道と合流。
ここからは雪があったが歩いているので、大体の様子はわかる。嬬恋清水に寄り、飲水休憩。
頂上は混むだろうからここで昼食をと思ったが、休憩する場所がなく、そのまま登ることに。
初回は時間切れでここでリタイヤ、引き返したが、夏なら頂上まで約15分ほどであった。

頂上へは、四阿高原、根子岳、鳥居峠、嬬恋からと、4方向からの登山道が集中する。
思った通り、昼食時でもあり、人が座るスペースがないほど混みあっている。
時間記録の写真だけ撮り、嬬恋方面へ少し下る。 100mほど下ると、三角点があった。
登山道の脇に入り、ここで昼食休憩20分ほど。 誰にも邪魔されず、静かで良かった。

まだ時間は早かったが、根子岳を往復するほどでもないし、今からなら15時までには帰宅できる。
再び頂上を通過して、分岐点から鳥居峠方面へ。 帰りは古永井分岐から的岩へ下る。
的岩で上まで登ろうと試みたが手掛かりがなく、下山道は藪で不明なので、登山道から戻ることに。
的岩から約15分、登山口まで無事下山。 往復:約4時間、林道歩きが無い分、楽勝なコースだ。

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

 

 

 

08:35 自宅出発
08:55 鳥居峠   18km
09:05 林道終点 駐車場 (林道 3km) 21km

09:35 コーヒーを飲んでからスタート
10:05 花童子宮跡
10:45 古永井古道分岐 合流
11:00 小ピーク
11:17 嬬恋清水分岐
11:20 嬬恋清水 5分休憩
11:30 登山道分岐 復帰
11:40 稜線 登山道合流
11:45 四阿山 頂上   【古永井古道・嬬恋清水 経由 約2時間10分】
11:50 三角点      【昼食休憩 約20分】

12:10 下山開始
12:13 四阿山頂上
12:18 鳥居峠 分岐
12:25 嬬恋清水 分岐
12:40 小ピーク
12:52 古永井古道分岐
13:10 的岩 偵察
13:20 的岩 下山
13:35 林道終点 駐車場    【的岩経由 約1時間25分】

13:45 帰宅へ向け出発
13:55 鳥居峠
14:35 途中 農産物直売場へ寄り 無事帰宅


角 間 山(1981m)   - 旧 鹿 沢 -

2018年06月26日 | 上信越
2018年6月26日(火)
先週20日、庭作業している最中に突然腰痛が発生。暫く大人しくしていたが、やっと少し動けるようになった。
まだ痛みはあるが、杖やコルセットがなくても歩けるようになったので、運動不足解消へ。
昨日から梅雨が明けたような真夏日が続いているが、明日から再び曇り空に戻りそう。
今年3月、偽ピークから頂上手前でリタイヤしたので、リハビリを兼ねてリベンジ登山へ。

日中は暑くなりそうなので、昼までに戻ることとし、早めに朝食を済ませ、5時50分自宅出発。
現地まで25分ほど、準備を済ませ6時35分、旧鹿沢駐車場からスタート。
3月の時は登山道が不明瞭で適当に進んだが、夏道はハッキリしており、冬とは違うルートで歩く。
角間峠までは散策道という感じで、完全に治り切らない腰痛でも何とか歩ける。
55分ほどで角間峠。 5分ほど休憩後、夏道に沿って角間山頂上へ向かう。

冬の時はここから直登してしまったが、夏道はかなり斜め方向へ向かい、ジグザグ登ることになる。
稜線へ出て振り返ると、偽ピークが見えるが、夏道の跡はなく、冬にしか行けないようだ。
リターンポイントを過ぎ、樹林帯の中を通り抜け、8時5分、角間山頂上。
冬にスキー板で頂上まで登るのはかなり厳しいので、3月の時はそれはそれで正解だったかも知れない。
先ず先ずの天気で、眺望もそれなりに見える。 記念撮影をして10分ほどの滞在で下山。

角間峠まで20分ほど、湯の丸山へ登ってから下山するかとも思ったが、リハビリなのでこのまま下山へ。
それでも少し早過ぎるので、途中から牧場経由の九十番観音コースで少し遠回りして帰ることに。
牧場内のコンコン平分岐から、九十番観音へは向かわず、直接旧鹿沢へ回るコースから下山。
9時30分、旧鹿沢駐車場へ無事下山。 まだ早いのでたまだれの滝へ移動し、コーヒータイム。
20数年ぶりに滝を見学し、途中で農産物直売場へ寄り、11時15分、無事帰宅。

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

 旧鹿沢 ~ 角間峠
 角間峠 ~ 角間山 ~ 角間峠
 角間峠 ~ 九十番観音分岐 ~ コンコン平分岐 ~ 旧鹿沢
 たまだれの池 ~ たまだれの滝

 

05:50 自宅出発
06:20 旧鹿沢 駐車場

06:35 スタート
07:30 角間峠       5分休憩
08:05 角間山      10分休憩
08:35 角間峠
08:45 九十番観音分岐
09:15 コンコン平分岐
09:30 旧鹿沢 下山    【往復 約2時間55分】

09:45 たまだれの滝    コーヒータイム 滝見学
10:20 帰宅へ       途中 農産物直売場へ寄り買い物
11:15 無事帰宅


火 打 山(2462m) ⑪  - 笹ヶ峰 -

2018年06月07日 | 上信越
2018年6月7日(木)
昨日、関東甲信も平年より2日早く梅雨入りしたが、今日は早々に梅雨の中休みになりそう。
太平洋側は午前中は回復が遅れそうだが、日本海側は朝から晴れるという予報。
梅雨時期の平日の好天気、週末以降、本格的な梅雨空になり、台風も列島を伺いそうな気配。
先月11日、白馬大雪渓を滑ったところだが、火打山もまだギリギリ大丈夫かも知れない。

先月1日に登った時は雪は少なめながらまだ雪は繋がっていたが、今回は頂上付近のみだろう。
ハードブーツでは大変過ぎるので、久しぶりの革靴で挑戦することにし、4時20分自宅出発。
何時もルートで妙高高原公園線へ。下に雲海が見られるものの、上空は青空、好天が期待される。
6時5分、笹ヶ峰登山ゲート前の駐車場へ到着。約90km。4台が駐車。下の駐車場は未確認。
シャツ1枚にベスト、革靴を履きショートスキーはシートラ、6時20分ゲートから登山スタート。

もう完全に夏道。新緑から深緑に変わって来ている。黒沢橋まで約40分ほど、5分ほど休憩し再出発。
十二曲りにも残雪はなく、夏道を上がる。最大難所の岩場を登り過ぎると残雪帯が現れて来る。
富士見平の少し下で小休止してアイゼン装着。 黒沢岳南面の雪も大分融けて、滑るのは厳しい。
トラバース道も半分以上は夏道、9時10分、高谷池到着。笹ヶ峰から約2時間50分。
火打山は11回目(今年2回目)、お気に入りの山だが、ここまでのアプローチが長いのが難点。

おやつをしながら15分ほど休憩し、まだ雪が残る高谷池の上を直進して火打山を目指す。
天狗の庭は大分雪解けが進み、直進は出来ないので夏道を回る。
直登コースの雪は完全に無くなっているので、雷鳥平を経由する夏道を登る。
頂上から滑降コースは何とか雪が繋がっていそうだが、下部が見えないのどうなっているか不明。
直下の残雪も、半分ぐらいは夏道。 全体では残雪は3割以下、7割以上は夏道を歩く。

 <笹ヶ峰 ~ 黒沢橋 ~ トラバース道 ~ 高谷池>
 <高谷池 ~ 天狗の庭 ~ 雷鳥平 ~ 火打山>

 

10時50分、火打山頂上。 笹ヶ峰から約4時間30分。高谷池ヒュッテから約1時間25分ほど。
朝に比べると大分雲が多くなっているが、先ず先ずの眺望で心がリフレッシュ。
残念ながら富士山は見えないが、雲海も綺麗。少し霞んでいるが、佐渡島も見える。
早めの昼食を済ませながら、どのコースを滑降するか思案。 影火打から滑ると後が大変そう。
結局は登り返しを覚悟し、南東面を下ることにし準備。50分ほどの休憩で11時40分ドロップ。

先月も滑ったところだが、やはり雪解けが進む凸凹面が多い急斜面では、革靴での滑降はかなり厳しい。
途中からのトラバースも雪がないので出来ず、下まで下ることになるが、最後まで雪があるか不安。
最後の最後、不安が的中。雪切れで沢を越えられない。 小川を越えるか、藪漕ぎで丘を越えるか。
小川の状態がわからないので、藪漕ぎすることにし、板を外して収納。 何とか乗り越え雪に繋げる。
後は天狗の庭まで壺足で登り返す。 再滑降はもう元気が無くなったので、このまま高谷池へ戻ることに。

13時、火打山から約1時間20分ほど、高谷池ヒュッテ。 夏道を歩いて下った方が早かっただろう。
15分ほど休憩し下山へ。トラバース道を抜け黒沢岳下部で板を装着、平坦な雪原を滑走下山。
15分ほどの滑走で再び板を収納しシートラで夏道を下る。十二曲りの上で10分ほど休憩、ベストも脱ぐ。
黒沢橋では休憩をせず、勝手に命名している第2黒沢橋で、身体を拭き、顔と手を洗いサッパリする。
15時25分、無事下山。往復約 9時間5分。片付けをし15時45分現地発、17時40分無事帰宅。

 <火打山 ~ 南東面スキー滑降 ~ 藪漕ぎ ~ 登り返し ~天狗の庭 ~ 高谷池>
 <高谷池 ~ トラバース道 ~ スキー滑走下山 ~ 十二曲り ~ 黒沢橋 ~ 笹ヶ峰>

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04:20 自宅出発   菅平~須坂~小布施~18号~杉の原~妙高高原線
06:05 笹ヶ峰 駐車場  約90km  4台駐車

06:20 登山ゲートからスタート  革靴 + ショートスキー(シートラ)
07:00 黒沢橋   5分休憩
07:30 十二曲り  上
08:10 アイゼン装着  約10分休憩
08:45 黒沢岳 トラバース道
09:10 高谷池     約15分休憩  【笹ヶ峰から 約2時間50分】

09:40 天狗の庭
10:20 雷鳥平
10:50 火打山頂上   昼食休憩    【笹ヶ峰から 約4時間30分】

11:40 スキー滑降下山
12:05 コース雪切れ  板収納 シートラ
12:25 藪越え 登り返し
12:45 天狗の庭
13:00 高谷池     約15分休憩

13:40 黒沢岳 トラバース道  5分休憩 スキー板装着 滑降
14:00 板 収納 シートラ
14:20 十二曲り 上  約10分休憩
14:50 黒沢橋
15:00 第二黒沢橋 顔と手を洗う 約10分休憩
15;25 無事下山  笹ヶ峰 登山ゲート  【高谷池から 約2時間10分】

15:45 笹ヶ峰 駐車場 発
17:40 無事帰宅


堂 津 岳(1927m)  - 奥裾花自然園 -

2018年05月06日 | 上信越
2018年5月6日(日)
GW最終日は晴れの予報。お出掛けは控えたいところだが、今週もあまり芳しくない天気が続きそう。
以前から気になっていた山で、火打山や杉ノ原スキー場から見える、高妻山の西に見える堂津岳。
奥裾花自然園からバリエーションルートで行けるが、残雪期以外は背丈ほどの藪漕ぎが必要とのこと。
雪解けが早い今年、マイナーな山なのでそれほど混まないだろうと出掛けることに。

4時15分自宅出発。現地6時着。 開園は8時半からだが通行可能、係員はいない。
準備を済ませて6時20分スタート。駐車場から自然園まで、舗装路を25分ほど歩く。
園入口の休憩舎の横から登山道へ入り、途中から残雪地帯がありルート不明なるも適当に稜線を目指す。
残雪帯は雪が腐っているので、アイゼンは履かずに登山靴のみで登下山。
8時、稜線分岐に上がり小休止。、稜線歩きで奥西山を経由(通過)して、堂津岳へ向かう。

登山道の藪は刈り払いしてあるが、根が出たままのところも多数あり、状態はあまり良くない。
残雪地と夏道と半々ぐらい。 マーキングも少なく、眺望も悪く、整備された登山道とは言い難い。
堂津岳手前の痩せ尾根に来ると視界が開け、やっと山歩きしているという感じがして来る。
この辺の夏道を通るところが、背丈ほどの藪漕ぎが必要になるが、何とか通過は可能。
駐車場から4時間弱、稜線分岐から2時間15分ほど、10時15分、堂津岳頂上へ到達。

三角点があるはずだが雪の下に埋もれて、何処だかわからず、ピークと思われるところで記念撮影。
頂部は縦長で結構広いので、北峰?まで足を延ばし、スッキリ晴れててはいないが、暫し眺望を楽しむ。
最初のピークと思われるところに戻って早めの昼食。50分ほど滞在の上、下山へ。登りと同じ道を戻る。
道中、2組4名とソロ3名と行き会う。更に奥西山で1組2名、稜線分岐で1組2名と会った。
堂津岳から2時間強、13時、稜線分岐まで戻る。まだ時間が早いので、中西山までピストンすることに。

登り15分ほど、10分ほど滞在、何時かは東山まで行って見たいと思いながらも、まぁまぁの眺望を眺める。
10分ほでで稜線分岐に戻り下山へ。 途中の雪解けで現れた小川で顔と手を洗いサッパリする。
登山道の途中から自然園の方へ周り、少しだけ水芭蕉を眺め、駐車場へ戻る。 【往復:約8時間強】
登山客は少ないものの、自然園の水芭蕉を目的に訪れている車が結構停まっていたが、まだ半分程度。
コーヒーを飲みながら片付け、15時20分現地発。 同じ道を戻り、17時20分無事帰宅。

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 自然園 ~ 登山道 ~ 稜線分岐
 稜線分岐 ~ 奥西山 ~ 堂津岳
 堂津岳 ~ 奥西山 ~ 稜線分岐
 稜線分岐 ~ 中西山 ~ 稜線分岐 ~ 自然園 ~ 駐車場 ~ 奥裾花湖

 

04:15 自宅出発   地蔵峠越え
05:55 奥裾花自然園 観光センター駐車場着   約81km

06:20 スタート
06:55 自然園入口(休憩舎) 登山道分岐
08:00 稜線分岐
08:40 奥西山(1616m)
10:15 堂津岳(1927m)    【駐車場から 約3時間55分】

11:05 頂上散策 昼食休憩 約50分 下山へ
12:15 奥西山
13:00 稜線分岐 10分休憩
13:25 中西山(1741m) 10分休憩
13:45 稜線分岐から下山
14:15 奥裾花自然園経由
14:25 自然園入口(休憩舎) 登山道分岐
14:55 駐車場 無事下山         【往復 約8時間35分】

15:20 コーヒーを飲みながら片付け 帰宅へ
17:20 途中 トイレ休憩を入れ 無事帰宅


火 打 山(2462m) ⑩ ~ 黒沢岳⑤  - 笹ヶ峰 -

2018年05月01日 | 上信越
2018年5月1日(火)
GWの最中、今日~明日は前半3日と後半4日に挟まれた貴重な平日2日間。
明日~明後日は天気が崩れるという予報、出掛けるなら今日しかない。
混むかも知れないが、雪解けが激しい今年の春スキーは期間が短そうなので出掛けることに。
先月19日の乗鞍岳28日の富士山 に続いて、春スキーが続いている。
前回は昨年5月29日に登頂、今回で10回目の登山となる。

4時20分自宅出発。 何時もの通り菅平越え、小布施から18号線に出て黒姫から杉野沢経由で笹ヶ峰。
妙高高原公園線の冬季閉鎖解除は、27日11時。 周りの雪は少ないが、木々の芽吹きはまだ少し早い。
6時笹ヶ峰駐車場着、約90km。 上の駐車場も綺麗に除雪されている。5台駐車、下にも7~8台。
雪は少なそうだが何とか滑れそうなので、ハードブーツにショートスキー+シールで、6時15分スタート。

最初は壺足で歩き始めたが、10分ほどでスキー歩行にし、ルートがわかり辛いので適当に黒沢橋を目指す。
本当は黒沢沿いに遡行し、帰りは滑り降りたかったが、やはり雪切れが進み、歩行出来そうもない。
55分ほどで黒沢橋。橋を渡ったところで板を外して背負い、壺足歩行で進み、十二曲がりを直登する。
アイゼンなしでも意外と滑らず、先行者の足跡もあるので、笹ヶ峰から約1時間40分ほどで十二曲がり。

この先暫くは夏道。岩場の直登で一番きついところを、ハードブーツでスキーを背負ってはかなり大変。
樹林帯へ入ると残雪になり、再びスキー歩行にする。適当に進み富士見平へ出ると、視界が広がる。
山々を見ると、この時季としてはやはり雪が少ない。黒沢岳の下からトラバース道で高谷池へ向かう。
笹ヶ峰から約3時間15分ほど高谷池。 3名が休憩中、+1名が来た。 腰を下ろして10分ほど休憩。

休憩後、雪で埋もれた高谷池、天狗の庭の上を直接渡り、雷鳥平へ向かうか迷いながらも直登コースへ向かう。
途中で藪漕ぎがあるが、雪解けが進んでいる為に地肌が見えている場所もあり、大きく迂回する破目になった。
明日ぐらいにはもう渡ることが出来ないだろう。スキー板を外して、雷鳥平経由の夏道を使うことになる。
夏道合流点から直登で約25分、笹ヶ峰から約4時間50分ほど掛かって、11時5分、火打山頂上に立つ。

このところの春スキー続きで、体力的にはそれほど苦しくなく、シールも良く利き直登で登ることが出来た。
ちょっと霞んでいるが、素晴らしい眺望。 10回目と登頂となるが、何度見ても良い。
早めだが昼食休憩約35分。シールを外して下山準備。昨年気持ち良かった北面を滑り、再び登り返す。
下山に向けてどのコースを下るか迷いながらも、登り返しの少ない初めての雪面にドロップ。

アッという間に下ってしまい勿体ない。高谷池で帰るか、黒沢岳を周るか迷いながらも黒沢岳へ向かうことに。
天狗の庭には寄らず、出来るだけ高度を落とさないようにトラバース気味に大回りで進む。
黒沢の稜線へ出ると、下に黒沢池と黒沢ヒュッテが見えてくる。対面の三田原山斜面も気持ち良さそう。
稜線もウロコ歩行のまま歩き、一部雪切れがあるが何とかそのまま渡り、黒沢岳頂上に立つ。

火打山から約1時間30分。 東面の方が気持ち良く滑れるが、黒沢から下れないので、南面へ向かう。
南面から一気に富士見平へ、樹林帯を適当に20分ほど下ると雪切れ。板を外して背負い、壺足下山。
十二曲がりで再び板を履くか迷いながらも、付け外しの時間を考えるとあまり変わらないのでそのまま下る。
黒沢橋で5分ほど休憩。持参した1リットルの最後の水を飲み干す。橋を越えた先で再びスキー装着。

雪解けが進む雪面を適当に下るが、枯れ枝や雪で潰れた枝が多数あり、板の痛みが激しい。
ルート目印のリボンも所々にしかなく、夏道には早く、冬道には遅い、一番条件が悪い時季。
黒沢橋から約35分ほど、笹ヶ峰登山ゲートから無事下山。 コーヒーを飲みながら片付け帰宅へ。
妙高高原公園線は途中で拡幅工事中で夜間通行禁止。今秋には終わるようで、来春は快適に走れる。

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  ~ 黒沢橋
 黒沢橋 ~ 富士見平
 富士見平 ~ 高谷池
 高谷池 ~ 火打山頂上
 火打山頂上 ~ 天狗の庭
 天狗の庭 ~ 黒沢岳
 黒沢岳 ~ 笹ヶ峰

 

04:20 自宅出発     菅平~小布施~18号~黒姫~杉野沢
06:00 笹ヶ峰駐車場   約90km   駐車場 上5台 下7~8台

06:15 スタート     ショートスキー+シール 歩行
07:10 黒沢橋      渡った所で板を外す 壺足歩行
07:55 十二曲がり 上   壺足で直登
08:55 富士見平     途中からシール歩行 約10分休憩
09:30 高谷池      約10分休憩
11:05 火打山頂上    シール歩行のまま直登         【笹ヶ峰から 約4時間50分】

11:40 昼食休憩後、北面偵察滑走 スキー(ウロコ)で登り返し
12:05 登り返し 2度目の登頂 そのまま下山滑降へ

13:10 黒沢稜線     トラバース気味に スキー(ウロコ)歩行
13:35 黒沢岳      約10分休憩  南面スキー滑降下山  【火打山から 約1時間30分】

14:05 樹林帯 雪切れ   板を外して格納 壺足下山
14:35 黒沢橋      約5分休憩  橋を越えたところからスキー下山
15:15 無事下山      林間ルート不明 適当に下る 【黒沢岳から 約1時間30分】【往復:約9時間】

15:40 コーヒーを飲みながら片付け 帰宅へ向けて出立
17:35 無事帰宅     往路と同じ道を戻る


角間山(偽ピーク)  - 旧鹿沢 -

2018年03月10日 | 上信越
2018年3月10日(土)
今月に入って春の嵐が3回も来襲、やっと収まり今日から暫くは春らしい陽気になるという予報。
かなり暖かくなりGW頃の気温が続くようで雪解けが進み、今年の春スキーの終了は早いかも知れない。
来襲は予定もあり出掛けられないので、土曜日だが先週の四阿山に続き出掛けることに。

と思って朝起きると曇り空、周りの山々は雲に隠れて見えず、お出掛けを躊躇してしまった。
雑用をこなしてしていると、9時過ぎから陽が射して来て、菅平~湯の丸方面が晴れて来た。
好天が勿体ないので10時過ぎから出発。四阿山の手前の的岩山を目指すが、鳥居峠に3台が駐車。
それではと、以前から気になっていた角間山に変更。旧鹿沢の駐車場へ10時40分着。約28km

1台が駐車し2名が出発準備中。やがて湯の丸山方面へ登って行った。
ショートスキーにシール、登山靴を履き、準備を済ませて10時55分、スタート。
廃止になって久しいスキー場の跡から角間山を目指す。2筋のシール登攀跡があるのでそれを追う。
シール跡は分岐で前回の偵察と違う方へ続いているので、ちょっと迷ったが角間峠でも良いかと追う。

高度を上げて行くと、昼前だというのに木々の上の方に樹氷が残っている。11時50分、角間峠。
東屋があったのでここで昼食休憩、約35分。先ほどのシール跡は湯の丸山の方続いている。
反対の角間山の方には全くの足跡もないが、適当にピークを目指ざせば頂上には到着するだろう。
12時25分再スタート。 先ほどよりは坂がきついが、クライミングサポートを立てると問題なし。

更に高度が上がると辺りが樹氷で真っ白。青空と白のコントラストが美しく、何枚も同じような写真を撮る。
やがて雪切れ、ブッシュに阻まれ先に進めなくなり、残り雪を伝い迂回する。
直ぐそこがピークのような気がして、板を外して藪漕ぎで上がると、急に視界が開け、ピークに立った。
支柱が1本立っており、角間山の看板が取れているものと思い、ここが角間山だと思い込んだ。

写真撮影をし暫く小休止、ドロップ地点を探して稜線を少し先まで進む。
少し行くと東側斜面から旧鹿沢へ行けそうなところがあったので、ここを降りることにする。
目の前のピークは鍋蓋山だと思い少し進んだが、またもや雪切れで途中で引き返すことに。
帰宅後、家で地図を確認すると、ここが角間山で、先ほどのは単なるピークであった。

シールを外して格納、13時35分滑降下山開始。 雪が少なく場所を選びながら下る。
ショートスキーの泣き所、おまけに登山靴で、あちこちでズッポリ埋まり転倒多数。
何とか下ると、最初の分岐点へ戻り合流。 14時20分無事下山。 片付けをしていると、
もう1台の方々も下山して来た。 14時35分発、同じ道を戻り、15時05分、無事帰宅。

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 旧鹿沢 ~ 角間峠
 角間峠 ~ 偽ピーク ~ リターンポイント
 リターンポイント ~ ドロップ ~ 旧鹿沢

 

10:05 自宅出発
10:40 旧鹿沢 駐車場

10:55 準備を済ませてスタート
11:50 角間峠 昼食休憩
12:25 角間山へ向けて再出発
12:55 偽ピーク(角間山だと思い込んだ)
13:20 稜線移動 リターン 下山準備
13:35 ドロップ
14:20 下山 途中ヘロヘロ   【約3時間25分】

14:35 現地発
15:05 無事帰宅


四 阿 山 (2354m) ⑨   - リベンジ 鳥居峠 -

2018年03月03日 | 上信越
2018年3月3日(土)
今年は寒波の影響で寒くて優れない天気の日が多かったが、ここ数日は春のような陽気になって来た。
休日はあまり動かないようにしているが、週明けから再び冬型になり天気が崩れる予報。
休日でも人がいないので、以前にリタイヤした鳥居峠から四阿山のリベンジに出掛けることに。

朝食を済ませ、8時10分自宅出発。約30分、17km強。鳥居峠の脇道に路駐。
暑くなる予報なので薄着。雪が多そうなのでワカン装着、フットスキーを担ぎ、9時5分スタート。
1名のスノーシュー跡があるが、帰りの分がなく、峠にも他の車が無かったので、何時のものだろう。
最初の林道歩きが意外ときつい。思ったより時間が掛かり、やっと10時25分、登山口へ。

腰を下ろして持参したポット入りコーヒーを飲み、10分強休憩、気合を入れ直して再スタート。
数十メートル行くと、先行者の足跡が夏道とは違う方へ続いている。
夏道の方には全くのトレースがなく、目印のリボンも殆どないので、足跡の方を追うことに。
的岩の南側の稜線に出て、的岩の東側から夏道と合流。 前回リタイヤした密林を抜けて先へ進む。

雪に足を捕られ意外と時間が掛かり、古永井分岐の東屋へ着いたのは、もう12時10分。
東屋の窓枠に腰を下ろして、取り合えず昼食。 まだこの先が長く、ふとこのままリタイヤも考える。
しかし、①先行者の足跡があること。②フットスキーで帰りの時間を稼ぐことが出来ること。
③前回より日が長くなっていること。④最悪に備えてヘッ電を持参していること。で、先へ進むことに。

25分ほど休憩後出発。この先は以前にも増して雪が深くフカフカで、ワカン装着でも膝まで沈む。
先行者も苦労したようで、あちこちで沈み、迷っているトレースもある。
脚を捕られ、急坂もあり、何度か脚が攣り、左右の脹脛、太腿、都度暫し宥める為に休止。
夏道ルートは完全に不明。 先行者の足跡も林間を適当に巡っている。

初回のリタイヤ地点を明確に確認出来なかったが、四阿山の稜線へ出た時は、やっと達成出来たと感激。
頂上手前に2名がおり、お互いに写真を撮り合う。唐松岳へ向かったが強風でリフトが動かずここへ来たという。
14時25分、9回目の四阿山登頂。鳥居峠からは初めて。約5時間20分。夏ならもう少し短縮出来そうだ。
あまりゆっくりはしていられないので、写真撮影の後、ワカンからフットスキーに交換。

20分ほどの滞在で下山へ。登山靴とフットスキー、雪がフカフカの急斜面では、殆ど滑るという訳にはいかない。
この雪の沈み方では、ショートスキー110でも厳しかったかも知れない。
登り返しの坂で再びワカンに交換。古永井分岐の東屋へ戻った時は、もう16時。5分ほどの休憩で急いで下山。
的岩の手前から斜面が開けるので、ここで再びフットスキーに交換。ショートカットしながら林間を滑り降りる。

何とか滑れるが、時々脚を捕られ転倒。16時50分登山口。後は林道を戻るが、フットスキーでは走らない。
ワカンに履き替えるのも面倒なので、そのまま歩くが、今日の陽気で雪が融け、沈む方が多く、歩くにも難儀。
脹脛が筋肉痛でパンパンになって来る。長い歩きを終え、何とか暗くなる前、17時45分、鳥居峠まで戻る。
往復8時間40分ほど。荷物はそのまま放り込み、靴だけ交換して5分ほどで帰途へ。18時15分、無事帰宅。

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08:10 自宅出発
08:40 鳥居峠 脇道に路駐

09:05 スタート  ワカン装着、フットスキー担ぎ
10:25 林道歩き 登山口  10分強休憩
11:15 的岩 夏道合流
12:10 古永井分岐 東屋  昼食休憩   【鳥居峠から、約 3時間5分】

12:35 再スタート
13:50 初回リタイア地点?
14:20 四阿山稜線
14:25 四阿山登頂           【鳥居峠から、約 5時間20分】

14:45 四阿山から下山 ワカンからフットスキーに交換
15:30 再びワカン装着
16:00 古永井分岐 東屋  5分ほど休憩
16:30 的岩 フットスキー交換
16:50 林道登山口
17:45 鳥居峠 無事下山  【頂上から 約3時間】【往復 約8時間40分】

17:50 帰宅へ向け出発
18:15 無事帰宅


本白根山(2171m)  - 嬬恋 今井 -

2017年11月28日 | 上信越
2017年11月28日(火)
今年の秋は寒暖差が激しく、暫く寒い日が続いたが、昨日~今日~明日と天気も良く暖かくなる予報。
昨日は、周辺の山々の現在の状況偵察に出掛けたので、今日は停電の予定もあったので山歩きへ。
明日から娘が孫を連れて帰省して来るので、また暫くは出歩けないだろう。

今月6日の両神山以来なので、約3週間ぶり。 ブランクが長いので体力的に少し心配。
野反湖へ通じる国道405号線は、12月1日から冬季閉鎖に入るので、その前に白砂山へ行こうと、
5時20分自宅出発。途中つまごいパノラマラインも12月1日から冬季閉鎖に入ることに気が付く。
どうせなら、何度も計画倒れになっていた本白根山へと、行き先を変更。 距離的にはほぼ半分。

6時30分、大東大セミナーセンター跡地の登山口着。約47.5km(つまごいパノラマラインより約4.5km)
少し暖かくなるのを待ちながら、準備と朝食を済ませ、7時10分、登山口からスタート。
ヒーターグローブ、スパッツ装着。 ワカンは持参せず、簡易アイゼンはザックの中へ。
何時もなら指先がジンジンするが、ヒーターグローブの効果は抜群。20分ほどで電源はOFF。

登山道には徐々に雪が現れ、深いところでは足首上まで沈むが、アイゼンは必要なく、そのまま歩く。
陽射しと共に、身体も徐々に暑くなり、カラ松台でインナーを脱ぎ、手袋も薄めの物に交換、小休止。
更に1時間ほど登ると、本白根山周回の遊歩道に到着。 風が強く寒い。アウターのフードを被る。
取り合えず展望所へ向かい、記念撮影をしながら15分ほど休憩し、火口を回り頂上へ向かう。

頂上への登山道はないが、雪があれば登ることは可能。偽ピークまで登るが、その先に進めず撤退。
もう少し雪で覆われていれば行けたが、反対側から登れないかと、周回遊歩道をグルっと周る。
遊歩最高地点まで行ったが、その先から頂上へはやはり藪漕ぎ以上に厳しそうで、ここで諦める。
近くの岩に腰掛け昼食休憩、ゆっくり30分ほど休んで下山へ。

遊歩道を戻り、分岐点より下る。 下りは快調、下山道の雪は朝より融けて減っている。
カラ松台で小休止した後、一気に登山口まで戻る。 12時45分下山。 【往復:約5時間35分。】
片付けをし、13時05分、帰宅へ向けて出発。 往路と同じ道を戻るが、途中で睡魔に襲われる。
少し広い路肩で15分ほど昼寝。 14時25分、無事帰宅。 まだ停電中だった。

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

 

05:20 自宅出発      つまごいパノラマライン経由
06:30 登山口 路駐    約47.5km   【往路:約1時間10分】

07:10 準備と朝食を済ませ スタート
08:25 カラ松台      飲水、インナーを脱ぎ10分休憩
09:25 火口淵遊歩道            【登り:約2時間15分】

09:40 本白根山 展望所  15分休憩
09:55 周回に向け下山
10:25 本白根 偽ピーク    5分休憩   藪漕ぎ出来ずに撤退
10:45 監視小屋
11:10 遊歩道 最高地点   昼食休憩 約30分
11:40 下山
11:45 遊歩道 尾根分岐        【山頂周回:約2時間20分】

12:05 カラ松台
12:45 登山口下山                【下り:約1時間】

13:05 帰宅へ向けて出立
14:25 途中で昼寝休憩約15分  無事帰宅   【復路:約1時間20分】


火打山(2462m) ⑨ ~ 妙高山リタイヤ

2017年05月30日 | 上信越
2017年5月29日(月)火打山 ~ 30日(火)妙高山リタイヤ
月~火は梅雨入り前の貴重な好天気の予報、水~金は雲が多めで夕立の予報なので、見逃すのは勿体ない。
当初は南アルプス三ノ沢岳を、ロープウェイは使わずテント泊で計画したが、今の時季ではちょっと自信がない。
日が長い今なら強行日帰り出来ない距離ではないが、残雪状態がわからないので無理することは出来ない。
今季は乗鞍岳は2回滑っているので、2回目の火打山へ、どうせなら車中泊の上、翌日妙高山登山を目指す。

寝具・食料を含む車中泊セット、スキー、登山用品は常に積んであるので、飲料水のみ準備、4時30分自宅出発。
いつものコースで笹ヶ峰には6時25分着。 前回はまだ雪の下だったゲート前の駐車場も綺麗に開いている。
黒沢ルートはもう通れないので夏道を行くことになるので、革靴でスキー板を背負い、アイゼンを持参する。
6時40分スタート、数百メートル行ったところで日除けマスクを忘れたのに気が付き、一旦戻り再スタート。

最初は完全に夏道、途中から残雪が現れ半々、50分ほどで黒沢橋。 橋の上で腰を降ろして休憩、アイゼン装着。
取り掛かりには雪がないが、十二曲がりは完全に雪に覆われる。 アイゼンのお陰で喘ぎながらも直登で登り切る。
登った少し先の眺望の利くところで小休止。 再び登山道を進むが、雪の無い岩場の急登で意外と時間が掛かる。
暫くすると残雪帯に入り、後は適当に直進する。 樹林帯を抜けるところから左側の稜線上まで登り少し遠回り。

黒沢岳をトラバースして3時間15分ほど掛かり、高谷池ヒュッテ到着。 ここで補水して10分ほど休憩後出発。
高谷池上を直進し、天狗の露地へ。 一部雪解けが進む天狗の露地を左から巻いて直登コースを目指す。
先行者が1名見え夏道を行くようだが、斜めに進む。 陽射しで雪解けが進み、アイゼンの効きが悪く苦労する。
直登コースから先行者を追い、11時40分、笹ヶ峰から約5時間も掛かって、やっと火打山頂上へ到着。

 笹ヶ峰~黒沢橋~高谷池~火打山

 

思ったほど眺望は利かずちょっと霞んでおり、日本海や遠くの山々は見えない。周りの山の雪解けも進んでいる。
ゆっくり休憩。昼食を済ませ、滑降下山準備をし、12時35分、先日も滑った北斜面へドロップ。
しかしあまりにも凸凹の上、登り返しを考えて数百メートルで止め、ステップソールのまま登り返す。
再び東斜面へドロップ。気持ち良く滑れるが、一番下まで降りてしまうと登り返しがあるので、途中から斜滑。

天狗の露地上を通過して高谷池へ。 今回も黒沢岳へ向かうので、ヒュッテには降りず、トラバース気味に進む。
小ピーク下でクランポン装着、小休止。 ピークは目指さず稜線へ出る。 黒沢池でも一部で雪解けが始まっている。
稜線を進むが、黒沢岳手前で一部雪切れ。 悩んだが板を外し数メートルを藪漕ぎで通過。 その先にもう1ヶ所あり。
先週ぐらいまでだったら雪が繋がっていたかも知れないが、もうこの時季になると稜線上の通過は不可能となる。

東斜面にはまだ雪が充分残っており滑降可能だが、黒沢ルートを下山出来ないので、南面を下ることに。
頂上には雪があるが、下山方向にもう1ヶ所雪切れが見えるので、南面上まで板を持ってアイゼン無しで慎重に歩行。
南面上でスキー板装着、滑降下山へ。20分ほどで夏道の雪切れまで到着。板を外して格納しながら15分ほど休憩。
岩場の急登を下り十二曲がりへ。アイゼン装着を迷ったが、雪が腐っているので先行者の足跡を追い、真っ直ぐ下る。

黒沢橋まで降りればもう安心。夏道を下り、第二黒沢橋?(勝手に命名)で、顔と手を洗いサッパリする。
往復9時間40分ほど、16時20分、無事に笹ヶ峰駐車場へ戻る。 簡単に片づけをし下の駐車場へ移動。
トイレの手洗い水で身体を拭こうかと思ったが、水が出ない。 杉野沢の集落まで戻ることにし出発。
苗名の湯の温泉があり入るか迷いながらも数百円が勿体ないので、水道があるところを探していもり池方面を目指す。

 火打山~天狗の露地~黒沢稜線~黒沢岳
 黒沢岳南面~十二曲がり~黒沢橋~笹ヶ峰

#1 火打山
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いもり池の横に妙高高原ビジッターセンターがあり、広い駐車場と水道があるので、ここを宿泊地にする。
外水道で何時でも使えるので良いが、トイレが屋内にあり営業時間内でないと使えないのは非常に不便。
屋外設置が望まれる。 トイレは池の反対側、200m?先のバス停近くの運動公園?を利用する。
身体を拭き上げた後、池の周りを散策。 カーテンを吊るし寝袋を用意し就寝準備を整え、夕食を済ませ就寝。

翌30日、池の散策と朝食を済ませ、5時50分出発。 赤倉観光ホテルの先から登山道へ目指す。
スキーでは来たことがあるが、車でホテルまで登るのは初めて。 ここから先の道路は関係者以外は通行禁止。
ここから歩くのは大変なので、過去に登ったことがある燕温泉へ向かうことにして移動。赤倉温泉から燕温泉へ抜ける道は
過去の災害で通行止めになっているのは知っており、関温泉へ抜けようと思ったが、この道もまだ冬季閉鎖中だった。

一旦18号まで戻り、坂口北の交差点から関温泉を通り、かなりの遠回りして6時35分、燕温泉の駐車場へ到着。
スポーツドリンクを作り、荷物を日帰り用ザックに詰め替え、帰りの温泉後の着替えを準備し、7時スタート。
温泉街を抜け、無料の露天風呂を偵察し、旧スキー場を縦断して登山道へ向かう。 ここで下山者1名と会い状況を伺う。
ルートは違うが、上の方は雪が多く、所々でクラックも発生、登るのはかなり厳しいとのこと、行ける所まで行くことに。

 妙高高原ビジッターセンター~車中泊~赤倉温泉~燕温泉~妙高山登山口

 

最初は夏道を進むが、直ぐに崩落場所が何ヶ所かあり通過、その先の残雪地も何とか無事に通過したが、
やがて川に行き当たり渡渉しなければならない。 雪解けの水量が多く、渡渉場所を探してウロウロ。
1ヶ所飛び越えれば何とか渡れそうな場所があったが、帰りは越えられそうもないので、先に進むのは無理と判断。
この先は更に厳しくなるので、とても頂上までは到達できないだろうから、早めに引き返した方が賢明だろう。

登山道にはブヨが多く煩い。じっとしていると直ぐに刺される。 残雪地や崩落場所を無事に通過し、露天風呂まで戻る。
1名入浴中だったが暫くすると出て行った。 熱めのお湯で数分で汗がびっしょり、何回か出入りしてゆっくり過ごす。
それでも40分ほどが限界。 じっとしているとブヨに刺されるので10分ほどで涼みながら着替えて下山へ。
駐車場でもゆっくりしているとブヨに刺されるので早々に下まで降り、18号線、信越大橋手前の休憩所で休む。

コーヒーを飲みながら車内の片付け、30分ほど休憩後、帰宅へ向けて出発。
このまま帰ればお昼までには帰れるが、急ぐことはないので、途中で少し遠回り、農産物直売場さんちゃんへ寄る。
何度か寄っているが、今回もおやきと無料のコーヒーを頂きながら、暫し休憩。
帰路、松代街道の日陰で簡単な昼食とお昼寝をし、13時20分、無事に帰宅。

 妙高山登山口~登山道~リタイヤ~登山道~燕温泉露天風呂~帰宅へ

#2 車中泊 ~ 妙高山 リタイヤ
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04:30 自宅出発
06:25 笹ヶ峰 駐車場

06:40 スタート         忘れ物をして戻り 約3分ロス
07:33 黒沢橋         アイゼン装着 休憩7分
08:15 十二曲がり
09:30 黒沢トラバース分岐
09:55 高谷池ヒュッテ    補水 10分休憩
10:25 天狗の露地
11:20 直登取付き
11:40 火打山 頂上      【登り:約 5時間】

12:35 滑降下山        一旦登り返し
13:20 高谷池トラバース
13:35 黒沢岳 登り返し    クランポン装着
14:10 黒沢岳         稜線 一部 雪切れあり
14:25 黒沢岳 滑降下山
14:45 雪切れ         スキー板 格納
15:00 下山
15:10 十二曲がり
15:35 黒沢橋
15:50 第二黒沢橋?     顔と手を洗う 5分休憩
16:20 笹ヶ峰 無事下山   【往復:約 9時間40分】

16:35 笹ヶ峰 発
17:00 妙高高原ビジッターセンター 着   車中泊

5/30
05:50 妙高高原ビジッターセンター 発
06:05 赤倉観光ホテル
06:35 燕温泉 駐車場

07:00 スタート
07:10 黄金の湯
07:35 渡渉出来ず リタイヤ 引き返す
07:50 黄金の湯  露天風呂 入浴
08:40 黄金の湯  下山
08:50 燕温泉 駐車場

08:55 燕温泉 発
09:40 信越大橋 休憩所   30分休憩
10:35 農産物直売場「さんちゃん」  おやきとコーヒーで約20分休憩
10:55 農産物直売場「さんちゃん」発
12:00 松代 日陰で昼食・昼寝休憩
12:40 松代 発
13:20 無事帰宅


茶臼山 ~ 黒沢岳 ③   - 笹ヶ峰 -

2017年05月08日 | 上信越
2017年5月8日(月)
9日間に及ぶ大型連休が終わり、少しは世間が静かになっただろうから、お出掛けモードに。
昨日・今日と、黄砂飛来予報が出ているが、明日から天気が崩れるというので、出掛けるしかない。
GW中の平日、2日に火打山へ登ったが、今日は黒沢池の方からヒュッテを確認してから登ることに。
今シーズンは、シール登攀、革靴滑降、をしていないので、その調子の確認もしなければならない。
場合によっては三田原山からの滑降、黒沢岳からの滑降で、火打山はパスして良い。

3時55分、自宅出発。先日と同じコース。途中、信濃町の道路標示で+2℃。先日より少し暖かい。
一部杉野沢地区でショートカットし、現地笹ヶ峰、5時40分、約90km。 前回より少し早かった。
道路脇の雪も少し減り、木々も若干芽吹き始め、確実に春の訪れを感じさせられる。
上の駐車場はまだ除雪されておらず、下の駐車場には先日より少なく6台しか停まっていない。
革靴を履き板は背負い、ワカンは置いてゴム製のアイゼンを装着、5時55分スタート。

先日より若干雪が減ったような気がするが、まだまだ完全に覆われており、適当に黒沢を目指す。
55分も掛かり、やっと黒沢橋。 今日は雪が融けて橋が見えており、渡って対岸から沢を登る。
ゴム製のアイゼンは、爪の部分がゴムが延びて位置ズレする。 やがて2ヶ所ゴム切れが発生。
黒沢登りの途中でアイゼンを外し、スキー板にシールとクランポンを装着して、スキー歩行に変える。
二股から黒沢岳斜面に出て、先日の左とは逆に、今日は右側から黒沢池へ登って行く。

2時間15分ほどで、目の前が開け、黒沢池の広々した空間へ出る。
朝から多少の風は吹いていたが、益々勢いが増し、時折突風で身体がふらつき、真っ直ぐ歩けない。
体温も奪われ、ウィンドブレーカーを着込むが、風が止んだ瞬間は、陽射しで暑くなる。
池から見上げる黒沢岳の東斜面も素晴らしい。三田原山からのスロープも気持ち良さそう。
30分ほど雪に埋もれた黒沢池を横断すると黒沢ヒュッテ。休館中、冬季小屋も見つからなかった。

 笹ヶ峰~黒沢橋
 黒沢橋~黒沢遡行~黒沢池~黒沢ヒュッテ

 

風が強いしどうするか迷いながら、茶臼山の斜面も綺麗だったので、こちらから火打山へ向かうことに。
登りの途中、何度も強風で身体がふらつき、春のザラメ雪なのに雪煙が舞い上がり、視界もぼやける。
この状態で火打山までは厳しいなぁと思いながら、無理はせずにこのまま下山することも考える。
取り合えず茶臼山まで登り、一応記念撮影。 下山方向で黒沢岳へ向かうか、火打山へ向かうか迷う。
少し風が収まったような気がしたので火打山へ向かうが、途中から再び強風に襲われる。

まだ2時間ぐらいは掛かるだろうし、先日登ったばかりなので、無理せずここから引き返すことに。
黒沢稜線まで戻り、ここでクランポンを外し、シールのみでの歩行に切り替える。
この時2名が登って来られ、お話しを聞くと、やはり強風で火打山を諦めてこちらへ来たということであった。
小ピークを越え黒沢岳頂上で、板からシールを外しケーブルを装着、革靴の紐を締め直し、滑降準備。
先日と同じ南面を下るか、急斜面ながら先ほど見た素晴らしい東面を下るか、ここでも迷う。

革靴でちょっと心配だったが、風当たりも少し弱い東面に挑戦。 春雪で少し緩んでいるので何とか滑降。
アッという間に黒沢池まで下る。この急斜面を革靴とショートスキーで降りられたのは少し自信になった。
まだ時間が早いし、このまま下るか、登り返してもう一度黒沢斜面を滑るか、また悩む。
今から下れば昼食を車に戻ってから摂れるので、下山することにし、黒沢川沿いに下る。
途中、大回りし過ぎて、一部雪切れ箇所へ出てしまい、一旦少し戻り川沿いに黒沢橋まで戻る。

ショートスキーと革靴、微妙な下りで、雪解けによる凸凹に難儀しながらも、11時40分ゲートまで戻る。
道路まで下り、雪解け水でスキー板を洗い、雪を落として綺麗にし、車に戻る。
駐車場には8台停まっているが、何台かの車は入れ替わっている。
道具を乾かしながら昼食準備。 今日もツナ入りインスタントラーメンで昼食。
12時35分、現地出発。 途中で眠気覚ましに10分ほど昼寝休憩。14時50分、無事帰宅。

 黒沢ヒュッテ~茶臼山~火打山リターン
 火打山リターン~黒沢岳~黒沢東面滑降~黒沢池
 黒沢池~黒沢滑降~黒沢橋~笹ヶ峰~帰宅

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

03:55 自宅出発          何時ものコース、菅平~小布施堤防~18号~杉野沢
05:40 笹ヶ峰駐車場       約 90km  途中、信濃町の道路標示 +2℃

05:55 スタート          革靴 + ゴムアイゼン
05:50 黒沢橋
07:25 シール歩行に変更
07:40 二股
08:10 黒沢池
08:40 黒沢ヒュッテ       10分ほど偵察休憩

08:50 黒沢ヒュッテスタート   強風で難儀
09:30 茶臼山
09:55 火打山を諦めリターン   強風
10:15 黒沢稜線         クランポンを外しシール歩行
10:18 小ピーク
10:30 黒沢岳           休憩 シール外しケーブル装着
10:46 黒沢岳 東面滑降下山
10:52 黒沢池
11:00 二股
11:15 黒沢橋
11:40 登山口ゲート       【約 5時間45分】

12:35 現地発           途中で10分ほど 昼寝休憩
14:50 無事帰宅         往路と同じ道を戻る

 

≪≪ 今回の反省・気付き ≫≫
・以前よりあまり気に入らなかったゴムアイゼンが、結局は使い物にならなかった。
・久しぶりの革靴歩行だったせいか、左踵に靴擦れが出来てしまった。
・黄砂飛来予報が出ている時は強風が伴うことを痛感。
・黒沢下りの途中で、ストックのスノーパットを片方落としてしまった。
・ハードブーツ歩行が意外と簡単で効果があり、革靴に拘る必要がない。

 

 

 

登山口ゲート
昨年5月13日
黒 沢 岳
一昨年5月01日
夏の黒沢池
2006年8月6日

 


火 打 山(2462m) ⑧ ~ 黒沢岳②  - 笹ヶ峰 -

2017年05月02日 | 上信越
2017年5月2日(火)
絶好の好天気の予報、GW最中ではあるが一応平日なので、混雑は多少緩和されるかも知れない。
登山口の笹ヶ峰までの道路が先月28日に開通したが、開放時間が遅く日帰りは出来ずに見合わせていた。
昨年は少雪だったこともあり、13日に出掛けた時はもう雪解けがかなり進み、黒沢は通行出来なかった。

黒沢からの登り降りは雪のある時季しか通れないので、初めての通行に期待をしながら出掛ける。
4時自宅出発。何時もの通り菅平越え、須坂から小布施堤防を抜け、18号線で黒姫経由杉野原。
途中、信濃町の道路標示では-2℃、先日の乗鞍岳のように、スロープがガリガリになっていることが心配。
冬季閉鎖解除された妙高高原公園線を約14km、途中の道路の一部は融雪水が凍ってツルツルになっている。

5時55分、約91kmで笹ヶ峰。上の駐車場はまだ除雪されてなく、下の駐車場へ停める。既に15台ぐらい。
最初から雪に覆われているのでハードブーツ、ショートスキー110を担ぎ、アイゼンは置いてワカンを持参。
6時5分スタート。半分以上雪に埋もれている登山口ゲートの横を通り、案内のない林間を適当に進む。
何度か来ているので大体わかるが、初めてならルートがわからないだろう。

黒沢橋を渡り十二曲がりから夏道を登るか、黒沢の沢筋を登るか、沢が雪に埋もれているので沢筋を上がることに。
所々に雪が崩れた跡があり、快適に滑り降りるという訳にはいかなそうだが、雪は繋がっているので降りられそう。
雪崩に注意しながら沢筋を35分ほど登り、二股に分かれた筋を左側へ入り、黒沢岳の裾から夏道と合流。
黒沢岳をトラバース気味に進み、2時間30分ほどで高谷池ヒュッテに到着。 先に3名が登って行くのが見える。

2名が出発準備を済ませ出立。 おやつとセルフ撮影で20分ほど休憩し、先人を追って再スタート。
池は雪で埋もれているので直進、天狗の露地も直進、雷鳥平を通らずに最短距離で直登コースに向かう。
直登取り付きからはヒィヒィ喘ぎながらも、10時10分、駐車場から約4時間5分ほどで、火打山頂上。
360°の素晴らしい眺望。 富士山や佐渡島も見え、何度か登っているが、今までで一番の眺望かも知れない。

 笹ヶ峰~黒沢遡行~黒沢岳南面~高谷池
 高谷池~火打山

 

20分ほど休憩、まだ時間が早いのでどうするか考え、先ずは気持ち良く登り返しも楽そうな北斜面を滑ってみることに。
緩斜面の上、昨日に降雪があったようで、今の時季では考えられないようなベストコンディションで最高。
僅か5分ほど、アッという間に下ってしまい、これ以上下ると登り返しが辛くなるので、板を担ぎ直して登り返す。
25分ほど掛かって2回目の火打山頂上へ戻るが、まだ時間が早いので、もう1回滑って来ることにして滑降へ。
余りにも気持ち良いので、先ほどよりもう少し先まで下る。 頂上でちょっとお話しした2名も下って来た。
ここから再び板を担いで登り返し。先ほどより下まで下ってしまったので40分ほど掛かり頂上へ戻る。3回目の登頂。

景色を眺めながら昼食。 降りるのは勿体ないほどの眺望と気温。 40分ほど休憩後、黒沢岳を目指して下山へ。
直登した急坂は気持ち良く滑り降りられるがアッという間。後は出来るだけ高度を落とさないように稜線沿いに大回り。
茶臼岳手前で夏道と合流する辺りから登り返し。 壺足ではなく、板のままシールは使用せず、クランポン装着して登る。
小ピークから見る黒沢岳稜線は格好が良い。 稜線の先の方で3名が滑降準備、通過する時にドロップして行った。

クランポン歩行25分ほどで黒沢岳頂上。 狭いし標識もない。 夏道はないので、雪のある今の時季にしか登れない。
小休止の上、念願の滑降下山へ。 沢まで一気に滑り降りる。 僅か10分ほど、後は川底部分を避け、川筋に沿って下る。
黒沢橋付近からは緩斜面で半分は歩くような感じ。疎らな雪解け後が凸凹になり、ショートスキーでは滑り難い。
何とか方向を修正しながら、黒沢岳から40分ほどで、笹ヶ峰の駐車場へ戻る。 往復 約8時間45分。

車を少し移動してから、お湯を沸かしてコーヒーたイム。 片付けを済ませて15時20分、現地発帰宅へ。
往路と同じ道を戻り、途中でトイレ休憩2回を入れ、17時25分無事帰宅。

 火打山~北面滑降~火打山
 火打山~黒沢岳
 黒沢岳~黒沢滑降~笹ヶ峰

 

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

04:00 自宅出発   菅平~小布施堤防道路~18号~杉野沢    信濃町-2℃
05:55 笹ヶ峰    途中の県道 凍結箇所あり    約 91km

06:05 スタート   上の駐車場、登山ゲートは雪の下
06:55 黒沢     橋を越えるか、沢を登るか
08:35 高谷池
08:55 高谷池    20分ほど休憩 スタート
09:45 直登取り付き
10:10 火打山 頂上                 【笹ヶ峰から 約4時間05分】

10:31 1回目 北斜面 ドロップ
10:39 1回目 登り返し
11:03 2回目 登頂
11:08 2回目 北斜面 ドロップ
11:17 2回目 登り返し
11:59 3回目 登頂

12:40 火打山 下山
13:35 黒沢岳へ向けて、スキー板にクトーを装着して登攀
13:45 小ピーク
14:00 黒沢岳                   【火打山から 約1時間20分】
14:10 黒沢岳 下山
14:50 笹ヶ峰 駐車場    【黒沢岳から 約40分】【トータル 約8時間45分】

15:20 帰宅へ向けて出発  往路と同じ道を戻る
17:25 無事帰宅


大 渚 山 (1569m) ②  - 雨飾高原 手前 -

2017年04月28日 | 上信越
2017年4月28日(金)
明日からGWへ突入、その前の好天気の平日、お出掛けしないのは勿体ない。
「火打山」を計画していたが、登山口への県道の冬季閉鎖解除が今日の午前10~11時頃だという。
この時間からでは日帰りは無理なので、昨日登山口まで開通した「白馬岳」なら朝一で入れる。
他に、先週行ったばかりの「乗鞍岳」も、明日から春山バスの運行が始まるので検討に値する。

しかし今朝は寒気団来襲で平地でも霜が降りるほど、3000m級の山はガチガチに凍るだろう。
ということで標高の低いところで雪がありそうな、大渚山に決定。
前回は小谷温泉から登ったが、最近は手前の大草連(おおぞうれ)から登る人が多いというので、
ここを目指し、偵察の結果によっては、小谷温泉か雨飾荘から蒲池を経由して登ることにする。

04時35分、自宅出発。地蔵峠越え、 早朝無料の日高トンネル経由、148号~県道114号。
6時頃の小谷村の道路標示では0℃、アメダス県内30ヶ所の内、半分が氷点下になったようである。
高地坂下バス停先より左折、つづら折れの坂を約2km登り、大草連集落終点、6時30分着。約101km。
特に駐車スペースはなく、路肩に数台停まる程度で、シーズン中なら早めに到着しないと停められない。

登山道はなく若干の雪が残るもののルートは不明、初めての残雪期の登山は無理と諦め、小谷温泉へ向かう。
小谷温泉からも出だしは雪が無く、前回登っているので先に雨飾高原の方を偵察して来ることに。
雨飾荘までは道路は開通しているが、その先はまだ除雪もしてなく通れない。
当然、笹ヶ峰へ抜ける林道は通行不能。 ここから歩いて登るか迷ったが、小谷温泉へ戻ることに。

戻る途中、除雪された駐車スペースがあり、人が入った形跡を発見。 ここから登ってみることにした。
最初から雪で覆われているので、先日の乗鞍岳でのハードブーツが意外と簡単に登れたので、
ショートスキー110と組み合わせて準備をする。 ワカン・アイゼン持参、7時10分スタート。
下りのルートを見失わないように周りをチェックしながら45分ほど登り、鎌池は帰りに寄るとして進む。

やがて雪に覆われた林道へ突き当り、フラットな道を15分ほど歩くと湯峠に到着。路駐から約1時間20分。
ここで飲水しながら小休止。今日は娘の誕生日なので、おめでとうメールを打つが、圏外で送信出来ず。
ここから少し本格的な山登り。ハードブーツの効果があり、壺足のまま小ピークを越え、最大の急斜面の掛かる。
流石に危険を感じ、ここでアイゼン装着。 雪庇もあり急坂とでルート取りを考えながら上を目指す。

最大の急斜面を越えると、アイゼンが雪団子になるので外して、再び壺足で登る。
見通しの良いところまで来て、娘へのメールを再送信。 今度はアンテナが2本立ち、送信完了。
前回はそれほど感じなかったが、今回は意外と登りがきつく感じながらも、3時間弱で頂上へ登頂。
地図上では避難小屋がある西峰が大渚山となっているが、東峰の方が標高が3mほど高い。

 大草連 ~ 雨飾高原
 雨飾高原 路駐 ~ 湯峠
 湯峠 ~ 大渚山 東峰
 

 

誰もいない、360°の眺望に大満足。休憩と記念撮影で20分ほど過ごし、スキー板を履き西峰を偵察に。
避難小屋は雪の下に埋もれて全く見えない。 大草連への尾根を下って登り返すつもりで移動。
下を見ると、快適に下れそうな斜面だが、反面、登り返しがきつそう。
急に気力が萎え、東斜面の小谷温泉へのスロープを下り登り返すことにして更に移動。

小谷温泉側からは谷を越えないと戻れず、下まで降りると県道を歩いて戻らなければならない。
急坂と雪庇の位置まで来ると、下に湯峠と林道が見えて来る。
今からなら鎌池に寄っても、昼までに車に戻り昼食が出来るかなと、頭の隅に思い浮かぶ。
こうなると、きつい登り返しが嫌になり、登って来たルートを滑降しながら下山することに。

小ピークで一旦板を脱ぎ担ぎ上げ、再び装着して湯峠まで下り、フラットな林道を板を着けたまま鎌池まで歩く。
鎌池はまだ雪に覆われているが、一部から雪解けが始まり水面も見え始め、周りの木々も芽吹き始めている。
下山に向かって適当に進み、何とかルートを探しながら、最後の緩斜面を気持ち良く滑り降り、車へ戻る。
片付けをしながら、今日はインスタントラーメンで昼食を済ませ、帰路は有料の日高トンネルは避け、旧道から帰宅。

 大渚山 ~ 湯峠 ~ 鎌池
 鎌池 ~ 雨飾高原 ~ 帰路

 

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

04:35 自宅出発   地蔵峠~日高トンネル経由
06:30 大草連 着   約101km

07:10 雨飾高原方面を偵察後、路駐 約109km  準備を済ませてスタート
07:55 鎌池横を通過
08:30 湯峠     10分ほど休憩
10:05 大渚山 東峰  【路駐から約2時間55分】  20分ほど休憩
10:35 大渚山 西峰
11:10 湯峠
11:25 鎌池
11:50 無事下山   車へ戻り昼食   【往復 約4時間45分】

12:40 帰宅へ向け出発
15:00 無事帰宅   旧道~地蔵峠経由  帰路約106km