nauhts の山歩き記

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四 阿 山 (2354m) ⑭  - 鳥 居 峠 -

2021年11月15日 | 上信越
2021年11月15日(月)
今年はコロナ自粛モード、天候不順、兄のサポート、加齢、等で山歩きがめっきり減っている。
体力の衰えが心配、チャリのポタリングは時々行うが、電チャリなので効果は薄い。
少し焦り気味になって来たので、一昨日の達磨山~霧隠峰に続いて、14回目の四阿山へ。

庭の落ち葉片付けを済ませ、8時25分自宅出発。 鳥居峠から林道へ入り登山口へ。
メインの四阿高原口に比べローカル的なので、この時季の平日、誰もいないかと思ったが既に2台駐車。
準備を済ませ9時10分スタート。何度も歩いているが、冬山とは雰囲気が違うので新鮮。
的岩まで35分ほど、更に森林帯を抜け東屋のある古永井分岐まで25分ほど、10時10分着。

先に20分ほど進むと眺望が開ける展望地、ここの雰囲気はこのルートで一番良い。
この先所々に階段が現れ、一部降雪が残る登山道を20分ほど行くと、嬬恋清水の分岐になる。
16年1月、時間切れでリタイヤした場所なので、何時も気になるところ。
この先少し急坂になるが、雪がなければ問題なし。稜線で四阿高原からの登山道と合流し頂上へ。

鳥居峠登山口から約2時間、思ったより早く着き、まだ11時10分である。
4名が休憩中、遠くは少し霞んでいるが、360°の眺望が素晴らしい。
少し早いが昼食休憩。暫くすると風が出て来て少し寒くなって来たので、早々に下山することに。
この間に3名がやって来て休憩。写真を撮って頂いて、11時45分下山、来た道を戻る。

帰りは淡々と下るだけ、木陰で風の当たるところでは寒いが、南面の無風地では暑い。
途中でアウターを脱ぎ、復路では休憩なし、1時間25分ほど、13時10分駐車場まで下山。
往復4時間、意外と早かった。車が1台増えており、下山中に1人出会った人のものだろう。
片付けを済ませ帰宅へ。13時55分無事帰宅。少し脚力が付いた感じ、これを維持しよう。

 

08:25 自宅出発
09:00 鳥居峠林道終点 駐車場 鳥居峠から3.2km

09:10 スタート
09:35 的岩       林道終点から1.3km
10:10 古永井分岐 東屋       1.8km
10:30 展望地            3.0km
10:50 嬬恋清水           3.3km
11:10 四阿山 頂上   【2-00】4.1km

11:45 四阿山 下山
12:05 嬬恋清水    四阿山頂上から0.8km
12:20 展望地            1.1km
12:30 古永井分岐 東屋       2.3km
12:50 的岩             2.8km
13:10 林道終点 駐車場 【1-25】4.1km    【4-00】

13:25 帰宅へ向け出発
13:55 無事帰宅


達 磨 山 (1430m)③ ~ 霧 隠 峰(1550m)② ー 赤井林道 ー

2021年11月13日 | 上信越
2021年11月13日(土)
昨年からのコロナ騒動も先日まで続いており、やっと少し落ち着いて来た感じ。
今年は実兄の入院・手術・リハビリ、留守宅の管理などで、お出掛け機会が減っている。
今日は土曜日ながら好天気になる予報、人がいない近くの里山?歩きに出掛けることに。

今年の山歩きは、5月の乗鞍岳のチャリ&スキー以来で半年ぶり。
日頃はチャリのポタリング以外は殆ど運動をしていないので、脚力不足が懸念される。
昨年5月に歩いたコースを、ほぼ逆回りで歩き、一部ルートの確認をするつもり。
赤井林道の水道施設前に駐車予定だったが、周辺の伐採作業で使われており、駐車出来ない。

少し引き返して送電線設備へ向かう林道に入り、目的の1つ、設備に行かずに、
No5番鉄塔から巡視道で、6番鉄塔を経由して直接7鉄塔へ向かうコースを確認する。
巡視道入口に僅かなスペースがあったので、何とかUターンして駐車、準備を済ませる。
9時スタート、6番鉄塔までは意外と傾斜がきつく、先が思いやられる。

7番鉄塔まで約30分、更に稜線道を25分ほど歩くと赤井山頂上に到着、暫し休憩。
目的の1つは確認できたが、ここから達磨山へのルートがとれるのか気になる。
前回のコースの逆の登りはほぼ不可能なので、大きく迂回するルートを探さなくてはならない。
ダメ元で引き返すことを覚悟して一旦コルまで下る。崖下を探りながら大きく迂回。

1ヶ所、ほぼ砂地で枯葉が溜まる傾斜地をトラバース、滑るので一歩一歩慎重に進む。
渡り終えた先はかなりの急坂、先ほどのトラバース地を戻るのは嫌なので無理して先へ。
何とかお屋敷跡からの登山道に合流、達磨山第3峰への登りも結構きつい。
後は稜線歩きで赤井山から約1時間15分ほどで達磨山頂上。少し先の展望地で早めの昼食休憩。

30分ほど休憩後、どこから下山するか迷いながら、取り合えずは霧隠峰に向かい急斜面を下る。
流石に脚にきているので、途中から直接林道へ下るつもりでコルまで行ってしまった。
直ぐ目の前に霧隠峰西峰が見えているので、もう少し頑張って西峰から下るつもりで再び登る。
踏み跡は無いので適当に探りながらの登攀、途中で何度か脚が攣ったが、1時間20分ほどで登頂。

暫し休憩、もう脚が限界なので東峰は諦め、コルから林道経由で下山することに。
コルまで下ると林道周辺の伐採が進み、昨年来た時とはイメージが違う。
それこそ目の前に東峰が聳え、折角来たのだら最後の踏ん張りで頂上を目指すことに。
思ったより時間が掛かったが、達磨山から約2時間15分ほどで霧隠峰東峰へ到達。

写真撮影を済ませ下山、伐採地まで戻り林道へ。様子が違うので少し迷ったがショートカット道へ。
林道へ復帰、ショートカット道入口は伐採材が山積みされており、逆工程では気が付かないかも知れない。
林道ゲートを通過し、水道設備建屋の下で給水、ここから巡視道林道を約1kmほど登り車の元へ戻る。
周回約6時間5分。片付けしながらコーヒーを飲んで帰宅へ。

【今回の写真はスマホ撮影。霧隠峰西峰以降の写真が何故だか表示出来なくなってしまった。】
【何かをした訳ではないが、下山後の帰宅へ向かう林道からの撮影は写っているので不思議。】

【今回の写真はスマホ撮影。霧隠峰西峰以降の写真が何故だか表示出来なくなってしまった。】
【何かをした訳ではないが、下山後の帰宅へ向かう林道からの撮影は写っているので不思議。】

 


横手山 ~ 白根山

2021年05月04日 | 上信越
2021年5月4日(火)
GWの真っ最中、3度目の緊急事態宣言が発出されているが、今日は好天気になるという予報。
明日から暫く雲り~雨の天気が続きそうなので、多少の混雑は覚悟で出掛けることに。
1ヶ月以上のブランクがあるので体力・脚力に不安、足慣らしの簡単なところを目指す。

乗鞍岳火打山はちょっと厳しいので、5時40分自宅発、岩菅山へ登山&スキーに向かう。
登山口手前5~600mのところまで除雪済、準備を済ませて7時40分スタート。
登山口までスキーハイクのつもりで板を装着。何とソフトブーツと板が合わない。
単に歩いて往復はちょっと厳しそうなので諦め、志賀山登山に切り替える。

大沼の登山口から大沼まで1時間掛かりそうで、そこから志賀山へ登るのは大変。
蜆川から直接登ろうと移動、登山靴で準備を済ませて登山開始。階段を登る。
しかし、忠治の隠岩まででその先の登山道がない。どうも大きく迂回するようだ。
面倒臭くなり、以前から気になっていた横手山の外れの斜面を偵察。

何とここにはもう雪がない!。仕方ないので渋峠へ移動し、ここから横手山へ登ることに。
渋峠にも連休らしく沢山の車やバイク、チャリも多い。
渋峠側のリフトは動いていないが、シール登攀でゲレンデ脇から頂上へ向かう。
記念撮影の後、山頂展望台へ。シールを外して横手山コースを少し下る。

登り返しが大変なので迂回しながら渋峠ゲレンデへ戻り、駐車場まで戻る。
まだ11時、昼食には早いし、白根山の山田峠上の気になっていた斜面へ向かう。
途中、雪の壁付近で雪塊崩落で片側交互通行規制、渋滞になっており車の列が続く。
やっと抜けて山田峠上の駐車スペースへ。ここで早めの昼食を済ませる。

斜面が緩やかなのでシールは着けず、ステップソールのみで登攀。
ピークまで登るがそこで雪切れ。東斜面は雪が残っており気持ち良く滑れる。
滑降後、道路まで登り歩いて帰るか、シール登攀で登り返すが悩みながらも、シールアップ
僅かだがこの斜面は、乗鞍岳や火打山と良い勝負、1回だけでは物足りないが、戻ることに。

片付けをして帰路へ。この途中でも1ヶ所、片側交互通行になっており、またもや渋滞。
抜けた後は草津まで一気に下るが、市街地でも渋滞。 脇道を抜けてショートカット。
後はいつもの通り、つまごいパノラマラインを抜けて帰宅へ。
途中で実家用の野菜の苗を買って、15時10時無事帰宅。

 


角 間 山 (1981m)③(スキー登山)  - 旧鹿沢 -

2021年02月21日 | 上信越
2021年2月21日(日)
今年は日ごと、時間ごとの気温差が激しく、今日は好天気で4月並みの気温になるという予報。
コロナ禍とはいえ日曜日なので何処も混むだろうから、マイナーなところを選ぶ。
湯の丸山へ、ショートスキーのテストランをしたところから目指そうと出掛けたが、
思ったほど良くなかったので、少し下って角間山へ以前とは違うルートで登ってみることに。

18年3月には頂上まで達せず、6月にリベンジしたが、スキー板で登るのは初めて。
朝食を済ませ8時30分自宅出発。地蔵峠を越え鹿沢へ下り、道路脇の駐車場へ停める。
日曜日だけあって、こんなところでも既に3台が駐車、1名がスノーシューで出発準備中。
ショート板で準備をしながら早めのコーヒータイム。9時40分過ぎスタート。

角間峠方面を目指しシール歩行、10分ほどで分岐。峠を目指さず林道から谷間を直進する。
15分ほど暑くなりブレーカーを脱ぐ。谷間も両斜面も疎林で、どこを滑っても気持ち良さそう。
尾根まで上がると湯ノ丸山が見えて来る。角間山の頂上を目指してほぼ直進。
頂上手前から急角度の密林になり、暖かさでシール団子も出来て、かなり苦労しながら登る。

11時5分、誰もいない頂上到達。登り1時間25分ほど。360°の眺望が素晴らしい。
セルフで記念撮影をし、もう1度密林の下まで登り返すつもりでシールオフし下山準備。
下山直前、角間峠方面から1名が登って来たが、入れ替わりで11時40分滑降下山。
密林の中を下るのに苦労しながら、疎林帯まで来ると、後は気持ち良い滑降。

広いので何処へ下りるか迷いながら谷筋まで下る。ここまで来てしまうともう登り返す気が失せた。
このまま下ると見覚えのある登山道の分岐点へ。後は登山口まで滑りスキー板を外して駐車場へ。
12時10分下山。片付けをしながら車の中で昼食を済ませ、これからどうするか暫し思案。
鹿沢スキー場から先のルートを偵察しながら、鳥居峠を越えて14時5分無事帰宅。

 


四阿山(2354m)⑬ ~ 根子岳(2207m) ー 四阿高原 -

2020年10月21日 | 上信越
2020年10月21日(水)
今年は本当に天気に恵まれない日が続いているが、今日は朝から晴れの予報。
しかし朝起きてみると曇り空。紅葉が期待される高妻山~戸隠山を予定したが、意欲が削がれてしまった。
朝食を済ませると、八ヶ岳方面は雲に隠れているが、菅平方面は晴れて来たので、お出掛けすることに。

鳥居峠からピストンするつもりだったが、ちょっと物足りないので、急遽、四阿高原から根子岳周りに変更。
四阿高原へ向かう途中、見ると鳥居峠からの稜線は雲に隠れており、四阿高原からで正解であった。
登山者用無料駐車場まで19kmほど。近いというのは良いなぁ。 他の車は一台もおらず、ちょっと不思議。
準備を整え出立。四阿高原ホテルの紅葉が綺麗。 しかしホテルは閉館なのか休館なのか、閉まったまま。

登山道から牧場へ、ショートカットで牧場内を斜め横断して登山道に復帰、牧場エンドまで1時間強。
所々狭くなる登山道はクマザサが覆い茂り、朝露でビショビショ。スパッツがあっても下半身が濡れる。
途中の祠で小休止後、八合目まで出ると、眺望が開けて来る。北アルプスも見えて来たが下は雲海。
八ヶ岳やちょっと雪化粧した浅間山も雲海に浮び、上空は青空で気持ちが良い。

途中から気になっていた鳥居峠・的岩の分岐点から右折してこのコースを偵察。
九合目までは踏み跡がしっかりしていたが、その後は藪でルート不明。 藪漕ぎで登山道へ復帰する。
根子岳分岐から頂上へ。登り約2時間35分ほど、四阿山頂上。流石に百名山、10名ぐらいが休んでいる。
四阿高原からのコースでは誰とも会わなかったが、殆ど牧場管理事務所口から登っているようだ。

頂上から広範囲に雲海が広がり、まるで海に上にいるよう。残念ながら富士山は見えなかった。
写真撮影を済ませ、東峰にある三角点まで往復。再び頂上に戻り昼食休憩。35分ほど景色を堪能。
中四阿経由で下山するかとも思ったが、16年12月のルートと同じく根子岳経由で下山することに。
最低コルの笹平までは結構な急坂を下る。コルから登り返して根子岳頂上まで約1時間10分。

こちらも数名が休憩中、小休止しただけで牧場管理事務所へ向けて下山。スキーコースには △だな?。
途中の東屋でも一休み、約50分ほどで管理事務所登山口。 ここから牧場を横断して四阿高原へ戻る。
広々した牧場歩きから四阿山~根子岳が美しい。紅葉も綺麗で最後まで天気が崩れずに良かった。
約40分で牧場横断、登山道から駐車場へ戻る。片付けをしながらコーヒーを飲み、帰宅へ。

 (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 四阿高原 ~ 牧場縦断 ~ 登山道 ~ 四阿山  
 四阿山 ~ 東峰・三角点 ~ 四阿山
 四阿山 ~ 根子岳 ~ 牧場管理事務所口
 牧場管理事務所口 ~ 牧場横断 ~ 四阿高原

 

07:50 自宅出発
08:20 四阿高原 登山者用無料駐車場  約19km

08:35 四阿高原 登山口
08:50 牧場 ショートカット
09:10 登山道復帰
09:40 牧場エンド
09:55 七合目 2100m
10:00 祠 5分休憩
10:20 八合目 2200m
10:35 鳥居峠・的岩 分岐
10:45 九合目 この後登山道不明 藪漕ぎ
10:55 登山道復帰 根子岳分岐
11:10 四阿山 頂上       【登り:約2時間35分】

11:20 四阿山 三角点
11:30 四阿山 頂上 昼食休憩 約35分
12:05 四阿山 下山
12:15 根子岳・四阿高原 分岐
12:35 笹平 最低コル
13:15 根子岳 頂上    【四阿~根子:約1時間10分】

13:20 根子岳 下山
13:55 牧場上 東屋 5分休憩
14:10 牧場管理事務所 登山口  【根子岳下山:約50分】
14:50 牧場横断 四阿高原口    【牧場横断:約40分】
15:05 四阿高原ホテル
15:10 登山者用駐車場 無事下山 【周回:約6時間35分】

15:30 片付け・コーヒータイム後 帰宅へ
16:00 無事帰宅


鼻 曲 山(1655m)  = 二度上峠 =

2020年04月07日 | 上信越
2020年4月7日(火)
中国武漢で発生した新型コロナウィルス感染症「COVID-19(coronavirus disease 2019)」が世界的に猛威を振るっている。
日本でも都会を中心に蔓延し、政府は今日付けで緊急事態宣言を出し、やっと本腰を入れ始めた。
今日は晴れの予報、外出自粛で特に3密に注意とのことだが、山歩きなら問題ないだろうと出掛けることに。

まだ道路が冬季閉鎖中で、春山スキーにはちょっと早いので、近くで何処かへ行こうと5時過ぎに自宅出発。
鳥居峠から四阿山の林道の冬季閉鎖は3月一杯だが、まだゲートが閉まっており、災害通行止めのようだ。
それではと昨年偵察した浅間山へ行こうとしたが、車坂峠への県道がまだ冬季閉鎖中で通れない。
キャベツ畑の農道から向かうも災害通行止めでぐるりと大回りして、結局は別荘地帯からしゃくなげ園へ。

車中で朝食を済ませる頃、しゃくなげ園から見上げる浅間山周辺は曇って来てしまった。
残雪が少なく山スキーは出来そうもないので登る意欲が萎えてしまい、軽井沢方面をドライブして帰ることに。
北軽井沢まで来ると、そうだ二度上峠から浅間隠山と鼻曲山へ登れるなぁと、向かうことに。
峠の駐車場へ着くと、浅間山が綺麗に晴れて来ており、ちょっと失敗したかなと少し悔いる。

準備を済ませ、浅間隠山を目指し、先ずは駒髪山へ登り、先へ進むが登山道が不明で引き返すことに。
一旦駐車場へ戻り、コーヒータイム。 スマホのテストもしたいので、地図をダウンロードし準備。
9時50分、鼻曲山へ向けてスタート。30分ほどで氷妻山、スマホも順調に動作している。
一旦下り再び登り返すが、最後が残雪の直登でかなりきつい。1時間30分ほどで鼻曲山登頂。

誰もいない頂上で昼食休憩。眺望はあまり良くない。スマホのセルフ撮影に少し手間取ったが、12時5分下山へ。
急登の下りで、単独の登山者とすれ違い、初めて人と会った。再び氷妻山へ登り返し、13時30分下山。
帰り支度を済ませ、13時45分現地発。来たつまごいパノラマラインから14時55分無事帰宅。約56km。
後から調べると、浅間隠山への登山口は、二度上峠から直接向かうのではなく、少し下った先からだった。


烏帽子岳(2066m)③  - 本原・赤坂-

2019年12月16日 | 上信越
2019年12月16日(月)
師走も後半月、新しい年を迎えようとしているが、今年は山行きが少なかった。
災害級の悪天候や暑さ寒さの極変化で平日の好天気が少なく、歳と共にお出掛け意欲も薄れて来ている。
もう直ぐスキーシーズン入りだが、体力的にかなり落ちているので、少し鍛えなくてはならない。
明日から曇りがちの天気が続く予報、今日は貴重な晴れ間が期待出来そう。

朝の気温が-5℃とこの時季としては冷え込んだが、日中は穏やかに晴れるという予報。
北アルプスや妙高山系は雪が積もっているようだが、2000m級の山にはまだ雪がない。
里山歩きで少し脚力を付けなければと、近所の山で3~4ヶ所を検討。
青木三山、太郎山山系縦走、真田山塊、と迷ったが、以前から気になっていた赤坂ルートに挑戦。

烏帽子岳は過去に数回登っているが、記録に残してあったのは2回で、今回は3回目とする。
何れも地蔵峠や湯の丸から登ったもので、古い地図にある西側からは一度も登ったことがない。
角間からは数年前の災害で通行止めになっているが、赤井、赤坂、市民の森、田沢から登れる。
一番ルートがはっきりしているのは市民の森からだが、赤坂からも途中で合流している。

朝食を済ませ、8時5分自宅出発。 赤坂集落を抜け、旧菅平有料道路を横断し、林道へ入る。
更に上田改良土センターの先に入り、約900mぐらいのUターン可能場所に車を駐車。
準備をするが、今朝の冷え込みと日陰のせいで指先がジンジン。ヒーター手袋装着と防寒着で武装。
8時35分スタート。踏み跡らしきところを追い、沢沿いに直進すると、やがて旧林道へ出る。

巨石の崖下を周り、そのまま沢伝いに上がって行く。やがて踏み跡が不明になり、適当に上を目指す。
少し藪漕ぎをしながら約1時間ほどで採伐帯に出ると、市民の森からの登山道と合流。
ここからは案内がしっかりしており、踏み跡も明瞭で迷うことはない。
烏山林道を8回ほど横断するが、その他にも廃林道がいくつか交差しているが、案内に従う。

尾根筋に出ると笹道になり、木々の間から僅かに眺望があるが、それまでは全くない。
一部に雪が現れるがアイゼンやチェーンは必要ない。やがて角間温泉からの登山道と合流。
数年前の災害により通行止めになって久しいので、登山道は笹で覆われ跡がわからない。
ここから頂上まで200mと表示があるが、実際には4~500mあるだろう。

スタートから3時間5分ほど、11時40分、赤坂ルートから烏帽子岳頂上へ達する。
平日だが好天気の昼食時間、地蔵峠から登った誰かがいるかと思ったが誰もおらずに独り占め。
360°の眺望に大満足。富士山、南アルプス、御嶽山、乗鞍岳、北アルプス、妙高連邦・・・
陽が照り気温も上がりシャツ1枚。セルフで記念撮影を済ませ昼食で50分ほど休憩。

12時30分同じ道を下る。市民の森への分岐から赤坂方面へ右折。登った時とは違う右側から下る。
方向を見極めながら、踏み跡?獣道?を追い下る。やがて廃林道に出て、どちらに向かうか迷う。
左折すれば良かったのだが直進し、往路で見た崖の上に出てしまい、大きく迂回して下る。
14時20分、何とか無事に下山。片付けを済ませ帰宅へ。14時45分、無事帰宅。

 

 赤坂林道 ~ 市民の森登山道合流 ~ すずめ岩
 登山道 ~ 角間登山道合流 ~ 烏帽子岳頂上
 烏帽子岳頂上 ~ 下山 ~ 林道・赤坂分岐
 赤坂分岐 ~ 下山 ~ 駐車場

 

08:05 自宅出発
08:25 赤坂林道 駐車スペース

08:35 スタート
09:35 市民の森からの烏帽子岳登山道と合流
10:20 烏山林道 横断 小休止   約6000歩
11:20 角間温泉登山道分岐
11:40 烏帽子岳頂上      約10000歩  【登り:約3時間5分】

12:30 昼食を済ませ 烏帽子岳から下山
12:45 角間温泉登山道分岐
13:40 市民の森への烏帽子岳登山道から分岐
14:20 途中 少し迷いながら無事下山 約19100歩【下り:約1時間50分】

14:25 帰宅へ向け出発
14:45 無事帰宅


妙高山 (2454m)⑤ ~ 神奈山 (1909m)②  - 燕温泉→関温泉 ー

2019年09月20日 | 上信越
2019年9月20日(金)
明日からの三連休は、台風17号と秋雨前線の影響で大きく崩れる予報。
今日は朝晩曇りながら日中は晴れの予報。山の天気も妙高近辺は晴れ、その他は曇りがち。
17年5月に燕温泉から登りかけたが途中でリタイヤ。山頂は12年9月以来で久しぶり。
燕温泉から2回、笹ヶ峰から2回、登っているので、5回目の登頂となる。神奈山は2回目。

 

4時5分自宅出発。何時ものコースで5時50分、燕温泉無料駐車場着。約89.5km。
百名山とはいえ、花には遅く紅葉には早いのでそれほど混まないかと思ったが、既に20台ぐらい駐車。
準備を済ませ6時過ぎからスタート。温泉街を抜け10分弱で無料の露天風呂「黄金の湯」。
過去2回の登頂の際には帰りに入浴。まだ誰も入っておらず、駐車場の車は登山者のものと思われる。

旧スキー場を抜け源泉管理道路に入る。遊歩道的な道を45分弱歩くと温泉管理小屋。
更に5分歩いたところに、光明滝と称明滝。滝壺の手前には、以前なかった小さな露天風呂が出来ている。
7時10分、四合目となる麻平との温泉道分岐。ここから20分ほどで胸突八丁。この先少しきつい。
8時前、駐車場から2時間弱で天狗堂。赤倉温泉からの登山道との分岐。7分ほど腰を下ろしておやつ。

何気なく万歩計を確認すると、偶然にも6666歩。何か良いことありそうだなぁ~。
一休み後出立。七合目の光善寺池、八合目の風穴を通り、8時50分、九合目のクサリ場到着。
先行者2名が登るのを待ってクサリ場を上がるとアルプスも見える展望台。雲は多めながら視界は良好。
先行者と談笑後、9時15分過ぎ、妙高山南峰。大勢が休憩しており、休む場もないので、北峰へ向かう。

9時20分過ぎ、北峰。燕温泉駐車場から約3時間20分ほど。こちらにも数名が休憩中。
記念撮影をして頂き、頂部岩頭で再びおやつ休憩。20分休んでいる内に雲が湧き始めて来た。
予定通り北峰から神奈山を目指して下山。30分弱で大倉乗越との分岐。長助池へ向かう。
11時前、大倉分岐。神奈山へ登り返すか、燕温泉へ下り露天風呂に入るか、迷うところ。

まだ時間が早いので予定通りに三峰分岐へ登り返す。この坂が意外ときつかった。
三峰分岐からは一度歩いているが、神奈山までがこんなに長かったかと思うほど遠かった。
12時前、神奈山頂上。予想通りに頂上にも道中にも誰もいない。25分ほど昼食休憩し下山へ。
この下りも嫌になるほど長く感じ、13時20分前、やっと関温泉スキー場のゲレンデトップへ。

冬に訪れてみたいスキー場だが、ここは格安券が出回らないので、まだ一度も滑ったことがない。
ゲレンデ道を下り、途中から新しいブル道を下ると、途中で切れており、後は適当に真っ直ぐ下る。
14時40分過ぎ、関温泉下山。後は車道を燕温泉の駐車場へ向けて戻るが、県道のトンネルは回避。
旧道側を歩き、途中の小滝でコーヒー用に水を汲み、2.5km歩いて、車の元に戻る。約29600歩

周回、約8時間15分ほど。 12.4km+2.5km。 コースタイム10時間45分ほど。
車道歩きにチャリを使う手もあるが、積付け積降し・デポ作業を10分と考えると、距離が短すぎる。
駐車場には相変わらず20台程度停まっているが、半分は無料露天風呂の入浴者のようだ。
お湯を沸かしてコーヒーを飲みながら片付け。14時45分、帰宅へ向け出発。16時45分無事帰宅。

 (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 燕温泉 ~ 称明滝 ~ 胸突八丁 ~ 天狗堂
 天狗堂 ~ クサリ場 ~ 妙高山(妙高大神)~ 妙高山北峰
 妙高山北峰 ~ 長助池 ~ 大倉分岐 ~ 三峰分岐 ~ 稜線路
 神奈山 ~ 関温泉
 関温泉 ~ 燕温泉 ~ 帰路

 

04:05 自宅出発    菅平~小布施~18号~赤倉温泉~燕温泉
05:50 燕温泉駐車場  約89.5km  20数台が駐車

06:02 スタート
06:10 黄金の湯
06:42 源泉小屋
06:50 称明滝     小さな露天風呂が出来ていた
07:10 湯道分岐(七合目)1590m
07:30 胸突八丁(五合目)1800m
08:00 天狗堂 (六合目)1930m   5分ほど休憩
08:10 光善寺池(七合目)2070m
08:25 風穴  (八合目)2120m   風は出ていなかった
08:50 クサリ場(九合目)2260m
09:17 妙高山南峰(頂上)2454m
09:23 妙高山北峰    2446m   駐車場から 約3時間20分

09:44 妙高山下山
10:12 長助池分岐
10:25 長助池
10:45 芝沢
10:58 大倉分岐
11:23 三峰分岐
11:53 神奈山     1909m    妙高山から 約2時間10分

12:17 神奈山 下山   昼食休憩 約25分
12:37 八方睨     1660m
12:50 大ブナ林    1410m
13:18 ゲレンデトップ 1200m    ゲレンデを下る
13:42 関温泉     県道へ出る    神奈山から 約1時間25分
13:55 車道歩き トンネル迂回 旧道回り 途中で給水
14:18 燕温泉 駐車場  関温泉から車道歩き 約2.5km 【周回 約8時間15分】

14:45 コーヒーを飲みながら片付け 帰宅へ向け出発
16:45 途中トイレ休憩       無事帰宅


仙人岳(2320m)③ ~ 蛇骨岳(2366m)③   -浅間高原しゃくなげ園ー

2019年09月15日 | 上信越
2019年9月15日(日)
今年は天気が優れず、中々山歩きに行けていなかったが、ここに来て少し晴れ間の日が出て来た。
それでも山沿いはにわか雨の予報が出ており、遠出やお泊りは厳しい状況である。
昨日~今日は日中は晴れの予報だが、三連休中日で混みそうなので、お出掛けを迷っていた。

浅間山北面の冬季ルートを、今年の1月、根子岳スキー登山の帰りに、一度偵察を試みたが、達成出来ず。
この時はしゃくなげ園まで到達出来なかったので、夏場に確認しておいた方が良いだろう。
地図にないルートだから心配はあるが、人には会わずに偵察出来るだろう。
外輪山は、7年7月火山館から12年11月高峰高原から歩いており、3回目となる。

つまごいパノラマラインから車坂方面に向かい、暗闇橋の先からしゃくなげ園方面へ左折。
6時40分、現地駐車場、誰もいない。嬬恋村方面には雲海、四阿山も綺麗に見えている。
トイレを拝借して用を済ませ、準備を整え7時5分スタート。園内の展望台で小休止。
園内トップからハイキングコースに入る。笹が朝露に濡れており、スパッツを装着。

所々で藪が深く、一部では腰から胸ぐらいまであり、ズボンがビショビショになるほど。
藪は深いが踏み跡はしっかりしているので迷うことなく、尾根頂上へ出る。
ここから先が登山道。ロープが張ってあるが踏み跡が続いているので入ってみることに。
登山地図にルートは載っていないが、踏み跡はしっかりしており、所々にピンクテープもある。

暫くするとガレ場に出るが、景色は素晴らしく、この先のルートはスキー滑降に丁度良さそう。
一部に踏み跡が怪しいところがあるが、視界が良ければ迷うことはなく、冬季滑降が楽しみ。
9時10分、外輪山のJバンドトップに出る。駐車場から約2時間5分ほど。浅間山にはガスが掛かる。
セルフで記念撮影を済ませ、目的は果たしたので、何処まで行くか迷いながら外輪山の縦走を始める。
少しづつガスが湧き始めているので、取り合えず仙人岳まで行ってみることに。

途中で先人と10分ほど談笑し、仙人岳へ。大勢が休憩しているので、蛇骨岳まで行ってみることに。
蛇骨岳まで行くと、ここにも大勢が休憩している。この先の黒斑岳やトーミの頭は、更に大勢がいるだろう。
この先は樹林帯に入り眺望もないので、ここから引き返すことにし、記念撮影を済ませる。
少し戻りピークの岩でおやつ休憩。15分ほど休んで10時25分下山へ。

仙人岳・Jバンドを通過し、Jバンドトップから外輪山の一番端まで行ってみることに。
踏み跡も殆どなく、端からばか尾根に向かいトラバース気味に下り、尾根へ復帰し下山へ。
ばか尾根から下る途中で、中年のご婦人2人組に遭遇。このコースでも、歩く人がいるのだなぁ~。
車まで戻ってから昼食にするか迷ったが、途中のコマクサの群生地脇で昼食休憩。

15分ほど休んで下山へ。直ぐに尾根頂上へ出る。再び同じハイキングコースを戻る。
朝は藪になっていたコースの藪が綺麗に刈り払われている。日曜日でも作業をするのか凄いことだ。
園内を通り、12時30分無事に駐車場へ戻る。 往復約5時間25分ほど。
帰宅途中で15分ほど昼寝をし、農産物直売場で買い物をし、14時30分、無事帰宅。

ルートの確認は出来たので、冬季登攀の可能性は出来ので、スキー滑降の期待が膨らむ。
しかし、しゃくなげ園までの道路は冬季閉鎖されるので、どこから歩くようになるのか不明。
又、ハイキングコースから上は、雪に埋もれると踏み跡が消え、ルートを見失う恐れがある。
車坂峠からのアプロ―チとどちらが良いか、検討する必要がある。

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 浅間高原しゃくなげ園
 浅間高原しゃくなげ園 ~ ハイキングコース ~ 尾根山頂 ~ 登山道 ~ ばか尾根 ~ 外輪山稜線(Jバンド)
 外輪山稜線(Jバンド) ~ 仙人岳 ~ 蛇骨岳 ~ 仙人岳 ~ Jバンド ~ 外輪山エンド
> 外輪山エンド ~ ばか尾根 ~ 尾根山頂 ~ ハイキングコース ~ しゃくなげ園 ~ 駐車場

 

05:15 自宅出発    途中で朝食・ラジオ体操
06:40 現地 駐車場  約36km

07:05 スタート    トイレを済ませる
07:25 しゃくなげ園からハイキング道へ入る
08:05 尾根山頂    ここからが登山道
08:35 ばか尾根稜線  途中でスパッツ装着
09:10 Jバンド肩   セルフで記念撮影        駐車場から 約2時間5分
09:55 仙人岳     途中で先人と談笑 約10分休憩
10:10 蛇骨岳     記念撮影  ピークを移動し15分休憩

10:25 蛇骨岳 下山
10:35 仙人岳
10:55 Jバンドピーク
11:05 外輪山エンド  トラバース気味に下山
11:20 ばか尾根 復帰
11:40 昼食休憩    約15分休憩
12:00 尾根山頂
12:20 しゃくなげ園
12:30 駐車場 無事下山  往復 約5時間25分

12:40 帰宅へ向け出発   途中で昼寝・農産物直売場で買い物
14:30 無事帰宅


佐武流山(2192m)  - 檜俣川林道 ー

2019年06月13日 | 上信越
2019年6月13日(木)
西日本の梅雨入りはまだだが、先週7日に東海・北陸・関東甲信・東北南部が梅雨入りした。
安定しない天気が続いていたが、今日は一日を通して晴れるという予報で、明日の夕方から再び崩れそう。
この貴重な晴れ間を逃すのは勿体ないので、何処へ行こうかと迷いながらも、佐武流山へ。

佐武流山(さぶりゅうやま・さぶるやま)。名前に魅かれて予ねてより狙っていたが、中々チャンスが無かった。
白砂山から縦走が出来れば最高なのだが、ルートが開拓されておらず、冬季にしか歩けない。
テント泊しながら苗場山を周るコースも検討したが、重荷に耐える自信が薄れているので日帰りに。
日帰り下山後に移動し、車中泊して翌日に近くの鳥甲山へ登るプランも考えたが、完全日帰りすることに。

 ルート図   高低図

CT=10時間30分、約19.5km。林道歩きが片道約5kmあるので、チャリを使って時間と労力の節約。
前日にチャリを積み込み、4時自宅出発。14年10月の鳥甲山の時と同じコース、その先6kmで路駐。
6時25分、檜俣川林道入口脇。チャリを降ろして準備をし、6時40分ゲート下を潜り林道に入る。
林道はダートでゴツゴツ。ロード車は厳しい。排水用の鉄製U字溝が30数か所あり都度下りて超える。

途中の林道三差路まで約3.3km、右へ入り約1.9km、約35分、7時15分、檜俣川下降点。
チャリをデポし、渡渉点へ向かい10分ほど下る。昨日の降雨で水量は多い。橋はなくロープだけ渡されている。
上流側から渡渉しようと試みるが無理。結局は靴を脱ぎ、ズボンを捲り上げ、素足で渡る。水が冷たい。
足裏下は平で意外と滑らず、膝下まで水に浸かり、5mほどを渡り、再び支度を整え、7時55分登山開始。

物思平まで約45分ほど、意外ときつい登坂。眺望が殆どない登山道を更に50分ほど登るとワルサ峰。
ここで東側の眺望が開け、苗場山が直ぐそこ見える。10分ほど休憩し、尾根伝いに先へ進む。
30分ほどで西赤沢源頭、苗場山への縦走路分岐。ここから再び少し急登。所々に残雪があるが問題なし。
更に50分ほど11時、佐武流山頂上。東側が僅かに開けるだけで眺望は悪い。取り合えず記念撮影。

予定より早かったので白砂山への縦走路を確認しに行くが、残雪に覆われルート確認が出来ずに戻る。
昼食をしながら休憩し、11時35分下山へ。登りと同じコースを戻る。 西赤沢源頭の先の水場は確認せず。
12時40分、ワルサ峰で5分ほど休憩し、13時25分、物思平。 ここで最後の水を飲み干す。
13時50分、檜俣川渡渉点まで下る。先ずは顔と手を洗いサッパリし、靴とズボンを脱ぐ。

スポーツタイツも脱ぎザックに仕舞い、ストックも残り僅かなので使わずに完全に格納してしまう。
素足になりズボンは脱いだままパンツ一丁で渡渉、ロープを頼りに対岸に渡り身支度を整える。
林道まで登り返し、14時20分チャリまで戻る。 3本のロックを外し、林道を下る。
途中で写真撮影をしながら下るが、一部で林道整備の作業をしており、朝よりは綺麗になっている。

15時、ゲートを通過して車に戻る。コーヒーを飲みながら片付け、15時15分帰宅へ向け出発。
雑魚川林道を戻り、スーパー林道奥志賀高原線の分岐から、カヤノ平ではなく逆に志賀高原方面へ向かう。
中野へ下りるか、草津へ周るか。白根山の火山活動により、17時でゲートが締まるが、間に合いそう。
10分前に殺生ゲート通過、つまごいパノラマライン経由で、17時55分、無事帰宅。15kmほど遠かった。

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 奥志賀林道 ~ 雑魚川林道 ~ 檜俣川林道
 檜俣川渡渉 ~ 物思平 ~ ワルサ峰 ~ 西赤沢源頭 ~ 佐武流山
 佐武流山 ~ 西赤沢源頭 ~ ワルサ峰 ~ 物思平 ~ 檜俣川渡渉 ~ 林道下降点
 檜俣川林道 ~ 林道三差路 ~ 林道ゲート ~ 路駐車
 秋山郷 ~ 雑魚川林道 ~ 奥志賀林道 ~ 志賀草津道路 ~ つまごいパノラマライン

 

04:00 自宅出発  菅平~中野~木島平~カヤノ平 経由
05:55 奥志賀林道 雑魚川分岐 約90km
06:15 鳥甲山(ムジナ平)登山口 約101km
06:25 檜俣川林道ゲート 路上駐車   【約107km 約2時間25分】

06:40 檜俣川林道ゲート  チャリでスタート
07:00 林道 和山分岐   約3.3km
07:15 林道 檜俣川下降点 約5.2km チャリをデポ 【CT:90分】

07:25 スタート 渡渉点まで一旦下る
07:35 檜俣川渡渉点 素足になり渡る
07:55 渡渉を終え支度を整え 再スタート
08:40 物思平  眺望はない
09:30 ワルサ峰 東側のみ眺望 約10分休憩
10:10 西赤沢源頭 縦走路分岐
11:00 佐武流山 登頂   展望は東側のみ   【ゲートから約4時間20分】

11:35 佐武流山 下山   記念撮影と昼食
12:10 西赤沢源頭
12:40 ワルサ峰 約5分休憩
13:25 物思平
13:50 檜俣川渡渉点 スパッツ・ストック格納 素足で渡渉
14:05 渡渉を終え支度を整え 登り返し
14:20 林道下降点まで戻る  チャリで林道を下る
15:00 林道ゲート脇 路駐車まで戻る     【佐武流山から約3時間25分】 

15:15 コーヒーを飲みながら片付け 帰宅へ向け出発
15:45 雑魚川林道から奥志賀高原道路分岐 往路とは逆方向へ
16:25 志賀草津道路 渋峠
16:30 国道最高地点
16:50 志賀草津道路 殺生ゲート通過
17:25 つまごいパノラマライン 愛妻の丘 トイレ休憩
17:55 無事帰宅   【帰路 約122km(往路より約15km長)約2時間40分】


火 打 山(2462m) ⑬ ~ 黒沢岳⑥  - 笹ヶ峰 -

2019年05月30日 | 上信越
2019年5月30日(木)
真夏を思わせるような陽気が少し収まり、やっとこの時季らしい天気になって来た。
明日から再び曇りがちの天気が続くようで、平日の好天気の日のお出掛けは貴重。
雪解けがかなり進んだようだが、山の上ほ方ならまだ少しは残っているだろう。
出発まで、8日に行った針ノ木岳と迷っていたが、4日に行った火打山へ向かうことに。

何時も通り4時自宅出発。菅平を越え小布施から18号、杉ノ原から笹ヶ峰へ。
5時45分、登山口駐車場着。約90km。他に10台が停まっている。下の駐車場は未確認。
準備を済ませ出発しようとしたところ、サングラスを忘れていることに気が付き、開錠、取り出す。
その時にロックしてキーをザックに収めた記憶ないが、結果的に一日中キーの付けっ放しだった。

板を担ぎスキー靴で6時、ゲートを潜りスタート。最初は遊歩道、全く雪は無く深緑が綺麗。
45分ほどで黒沢橋。スキー板で歩くよりは早い。小休止、ザックを降ろすと外ポケットが開いている。
中を確認すると、車のキーだけがない。サングラスを持つ為に出した後、仕舞った記憶もない。
落としたのか、付けっ放しなのか、不安を抱えたままこの後の行動をすることに。

気を取り直して再スタート、登山道を登る。前回の十二曲がりのショートカットは雪なく分からない。
十二曲がりの坂になると多少の残雪があるが問題なし。7時30分、十二曲がり上に到達。
この先の大岩郡の急坂の登山道、スキー靴で登るのはかなりきついが、何とか登り切る。
やがて登山道は残雪帯に変わるが、30分ほどは壺足のまま進み、その後スキー板でシール歩行へ。

富士見平から稜線沿いに黒沢岳下分岐へ。トラバース道から高谷池ヒュッテに向かう。
9時10分、ヘリで荷揚げ中の高谷池ヒュッテ着。笹ヶ峰から3時間10分も掛かってしまった。
補水をし小屋前の簡易ベンチで20分ほど休憩。 他の休憩者もおらず、登山者も見えない。
9時30分、ヒュッテから再スタート。高谷池、天狗の庭を直進し、どのルートから行くか考える。

冬道の藪部分の雪切れが怪しそうなので、雷鳥平を経由して登るつもりで進む。
雷鳥平へはかなりきつい登りになりそうなので、冬道の藪へ突っ込むつもりで進路変更。
2ヶ所ほどで雪切れがあったが、短いので無理して板のまま越え、夏道との合流点へ到達。
先方の2名の先行者を追い、シール歩行のまま直登するが、直下はきつくジグザグ歩行。

 笹ヶ峰 ~ 黒沢橋 ~ 十二曲がり ~ 残雪帯
 残雪帯 ~ シール登攀 ~ 富士見平 ~ トラバース道 ~ 高谷池ヒュッテ
 高谷池 ~ 天狗の庭 ~ 冬道 ~ 火打山

 

11時、やっとで火打山頂上。笹ヶ峰から約5時間、高谷池ヒュッテから1時間30分。
眺望は素晴らしく、佐渡島も見えているが、残念ながら富士山は霞んでしまっている。
写真を撮って頂いて昼食休憩。下山準備も含め40分ほど滞在し、11時40分下山へ。
どのコースを滑り下りるか迷ったが、戻ることを考え、東面から雷鳥沢?へ下る。

登り返しがきつそうなので途中で止めて、冬道コースから天狗の庭を通り高谷池へ戻る。
まだ時間が早いのでヒュッテには寄らず、高度を落とさないように黒沢岳へ向かう。
途中でクランポンのみ装着、12時45分稜線へ出ると、下に黒沢池とヒュッテが見える。
ここから見る妙高山も素晴らしい。稜線の雪庇は思ったほどではないが、先方の雪切れが気になる。

昨年5月1日の時はステップソールだけで登れたが、今日はクトーなければとても登れない。
1ヶ所、急坂が登れずに、ウィペットを使って雪を削り掘り、ステップを刻んでから登る。
頂上手前で昨年同様、雪切れ。板を外し手持ちで2mほど藪越えし、13時15分頂上に立つ。
記念撮影をし下山準備。 南面トップへ向かう稜線は完全に雪切れしているので東面滑降下山。

東面に滑り込み、少し下ったところで写真を撮ろうと停止。その途端、右の板が外れてしまった。
最初はコロコロ転がっていたが、やがて向きを変え真っ直ぐに下って行き、下の藪の中に突っ込んだ。
流れ止めは歩行時には付けず、滑降の時にはを付けていたが、今日に限り付けていなかった。
先日の乗鞍岳の時は滑降前だったが、それに続いての失敗。今季は2月の根子岳から3回目となる。

流れ先は大体検討が付いたので、左の板を外してザックに括り付け、壺足で急坂を下る。
乗鞍岳の蚕玉岳コースよりかなりの急坂。途中まで下ったところでスリップ転倒滑落
ウィペットのお陰でスピードは出ずに、20~30m滑ったところで停止することが出来た。
その後、藪まで下り周辺を捜索。この辺のはずなのに見つからない。少し焦って更に下も探す。

見つからずに東面を見上げてみると、藪の一番最初の木の根元の裏側にひっくり返っていた。
少し登り返して板を回収。藪を抜けて両板を装着して残りを滑降下山し、南面側へ回る。
やっとで正規ルートと合流し、後はだらだら滑り下るだけ。14時30分、残雪帯端まで下る。
しかし少し右に寄り過ぎたようで登山道が見つからず、板を格納して再び登り返して復帰。

後は登山道を下るだけだが、スキー靴なので中々大変。慎重に下りながらも車や帰宅時間が気になる。
14時50分、十二曲がりの上。後1時間ぐらいで下れるだろうか。
15時10分、黒沢橋まで下る。朝は無かった手すりロープが張られている。最後の水を飲み干す。
勝手に命名している第二黒沢橋でも小休止。顔と手を洗いサッパリし、水を2口飲んで下山へ。

15時55分、ゲートへ戻る。 車も見え、先ずは一安心。 車に戻ると、やはりキーが挿さっていた。
一部の車は入れ替わっているが、隣の車は今朝のまま。誰もキーに気が付かなったのかも知れない。
帰宅時間が遅くなりそうなのでコーヒーも飲まずに早々に片付けをし、16時現地出発。
少しオーバースピード気味だったが、17時50分無事帰宅。

 火打山 ~ 東面滑降 ~ 天狗の庭 ~ 高谷池 ~ 黒沢稜線
 黒沢稜線 ~ 黒沢岳 ~ 東面
 黒沢岳東面 ~ スキー板流失・滑落 ~ 登山道復帰 ~ 残雪帯
 残雪帯 ~ 十二曲がり ~ 黒沢橋 ~ 笹ヶ峰

 

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

04:00 自宅出発     菅平~小布施~18号線~杉の原~笹ヶ峰
05:45 笹ヶ峰 登山口駐車場  約90km    他に10台駐車

06:00 スタート
06:45 黒沢橋      小休止 車のキーが無いことに気が付く
07:30 十二曲がり 上
07:45 残雪帯  暫くは壺足歩行
08:15 スキー板 シール歩行
08:45 黒沢岳 下 トラバース道入口
09:10 高谷池ヒュッテ  ヘリコプターによる荷揚げ中     【笹ヶ峰から約3時間10分】

09:30 高谷池ヒュッテ  休憩・補水 再スタート
09:45 天狗の庭     登攀ルートを迷いながらもショートカットコースへ
10:45 夏道と合流
11:00 火打山頂上    記念撮影と昼食休憩 【笹ヶ峰から約5時間、高谷池から約1時間半】
11:40 火打山滑降下山  シールを外して東面へ下る
12:10 天狗の庭
12:20 高谷池      ヒュッテには寄らず、大きく回り黒沢岳へ向かう

12:40 クトー装着
12:45 黒沢稜線
13:05 稜線急坂     ウィペットでステップを刻む
13:15 黒沢岳      手前で雪切れ 手持ちで藪を越える
13:35 黒沢岳滑降下山  南面への稜線雪切れ 東面滑降下山へ
13:38 スキー板 流出  壺足にて回収に向かう
13:43 転倒滑落     20~30m滑り落ちる
13:48 スキー板 回収  両板装着し滑降下山へ

14:10 正規ルート復帰
14:30 残雪帯エンド   滑降終了 板を収納 壺足下山
14:50 十二曲がり 上
15:10 黒沢橋      最後の飲水      5分休憩
15:30 第二黒沢橋    顔と手を洗いサッパリ 5分休憩
15:55 無事下山     ゲートから車を確認しホッとする     【往復 約9時間55分】

16:00 笹ヶ峰 発    早々に片付けをし帰宅へ
17:50 無事帰宅     少しオーバースピード気味だった 反省!


茨 木 山 (1619m) ~ 四 阿 山 (2354m) ⑫  - バラギ高原 -

2019年05月10日 | 上信越
2019年5月10日(金)
大型のGWが過ぎてから比較的安定した天気が続き、初夏を思わせるような陽気が続いている。
一昨日、針ノ木岳へスキー登山に行って来たところだが、今日も平日の好天気になるという予報。
何処へ行くか迷っている内に出そびれてしまい、朝食を済ませてからもまだ迷っていた。
でも好天気が勿体ないと、志賀草津道路の偵察にでも行こうかと、重い腰を上げて7時35分出発。

つまごいパノラマラインを走っていると四阿山が見えるが、現地までは遠く時間が掛かるので行き先変更。
四阿高原や鳥居峠からは登ったことがあるが、嬬恋側から登ったことはなく、以前から狙ってはいた。
8時20分、登山口前の路上に駐車。4~5台は駐車可能。1台が停まっており、誰か登っているようだ。
久しぶりに登山靴を履き、残雪に備えてアイゼンとスパッツは持参、準備を整え8時35分スタート。

日除け用マスクはまだ着用せずにポケットに入れていたが、歩き出して間も無く落としたようで紛失。
途中で川を渡るが、ここまでは整備された遊歩道。この先から少しだけ登山道らしくなり坂もきつくなる。
9時30分、登山口から約55分ほどで、茨木山頂上。眺望はあまり良くない。10分ほど休憩。
休憩中に河原で追い抜いた先駐車のご夫婦の方々が登って来られた。ミニトマトを頂き食し出発。

アップダウンを繰り返しながら小さなピークを幾つか越えて行くと、徐々に残雪が出てくる。
鬼岩の右横を通過するが、鳥居峠コースの的岩のような感じ。アイゼンはまだ未装着。
見通しの良いピーク(1932mピーク?)を過ぎると残雪が多くなり、登山道も定まらない。
坂もきつくなり、アイゼンとスパッツを装着。稜線へ出るまでの登りが思ったより大変。

やっとで稜線へ出るともう12時。ハイキングの延長程度で登って来たが、本格的な登山になってしまった。
稜線の雪は結構多い。三角点の北峰を越え12時25分、四阿山頂上。四阿高原から登った方が1名休憩中。
若干霞んではいるが、ほぼ全周の眺望。写真撮影と昼食で約35分ほど休憩。この間にもう1名が登頂。
13時、下山開始。残雪地は自分の足跡を追いながら下る。鬼岩通過まではアイゼンは装着したまま下る。

1時間ほどで鬼岩。二度と来ることはないかも知れないので、鬼岩の頂上を偵察。往復約10分。
鬼岩を通過し登山道へ戻ってからアイゼンとスパッツを外し、登山道を下る。
茨木山までが意外と遠く感じ、小ピークを越える度に騙され、14時50分茨木山まで戻る。
5分ほど飲水休憩。河原まで下り顔と手を洗いサッパリとする。後は遊歩道を戻り15時45分無事下山。

登山口へ戻ると、茨木山でお逢いした先駐車のご夫婦が出発するところだった。
1932mピークで折り返して来たということで、暫し談笑しお別れする。
お湯を沸かしコーヒーを飲みながら片付け、16時5分帰宅へ向けて出発。16時45分無事帰宅。
急な山歩きだったが、思ったより大変で、四阿山登山コースの中では一番きついだろう。

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

07:35 自宅出発  志賀草津道路を目指すが、つまごいパノラマラインで行き先変更
08:20 登山口   約31km  路上駐車 1台駐車 4~5台駐車可能

08:35 スタート  整備された遊歩道を歩く
09:05 河原渡渉  ここから登山道らしくなる
09:30 茨木山(1619m) 記念撮影と飲水 約10分休憩  【登山口から約55分】

10:25 小ピーク(1753m)
10:40 鬼岩
11:20 小ピーク(1932m)
11:30 アイゼン・スパッツ装着
12:00 稜線 登山道分岐に合流
12:25 四阿山(2354m) 登頂 1名が休憩中    【登山口から約3時間50分】

13:00 昼食、記念撮影を済ませ下山へ  休憩中もう1名が登頂
13:15 稜線 登山道分岐から茨木山方面へ
13:40 小ピーク(1932m)
14:00 鬼岩 トップを偵察 往復約10分
14:15 アイゼン・スパッツを外す
14:25 小ピーク(1753m)
14:50 茨木山 約5分休憩               【四阿山から約1時間50分】

15:10 河原 顔と手を洗いサッパリ 渡渉点作り 約10分休憩
15:45 登山口へ戻る     【四阿山から約2時間45分】 【往復:約7時間10分】

16:05 片付けをしながらコーヒータイムをし、帰宅へ向け出発
16:45 無事帰宅


火 打 山(2462m) ⑫  - 笹ヶ峰 -

2019年05月04日 | 上信越
2019年5月4日(土)
改元に伴い超大型の10連休となった今年のGW、天気がイマイチだが今日は絶好のお出掛け日和の予報。
何処へ行っても混みそうなので、何処へ行くかお出掛け先を選ぶのが大変。
乗鞍岳は上高地と被るし、針ノ木岳は立山アルペンの扇沢と被る。白馬岳も長野市内を通過するので避けたい。
岩菅山は志賀高原、白砂山は草津温泉を通過するので、帰りの渋滞は覚悟しなければならない。
18号線の多少の混雑は仕方ないとして、火打山なら比較的少ないかもとスキー登山をすることに。

4時自宅出発、何時ものコース、菅平~小布施~18号から笹ヶ峰へ。まだ早いので道路は空いている。
5時45分現地着。登山口の上の駐車場はまだ除雪されておらず、下の駐車場へ停める。約50台ほど駐車。
トイレを済ませ、シートラを想定しショートスキー+シール。クランポンとアイゼンをザックに詰める。
6時10分スタート。上の駐車場から板装着、シール歩行。 7時5分黒沢橋、雪原を55分ほど歩く。
事前の高谷池ヒュッテの情報によると、黒沢遡行はルートが途切れ通行不能とのことで、夏道沿いに登る。

橋を渡ったところで板を脱ぎシートラ、雪が締まっているのでアイゼン不要、壺足で進む。
先行者が十二曲がりのショートカットコースに入ったので、初めてなので続いて追う。
途中で夏道を合流するが多少は早く、帰りもスキー滑降で下って来れそうである。
稜線へ出て一休み。この先も暫くは急坂、雪が繋がっているので壺足のまま暫く進む。
少し緩やかになったところから板装着、シール歩行。 富士見平まで上がると景色が広がる。

黒沢岳下からトラバース道を進み、9時10分高谷池。笹ヶ峰から約3時間、ここまでが長い。
テントが9張ほど。腰を下ろして15分ほど休憩。半分ほどに減った飲料水を満タンに補水。
再びシール歩行。雪で埋もれた高谷池・天狗の露地を直進し、夏道をカットで直登コースへ。
夏道合流からが急斜面。雪が緩んで来たので直登が厳しく、ジグザグ歩行で頂上を目指す。
10時45分、火打山頂上。頂上まで雪があるのは初めて。数名が休んでいるが、思ったより少ない。

昼食には早いので、シールを外し北面斜面を1本滑る。ここは緩やかな上、殆ど人が入らないので気持ち良い。
途中まで下りストップ。再びシールを装着して登り返す。11時40分、2度目の火打山頂上。
昼食休憩をしながら滑降準備。どのコースを滑るか迷いながらも、12時15分滑降下山。
1度も滑ったことがない南面の稜線沿いに滑る。かなりの急斜面、雪も緩んでかなりヤバい状態。
途中で左太腿が攣り、暫し宥めること10分ほど。ショートカット出来ないので下まで下る。

沢まで降り、登り返しの為にシール装着。 覚悟はしていたが、陽射しの下でかなりきつい。
天狗の露地まで戻り、この先黒沢岳経由で下るか悩みながら高谷池へ。ヒュッテを迂回、黒沢岳を目指す。
しかし、黒沢岳を経由すると16時までに下山出来そうもないので、進路をトラバース道へ変更。
黒沢岳分岐でシールオフ。後は登って来た道を滑降下山。十二曲がりも滑り降り、黒沢橋も渡る。
最後は雪面を適当に下り、15時10分無事下山。駐車場脇の雪解け水で板を洗い雪を落とす。

車に戻り片付けをしながらコーヒータイム。15時40分帰宅へ向けて出立。
18号へ出ると信濃町で僅かに渋滞したが、思ったより流れてスムーズに長野まで来れた。
18号から小布施橋に入ると、ここで渋滞。橋を渡り終えるまで6回の信号待ち。
ここを過ぎるとスムーズに流れ、小布施・須坂の街中を回避し菅平を超えて17時55分無事帰宅。

 昨年の火打山の記事は ⑪ 6月7日、 ⑩ 5月1日、こちら

 

04:00 自宅出発     菅平~小布施~18号~黒姫~杉野沢
05:45 笹ヶ峰駐車場   約90km  上の駐車場 未開 下に 約50台ほど駐車

06:10 スタート     ショートスキー+シール 歩行
07:05 黒沢橋      黒沢遡行不可  渡った所で板を外す 壺足歩行
07:45 十二曲がり 上   シートラ 壺足でショートカット 10分休憩
08:40 富士見平     途中からシール歩行
09:10 高谷池      約15分休憩   補水
10:45 火打山頂上    シール歩行 直登コース   【笹ヶ峰から 約4時間35分】

11:05 北面滑走     シールで登り返し
11:40 2度目の登頂   昼食休憩 約35分
12:15 南面 滑降下山   途中で左太腿が攣り 約10分休憩
12:45 滑降終了     約15分休憩  登り返し シール登攀

13:35 天狗の露地
13:55 高谷池      ヒュッテには寄らずに直行
14:15 黒沢岳 分岐    約10分休憩  シール格納 滑降下山
14:40 十二曲がり 上
14:50 黒沢橋
15:10 無事下山      林間ルート不明 適当に下る      【往復:約9時間】

15:40 コーヒーを飲みながら片付け 帰宅へ向けて出立
17:55 無事帰宅     小布施橋渋滞(信号待ち6回)  往路と同じ道を戻る 


三田原山(2347m)②  - 妙高杉ノ原 -

2019年03月20日 | 上信越
2019年3月20日(水)
今月も後10日ほど、今月末で大方のスキー場はクローズするところが多く、ここも同じである。
しかもゲレンデトップへ上がる第3リフトは今週末の24日で終了で、来週はゴンドラのみとなる。
このところの天気は日替わりで変わり、今日は絶好の天気になる予報で、ラストチャンスである。

3年前に初めて登り、2回目であるが今回は黒沢岳まで足を延ばし、登り返して戻る予定。
第3リフトは9時半からの稼働なので、ゆっくりめに朝食を済ませて6時35分自宅出発。
いつもの通り、菅平~小布施~18号で。 8時20分、現地駐車場着。 約79km。
シニアの1回券、ゴンドラ500円、リフト400円を購入し、ショートスキーで準備を整える。

ゴンドラは8時半から稼働しているが、ゆっくりめに8時45分スタートしようと、
キーをザックに仕舞った後、ザックを車内に置いたまま車のドアをロック、キーの閉じ込めをしてしまった。
4年前の湯の丸と同じ失態。その後スペアキーを作成したが、ケータイと共にこれもザックの中。
少し焦ったが、管理事務所でJAFに連絡して貰い救援要請、1時間10分ほど掛かるとのこと。

待っていてもすることが無いので、スキー板は外に出してあったので、ゲレンデを散策。
9時15分過ぎ、第3リフトの運転を開始するとのアナウンスあり、順調なら乗れたはず。
予定より10分ほど早く9時50分過ぎにJAF到着、アッという間に開錠してくれた。
もう10時なのでお湯を沸かしてコーヒーを飲んで、10時10分からスタート。

ゴンドラとリフトを乗り継ぎゲレンデトップへ上がり、シールとクトーを装着して登攀準備。
今日は今春一番の暖かさになり、最初からシャツ姿でグローブも仕舞って素手で歩き始める。
大きくトラバースして登攀ルートへ。あまりの暑さに額から汗が出て下着もビッショリ濡れる。
途中で下着も脱ぎシャツ1枚になっても暑く、息も苦しいので日除けマスクも外す。

喘ぎながら1時間半ほどで稜線へ出ると、風もあり少し涼しくなり、ブレーカーと薄い手袋をする。
クトーを外しシールのみで、外輪山の小ピークを2つ越え、途中で昼食を済ませ、三田原山の頂上へ。
昨日から入山し火打山に登って来たという3人組がおり、お互いに写真を撮り合う。
予定より遅れたので黒沢岳は諦め、少し先までの偵察をして頂上に戻り、シールを外して下山へ。

2つピークを超えるが、ステップソールだけで何とか登り、外輪山を2300mピークまで登り返す。
ここでセルフで記念撮影をし、ゲレンデへ向けて滑降下山。シュプールのない雪面は気持ち良い。
しかし運動不足が露呈、左太ももが攣り、宥めるために暫し休憩。 治まったので滑降下山へ。
調子に乗って下り過ぎ、トラバース道を通り過ぎてしまい、ゲレンデへ戻る為に少し登り返すはめに。

暖かさで雪面が緩み表層雪崩気味になり、この登り返しが一番きつかった。
14時20分、ゲレンデトップに戻り、後はゲレンデを8kmほど滑降。途中で2回ほど息継ぎ休憩。
スタートから4時間30分ほど、14時40分、無事下山、車へ戻る。
片付けをしながらコーヒーを飲み、15時20分発、途中トイレ休憩を2回入れ、17時10分無事帰宅。

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

06:35 自宅出発 菅平~小布施~18号線~黒姫高原~妙高杉ノ原
08:20 現地駐車場 約79km

08:45 スタート キーの閉じ込め
08:55 管理事務所から JAF救援要請
09:50 JAF到着 開錠

10:10 コーヒーを飲んでから改めてスタート ゴンドラとリフトを乗り継ぐ
10:40 ゲレンデトップ シールとクトー装着 登攀準備
11:55 外輪山稜線 クトーを外しブレーカーを着る
12:15 途中で昼食休憩 約15分
12:45 三田原山頂上 先行者と写真の撮り合い

13:00 近くを偵察後、シールを外して下山開始
13:30 2300mピーク セルフ撮影
13:45 滑降下山へ
14:00 下り過ぎ登り返し
14:20 ゲレンデトップへ戻り滑降下山へ
14:40 無事下山 車へ戻る

15:20 片付けをしながらコーヒーを飲み帰宅へ
17:10 途中でトイレ休憩2回入れ 無事帰宅


四 阿 山 (2354m) ⑪ -四阿高原-

2019年01月07日 | 上信越
2019年01月07日(月)
今冬は日本海側や県西北部の降雪は多いが、中南部はかなり少なくスキー場でも全面滑走できるところは少ない。
当然バックカントリーも藪や岩が沈みきれていないので、かなり厳しい状況である。
菅平方面も年末年始の寒波により多少降り、自宅から見ても少し白くなって来た。
今日は朝の内曇り、昼頃から晴れるという予報なので、運動不足解消の為、偵察がてら様子を見に出掛ける。

朝食を済ませ8時15分、自宅出発。 最初は根子岳に向かうつもりだったが、途中から四阿山に変更。
鳥居峠からとも思ったが、脚力が衰えているので、一番簡単な四阿高原から向かうことに。
8時45分、四阿高原ホテル下の登山者用無料駐車場着。約19km。2台の車が停まっている。
フットスキーを背負い、アイゼン持参、ヒーターグローブ装備で9時スタート。

登山道から牧場に出ると視界が開ける。頂上付近には雲が掛かるがやがて晴れることを期待して直進する。
遮るものがないので北風が直接当り寒い。フェイスマスクを忘れたので、顔がヒリヒリする。
1時間ほどで牧場を外れ、樹林帯へ入ると風が弱まりホッとする。ここで小休止、アイゼン装着。
ザックに入れたスポーツドリングが、シャーベット状に凍り始めてジャリジャリする。

この寒さの中、指先がジンジンしないので、ヒーターグローブの効果が発揮されている。
休憩後、登山道を進むも、ところどころでブッシュや岩が出ており、下りのフットスキーは厳しそう。
八合目手前から樹氷が現れるが、地面の雪は飛ばされて岩が露出、時には吹き溜まりで足が沈む。
上も期待空しく滑れるような状態ではなく、根子岳の方の状態が気に掛かる。

陽は当たっているが上空には雲、中々晴れずに眺望は望めそうもない。
根子岳からの合流点からは雪の量が増える。時々雲が途切れ、一瞬の晴れ間から頂上が望めた。
12時15分、3時間15分ほどで四阿山頂上。誰もいないのでセルフで記念撮影。
頂上神社の前で風を避け、30分ほど昼食休憩。 アイゼンからフットスキーに交換して下山へ。

根子岳分岐下までは何とか滑り降りたが、この先はブッシュだらけでフットスキーを外して歩き。
中四阿分岐の手前で再びフットスキー装着。牧場中ほどまで下るがブッシュでお手上げ、再び外す。
登山道を歩いて下り、14時35分、無事駐車場へ戻る。 片付けを済ませ、コーヒータイム。
休憩後、15時15分、帰宅へ向けて出発。 途中で給油と買い物を済ませ、16時30分、無事帰宅。

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

08:15 自宅出発
08:45 四阿高原 登山者用無料駐車場 約19km

09:00 スタート
09:20 牧場
10:00 牧場エンド 10分休憩 アイゼン装着
11:13 八合目
11:53 根子岳分岐(合流)
12:15 四阿山頂上

13:00 記念撮影、昼食休憩後 フットスキー下山
13:20 フットスキー外して歩行下山
13:35 八合目
13:40 再びフットスキー下山
14:10 三度フットスキーを外し歩行
14:35 無事下山

15:15 コーヒータイムの後、帰宅へ向け出発
16:30 途中 スタンド、スーパーに寄り 無事帰宅