nauhts の山歩き記

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五竜岳(頂上手前 リタイヤ)  - 遠見尾根 ③ -

2019年06月26日 | 北アルプス・立山
2019年6月26日(水)
梅雨に入ってから梅雨らしい降り方はしないが、毎日曇りがちで愚図ついた天気が続いている。
昨日~今日は、貴重な晴れで、明日からは再び曇り~雨の愚図ついた天気が続きそう。
13日の佐武流山から約2週間ぶり、高妻山~乙妻山へ行こうと計画したが、変更。

空が白み始めた3時50分自宅出発。地蔵峠越え、日高トンネル経由オリンピック道路で現地へ。
5時15分、五竜スキー場着。約74km。 他に4台駐車。上空がガスっているのが気になる。
準備を整え、5時25分スタート。ゲレンデを歩いて登る。前回の教訓で、キャタピラ道を上がる。
6時40分、アルプス平ゲレンデ下。ここからキャタピラ道を外れゲレンデを直登する。

上空は相変わらずガスっているが、ガスの上の方は晴れているような気がする。
陽射しがない分涼しくて良いが、湿気が多く汗がビッショリと噴き出す。
7時10分、地蔵の頭の下。頭は帰りにの寄るとして地蔵の池に寄り、小遠見山を目指す。
一の背髪の稜線まで登ると、アルプスの山々が見えて来たが、下界側はガスのまま。

二の背髪を通り、8時小遠見山。10分ほど休憩、記念撮影を済ませ先へ進む。
中遠見まではスキーでも訪れているが、この先は3回目。(初回) 所々に残雪がある。
大遠見付近の残雪帯でルートを見失い、暫く彷徨った後、藪漕ぎで登山道へ復帰。
西遠見池はまだ雪に覆われたまま。白岳までのルートにも残雪がありそう。

登山道途中で腰を下ろして10分ほど休憩。 再び白岳へ登る頃から、再びガスが湧き出して来た。
体力の衰えから前回より時間が掛かっており、頂上に眺望がないなら、白岳で折り返すことも考える。
取り合えず五竜山荘まで行ってみることにし、そこで決断。11時五竜山荘。早めの昼食休憩。
山荘の方に伺うと、ガスっていても頂上は晴れていることが多く、約1時間で行けるとのこと。

 駐車場 ~ ゲレンデ ~ 地蔵の池 ~ 小遠見山
 小遠見山 ~ 中遠見 ~ 大遠見 ~ 西遠見池
 西遠見池 ~ 白岳 ~ 五竜山荘

 

まだ日帰り可能な時間内。取り合えず行ってみて、ダメなら途中から引き返すとして出発。
もっと残雪があるかと思ったが、完全に夏道になっている。しかし直下で残雪が現れ、ルートが不明。
アイゼンでトラバースするが、トレースが全くなく、誰も歩いた形跡がなく、ステップを刻みながら進む。
しかし脚力も限界、太腿が攣って暫し宥めながら苦戦。1時間ほど登ったが、頂上まではまだある。

あと2~300m、15~20分ぐらいだと思うが、体力と時間を考慮して、頂上は次回の縦走時に譲る。
引き返すとして、アイゼンを外し、飲料水が残り500mlなので予備に残雪を少し持ち帰る。
12時50分、五竜山荘まで戻る。下界や遠見尾根が見えてきたが、そのまま白岳まで登り返す。
ここで記念撮影と休憩で約10分過ごし、下山へ。 下りは雪が緩んで来ておりアイゼンなしで下る。

西遠見池、大遠見から中遠見へ。ここで10分ほど休憩。暑くてたまらず、スパッツとズボンの膝下を外す。
小遠見山はパスしてショートカットで下山。登りで寄らなかった地蔵の頭に向かう。ここでも10分ほど休憩。
ゴンドラはまだ運転中だが、ゲレンデを歩いて下り、16時40分、ゴンドラ駅舎のトイレで顔と手を洗う。
往復約11時間25分、16時50分、車に戻り、片付け。 17時出発、旧道経由で、18時40分無事帰宅。

 五竜山荘 ~ 五竜岳(リタイヤ)~ 五竜山荘 ~ 白岳
 白岳 ~ 西遠見池 ~ 大遠見 ~ 中遠見 ~ 小遠見山 ~ 地蔵の頭
 地蔵の頭 ~ ゲレンデ ~ 駐車場

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

03:50 自宅出発
05:15 五竜駐車場  地蔵峠~日高トンネル 約74km

05:25 スタート   ゲレンデを歩いて登る
07:10 地蔵の頭下
08:00 小遠見山   約10分休憩
08:25 中遠見
08:55 大遠見付近  道迷い 約10分
09:25 西遠見池
09:35 登山道途中  約10分休憩
10:50 白岳
11:00 五竜山荘   早めの昼食 約20分休憩    【駐車場から 約5時間35分】

11:20 五竜山荘   再スタート
12:20 五竜岳リタイヤ 引き返す 約5分休憩
12:50 五竜山荘
13:00 白岳     約10分休憩
13:50 西遠見池
14:30 中遠見    約10分休憩
14:50 小遠見山トラバース
15:30 地蔵の頭   約10分休憩 ゲレンデを歩いて下る
16:40 ゴンドラ駅舎トイレ 顔と手を洗いサッパリ
16:50 無事下山   駐車場へ戻る  【約37500歩】 【往復 約11時間25分】

17:00 帰宅へ向け出発
18:40 無事帰宅   旧道~地蔵峠 約76km

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佐武流山(2192m)  - 檜俣川林道 ー

2019年06月13日 | 上信越
2019年6月13日(木)
西日本の梅雨入りはまだだが、先週7日に東海・北陸・関東甲信・東北南部が梅雨入りした。
安定しない天気が続いていたが、今日は一日を通して晴れるという予報で、明日の夕方から再び崩れそう。
この貴重な晴れ間を逃すのは勿体ないので、何処へ行こうかと迷いながらも、佐武流山へ。

佐武流山(さぶりゅうやま・さぶるやま)。名前に魅かれて予ねてより狙っていたが、中々チャンスが無かった。
白砂山から縦走が出来れば最高なのだが、ルートが開拓されておらず、冬季にしか歩けない。
テント泊しながら苗場山を周るコースも検討したが、重荷に耐える自信が薄れているので日帰りに。
日帰り下山後に移動し、車中泊して翌日に近くの鳥甲山へ登るプランも考えたが、完全日帰りすることに。

 ルート図   高低図

CT=10時間30分、約19.5km。林道歩きが片道約5kmあるので、チャリを使って時間と労力の節約。
前日にチャリを積み込み、4時自宅出発。14年10月の鳥甲山の時と同じコース、その先6kmで路駐。
6時25分、檜俣川林道入口脇。チャリを降ろして準備をし、6時40分ゲート下を潜り林道に入る。
林道はダートでゴツゴツ。ロード車は厳しい。排水用の鉄製U字溝が30数か所あり都度下りて超える。

途中の林道三差路まで約3.3km、右へ入り約1.9km、約35分、7時15分、檜俣川下降点。
チャリをデポし、渡渉点へ向かい10分ほど下る。昨日の降雨で水量は多い。橋はなくロープだけ渡されている。
上流側から渡渉しようと試みるが無理。結局は靴を脱ぎ、ズボンを捲り上げ、素足で渡る。水が冷たい。
足裏下は平で意外と滑らず、膝下まで水に浸かり、5mほどを渡り、再び支度を整え、7時55分登山開始。

物思平まで約45分ほど、意外ときつい登坂。眺望が殆どない登山道を更に50分ほど登るとワルサ峰。
ここで東側の眺望が開け、苗場山が直ぐそこ見える。10分ほど休憩し、尾根伝いに先へ進む。
30分ほどで西赤沢源頭、苗場山への縦走路分岐。ここから再び少し急登。所々に残雪があるが問題なし。
更に50分ほど11時、佐武流山頂上。東側が僅かに開けるだけで眺望は悪い。取り合えず記念撮影。

予定より早かったので白砂山への縦走路を確認しに行くが、残雪に覆われルート確認が出来ずに戻る。
昼食をしながら休憩し、11時35分下山へ。登りと同じコースを戻る。 西赤沢源頭の先の水場は確認せず。
12時40分、ワルサ峰で5分ほど休憩し、13時25分、物思平。 ここで最後の水を飲み干す。
13時50分、檜俣川渡渉点まで下る。先ずは顔と手を洗いサッパリし、靴とズボンを脱ぐ。

スポーツタイツも脱ぎザックに仕舞い、ストックも残り僅かなので使わずに完全に格納してしまう。
素足になりズボンは脱いだままパンツ一丁で渡渉、ロープを頼りに対岸に渡り身支度を整える。
林道まで登り返し、14時20分チャリまで戻る。 3本のロックを外し、林道を下る。
途中で写真撮影をしながら下るが、一部で林道整備の作業をしており、朝よりは綺麗になっている。

15時、ゲートを通過して車に戻る。コーヒーを飲みながら片付け、15時15分帰宅へ向け出発。
雑魚川林道を戻り、スーパー林道奥志賀高原線の分岐から、カヤノ平ではなく逆に志賀高原方面へ向かう。
中野へ下りるか、草津へ周るか。白根山の火山活動により、17時でゲートが締まるが、間に合いそう。
10分前に殺生ゲート通過、つまごいパノラマライン経由で、17時55分、無事帰宅。15kmほど遠かった。

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 奥志賀林道 ~ 雑魚川林道 ~ 檜俣川林道
 檜俣川渡渉 ~ 物思平 ~ ワルサ峰 ~ 西赤沢源頭 ~ 佐武流山
 佐武流山 ~ 西赤沢源頭 ~ ワルサ峰 ~ 物思平 ~ 檜俣川渡渉 ~ 林道下降点
 檜俣川林道 ~ 林道三差路 ~ 林道ゲート ~ 路駐車
 秋山郷 ~ 雑魚川林道 ~ 奥志賀林道 ~ 志賀草津道路 ~ つまごいパノラマライン

 

04:00 自宅出発  菅平~中野~木島平~カヤノ平 経由
05:55 奥志賀林道 雑魚川分岐 約90km
06:15 鳥甲山(ムジナ平)登山口 約101km
06:25 檜俣川林道ゲート 路上駐車   【約107km 約2時間25分】

06:40 檜俣川林道ゲート  チャリでスタート
07:00 林道 和山分岐   約3.3km
07:15 林道 檜俣川下降点 約5.2km チャリをデポ 【CT:90分】

07:25 スタート 渡渉点まで一旦下る
07:35 檜俣川渡渉点 素足になり渡る
07:55 渡渉を終え支度を整え 再スタート
08:40 物思平  眺望はない
09:30 ワルサ峰 東側のみ眺望 約10分休憩
10:10 西赤沢源頭 縦走路分岐
11:00 佐武流山 登頂   展望は東側のみ   【ゲートから約4時間20分】

11:35 佐武流山 下山   記念撮影と昼食
12:10 西赤沢源頭
12:40 ワルサ峰 約5分休憩
13:25 物思平
13:50 檜俣川渡渉点 スパッツ・ストック格納 素足で渡渉
14:05 渡渉を終え支度を整え 登り返し
14:20 林道下降点まで戻る  チャリで林道を下る
15:00 林道ゲート脇 路駐車まで戻る     【佐武流山から約3時間25分】 

15:15 コーヒーを飲みながら片付け 帰宅へ向け出発
15:45 雑魚川林道から奥志賀高原道路分岐 往路とは逆方向へ
16:25 志賀草津道路 渋峠
16:30 国道最高地点
16:50 志賀草津道路 殺生ゲート通過
17:25 つまごいパノラマライン 愛妻の丘 トイレ休憩
17:55 無事帰宅   【帰路 約122km(往路より約15km長)約2時間40分】

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