このところ春らしい陽気が続いているが、どうしても春霞でぼんやりしている。
今日の予報も晴れだが、明日から天気が崩れるというので、眺望は諦め出掛けることに。
最初は2005年9月、2回目は2010年5月、前回より約4年ぶり3回目の登頂。
前回より1ヶ月早いので、まだ残雪が多いのは覚悟の上。
この時期の平日なので人はいないだろうが、踏み跡がなくルートが分かるかちょっと不安。
朝の温度が4℃、この時期らしい気温だが、日中は20℃を超えそう。
前回と同じ5時25分自宅出発。 地蔵峠~バードライン、現地着6時40分。約66km。
戸隠牧場にもまだ雪が残っており、道路部分だけ一部除雪されて通れるようになっている。
最初はキャンプ場の方へ入ってしまい、そこで朝食を済ませる。
バイクを牧場の方へ移動させ、準備を整え7時10分、登山へ向けてスタート。
車道以外は雪に覆われている牧場を縦断し登山道へ入るが、流石にまだ残雪が多い。
ワカンと迷いながらアイゼンを装着、時々ズボッと膝まで沈み込む。
残雪のお蔭で登山道に関係なく直進出来るが、所々に雪崩の跡もある。
このルート最大の難所の滝越え、左から迂回しトラバース。 やはり気を使う。
牧場から2時間20分ほどで、一不動避難小屋へ到着。前回より10分ほど余計に要した。
小屋の中で腰を下ろして10分ほど休憩後、五地蔵山へ向けて出発。
前回は稜線上の雪は殆ど消えていたが、今日はまだ6~7割ぐらいに残雪。
一部踏み跡もルート表示もなく、登山道を見失いそうになるが、何とか上を目指す。
一不動から1時間ほどで、五地蔵山。東側に展望は開けているが、霞でボンヤリしか見えない。
休憩もなく、いよいよ高妻山を目指す。
この辺になると完全に雪に覆われているが、辛うじて踏み跡らしきものが残っている。
いくつかのアップダウンを繰り返し、雪に埋もれた九勢至まで約50分。
いよいよここからが最後の急登。ステップを刻みながらで1時間20分掛けてやっと頂上へ。
前回より50分遅れ、標柱も完全に雪の下。 辛うじて露出している岩に腰を下ろして昼食。
一応記念撮影をし、30分ほどの滞在で早々に下山へ。
急坂の下り、最大の注意を要するが、意外とアイゼンの効きが良いので、思ったより楽。
九勢至まで降りると一安心。後は先を急ぐだけ。
30分遅れで下山開始したが、1時間30分掛けて五地蔵山へ着いた時は50分遅れ。
まだ先が長いので少し気が焦るが、取り敢えず一不動を目指す。
道中、腰を下ろして休めるところがないので、避難小屋で小休止の上、下山へ。
下りは直線ルートで下れるので、意外と時間が稼げる。
滝越えも、自分で付けたステップが役に立ち、心配するほどのこともなく通過。
ここの下りで10分ほど回復し、牧場に入りアイゼンを外す。
16時45分、スタートから9時間35分で無事バイクの元へ戻る。
10分ほどで帰り支度をし、来た道と同じルートで、18時20分、無事帰宅。
(右下のボタンで全面表示のスライドショー)
2010/05/15 2014/04/17
自宅出発 05:25 05:25
牧場駐車場 06:50 06:40
登山開始 07:15 07:10
一不動 09:15 09:20
五地蔵山 10:15 10:40
高妻山頂上 12:00 12:50
下山開始 12:50 13:20
五地蔵山 14:00 14:50
一不動 14:45 15:35
牧場駐車場 16:05 16:45
無事帰宅 17:45 18:20
登り 4時間45分 5時間40分
頂上 50分 30分
下り 3時間15分 3時間25分
登山(往復) 8時間50分 9時間35分
自宅~自宅 12時間20分 12時間55分