nauhts の山歩き記

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唐松岳 (2696m) ⑦  -黒菱-

2017年09月26日 | 北アルプス・立山
2017年9月26日(火)
今年は中々晴れ間が続かず雷雨やにわか雨になる日が多く、天気に恵まれずに
5月29日の火打山登山 以来、もう約4ヶ月も山歩きに行けていない。
この間、ポタリングや近くの里山トレーニング登山はしたものの、体力的に不安が拭えない。
今日は快晴の予報、明日から再び崩れそうなので、逃すと次は何時になるかわからない。

谷川山系、八ヶ岳、南アルプス、の方よりは、北アルプスの方が更に天気が良さそう。
鹿島槍ヶ岳、五竜岳、と迷ったが、唐松岳はスキー登山のみで、夏場は歩いたことがない。
体力的な不安から、北アルプス入門の山、一番簡単に日帰りの出来る唐松岳に。
夏なら黒菱まで車が入れる。 2014年4月のスキー登山 以来、約3年半ぶり。
過去の登山では、雪に覆われて見ることが出来なかった、八方池に映る白馬三山を見たい。

予定より早く目が覚め外を覗いて見ると、天空にオリオン座が輝いており、好天気が期待される。
3時55分自宅出発。何時も通りに地蔵峠を越え、夜間無料開放の日高トンネルを抜け白馬村へ。
猿倉への分岐から約9km、初めての黒菱林道。 途中でご来光を迎え、5時55分、駐車場着。
昨日から泊まりでの登山者も多いようで、既に25台ぐらい駐車しているが、まだ余裕はある。

準備を済ませ、6時5分、黒菱ゲレンデを歩いて登る。身体が慣れていないので、意外と急坂に感じる。
15分ほどで暑くなりアウターを脱ぎ、手袋も長指から半指へ替える。
黒菱平からトレッキングコースに入り、冬に何度も滑っているリーゼングラートコースを上がる。
45分ほどで八方池山荘(グラートリフト降場)。 日中はリフト利用すれば15分ほどで上がれる。

ここから先は何度も歩いているが、残雪期の雪道しか歩いたことがないので、夏道を歩くのは初めて。
既に始まっている紅葉を眺めながら、黒菱から約1時間25分(八方池山荘から約40分)で八方池。
水の張った八方池を見るのも初めて。早朝でももう7時半を過ぎているので、池面には多少のさざ波。
それでも池面に映る、青空と天狗尾根~白馬三山が美しい。 これを見られただけでも満足。

ここまではトレッキングコース、ここから先は登山道になるが、体力的に大丈夫なので頂上を目指す。
登山道では、下山者が次から次へと下りて来てすれ違うが、殆どが、山荘での宿泊者のようだ。
冬道とは違う夏道を新鮮に感じながら、下ノ樺~上ノ樺の紅葉を楽しみ、八方池から1時間ほどで丸山。
素晴らしい眺望を堪能し、更に35分ほどで唐松岳頂上山荘に到着。冬道とは違うところで新鮮。

目の前の立山~剣岳を眺め、15分ほどで唐松岳山頂へ登る。 黒菱から約3時間35分ほど。
あれだけ人がいたのに、頂上には誰もいない。 セルフで記念撮影、15分ほど休憩、眺望を楽しむ。
人が登り始めて来たので、牛首に移り昼食をすることにして下山。 山荘まで下り再び牛首へ登り返す。
縦走路は牛首頂上を巻いているので、静かで誰も来ない。 25分ほど休憩後、山荘へ戻り下山へ。

好天に恵まれた紅葉期、下山路ではゴンドラ・リフトを利用した登山者が次から次へと登って来る。
丸山でも大勢が昼食休憩をしている。八方池まで下ると更に大勢が休んでいる。
朝は晴れて見えていた白馬三山も曇で覆われ、池面に映る好景色は眺められない。
トレッキングコース途中のトイレ舎からは、登りとは違うコースから八方池山荘へ下る。

再びリーゼントグラートコースを歩いて下る。 冬はこんなところを滑っているんだと思いを馳せる。
黒菱平からゲレンデ下る一部舗装路、ここが今回のコースで一番きついかも知れない。
唐松岳頂上山荘から約2時間。無事に黒菱駐車場へ戻る。体力的に問題はなく、少し自信が戻った。
片付けを済ませ、帰路は有料日高トンネルを避けて旧道から、約2時間、15時 無事帰宅。

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 黒菱林道~林道終点駐車場~黒菱平~八方池山荘
 八方池山荘~八方池
 下ノ樺~扇雪渓~丸山
 丸山~唐松岳頂上山荘~唐松岳
 唐松岳~唐松岳頂上山荘~牛首
 牛首~唐松岳頂上山荘~扇雪渓
 扇雪渓~八方池
 八方池~八方池山荘~黒菱平~黒菱駐車場

 

03:55 自宅出発
05:25 白馬 分岐   約79km
05:55 黒菱 駐車場  約88km   【自宅から約2時間】

06:05 スタート
06:25 黒菱平   (トレッキングコース 入口)
06:50 八方池山荘   (グラートリフト降場)
07:05 石神井ケルン
07:15 第2ケルン
07:25 八方ケルン
07:30 八方池   10分休憩  【黒菱から約1時間25分】
07:50 下ノ樺
08:20 扇雪渓
08:40 丸山           【黒菱から約2時間35分】

09:15 唐松岳頂上山荘
09:40 唐松岳   15分休憩  【黒菱から約3時間35分】
09:55 唐松岳下山
10:10 唐松岳頂上山荘
10:20 牛首    25分休憩

10:50 唐松岳頂上山荘 下山
11:10 丸山
11:25 扇雪渓
11:55 八方池
12:00 第3ケルン
12:07 八方ケルン
12:10 トイレ分岐
12:25 八方池山荘
12:40 黒菱平
12:50 黒菱 駐車場      【唐松岳頂上山荘から約2時間】 【往復:約6時間45分】

13:00 黒菱 出発
15:00 無事帰宅

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蓼科山 (2530m) ⑰  - 御泉水七合目 -

2017年09月03日 | 八ヶ岳
2017年9月3日(日)
今年は天候異常か好天に恵まれず、中々晴れ間も続かず雷雨やにわか雨になる日が多い。
5月29日の火打山登山以来、3ヶ月以上も山歩きに行けていない。
9月に入り台風15号が太平洋上を通過した後、日~月~火と好天気になるという予報。

3日ほど前から重りを入れたザックを担いでトレーニングをしていたが、昨日の運動で
以前より痛めていた左膝後ろの筋を再び痛めてしまい、今日は休むつもりをしていた。
朝起きると自宅から見える蓼科山が、年に何回かしかないほどクッキリ見えている。
日曜日でもあるし膝の痛みがあったが、この好天気は勿体ないとリハビリを兼ねて出掛ける。

今年の2月に頂上手前でリタイヤして以来で、17回目となるので山そのものは新鮮味はない。
5時40分自宅出発。 車中で朝食を済ませ、七合目登山口へ6時40分着。 約44km。
日曜日でも朝が早いのでまだ車は少ないだろうと思ったが、登山口直前はもう満車。
100mほど下の駐車場にも6台ほど、路駐車も5台。 準備を済ませ、6時45分、スタート。

飲料水とカメラのみ持参の空身。膝サポーターとダブルストックのせいか、膝への痛みはない。
快調に歩け、30分ほどで天狗の露地。 上を見上げると何と頂上はガスで覆われており見えない。
3分ほど休憩し登山道へ戻り、将軍平へ7時40分。 登山口から55分ほど。
ここから急坂を20分ほど登り蓼科山頂上。 七合目登山口から1時間15分ほど。

女神茶屋コースからの登山者も加わり、大勢が戯れている。
ガスが風で飛ばされ時々眺望が開け、一瞬ではあるが、360°眺められる。
記念撮影の後、中央部の蓼科神社にお参りをし、10分ほどの滞在で下山へ。
流石に好天気の日曜日。下山途中でも、次から次へと登山者が登って来る。
登りと同じコースを下り、頂上から45分ほどで駐車場へ戻る。  往復 約2時間10分。

 

05:40 自宅出発       走行車中で朝食を済ませる
06:40 御泉水七合目登山口

06:45 準備を済ませスタート
06:55 馬返し
07:15 天狗の露地
07:40 将軍平
08:00 蓼科山 頂上      登り:1時間15分

08:10 蓼科山 下山
08:20 将軍平
08:35 天狗の露地
08:50 馬返し
08:55 七合目登山口     下り: 45分   往復:2時間10分

09:00 片付けをして帰宅へ
10:40 途中でコーヒータイム 園芸店へ寄り 無事帰宅

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