このところ暖かい日が続き、山の雪解けもどんどん進んでいる。
特に今日から日曜日までの3日間は、好天気で気温も上がるようで、これを見逃すのは勿体ない。
先週も富士山に登ったところだが、 先月の乗鞍岳でちょっとモヤモヤが残ったので、もう一度挑戦。
エコーラインの除雪もかなり進んだようなので、電動チャリの威力発揮も再確認する、チャリ&スキーへ。
前日に荷物を作り電チャリを積み込んで用意。予定より約1時間遅れで、4時45分自宅出発。
何時ものコース、青木峠~梓川堤防道路~158号線~三本滝駐車場、現地7時着、約110km。
好天気だが平日、春山バスは8時45分発なので、まだ6台ほどしか停まっていない。
電チャリを降ろし、荷物を担いで7時10分スタート。ゲート脇をすり抜け、エコーラインに入る。
電チャリの威力を如何なく発揮、荷物を背負った坂道をグングン登って行く。位ヶ原山荘まで40分ほど。
バスはここまでだが、この先の除雪は進んでいるので、行けるところまで様子を見てデポ地点を決める。
更に10分ほど登ったところで、雪の壁からの融雪水が凍っており先に進めなくなる。 約10km、
ここから500mほど戻ってデポ地点を決め、スキー登攀準備を済ませ、8時20分スタート。
ハードブーツ持参。春雪で壺足ではズッポリ嵌るので、アイゼンとワカンは持参せず、シール歩行。
今回は最初に剣ヶ峰は目指さず、摩利支天岳の方へ向かう。避難小屋には寄らず、直登で登る。
シール歩行1時間ほど、9時20分到着。 車は少なかったのに、大勢が歩いているのでびっくり。
今週から岐阜県側からバスが運行開始、畳平まで入れるようになり、楽して乗鞍岳へ登れるようだ。
不消ヶ池は雪に覆われているが、その先の不動岳の斜面も気持ち良さそうなので滑ってみたい。
頂上でお話しした方によると、池が水源地になっており、その先の不動岳は滑降(立入)禁止とのこと。
諦め滑降準備をして大雪渓の方へドロップ。途中から剣ヶ峰を目指してシール登攀へ。
辛うじて繋がっているハイマツ帯の中央から最短距離で稜線へ。ここから剣ヶ峰までは後僅か。
摩利支天岳から約1時間20分ほど、乗鞍岳剣ヶ峰へ登頂。 360°の素晴らしい眺望に大満足。
御嶽山から異様なほど大量の噴煙が上がっているが、かなり活発化しているのだろうか。
北アルプスの山々の雪も、4週間前と比べればかなり減っている。 シャッターを押して頂き記念撮影。
頂上でも暖かく、シャツ1枚で昼食休憩。 滑降準備を含め35分ほど休憩後、剣ヶ峰コースをドロップ。
先月は硬過ぎてカリカリで滑れなかったが、今日は適当に融けて柔らかく、気持ち良く滑れる。
このまま終わりにするのは勿体ないので、もう1回滑ろうと、途中から大雪渓側にコースを変える。
再びシール歩行で50分ほど登り返し、本日2回目の剣ヶ峰へ。 大勢がいるが、丁度誰もいない。
おやつをしながら滑降準備、20分ほど休憩。2回目の剣ヶ峰コースドロップ。先ほどより雪が柔らかい。
流石にもう1回の登り返しは体力的にきついので、このまま滑降下山。 2回とも良い感じで滑れて満足。
20分ほどで電チャリをデポした地点まで戻りスキーを格納片付け。 20分ほどで電チャリで下山へ。
下りは電源OFF、融雪水が流れて泥跳ねするのでスピードは出せず、30分ほど掛け三本滝駐車場へ戻る。
コーヒーを飲みながら片付け。14時30分現地発、同じ道を戻り、17時25分、無事帰宅。
(右下のボタンで全面表示のスライドショー) |
デポチャリ_拡大 ワイヤーロック180 ガードロープ回し ワイヤロック60 後輪 ワイヤロック シューズバック |
04:45 自宅出発 青木峠~梓川堤防道路~158号線
07:10 電チャリスタート
08:20 スキー歩行スタート
11:35 剣ヶ峰コースからドロップ
13:30 電チャリ下山
07:00 三本滝駐車場 約110km 6台駐車中
07:40 冷泉小屋
07:50 位ヶ原山荘
08:00 道路凍結 500mほど戻り電チャリデポ
09:20 摩利支天岳
09:40 摩利支天岳ドロップ
09:50 剣ヶ峰へ向けて登り返し シール&クランポン装着
10:40 朝日岳コル稜線
11:00 剣ヶ峰 ① 昼食休憩
11:45 剣ヶ峰へ向けて登り返し 大雪渓からシール歩行
12:18 朝日岳コル稜線
12:35 剣ヶ峰 ②
12:53 剣ヶ峰コースから2回目のドロップ
13:10 電チャリデポ地点へ戻る 【スキー: 約 4時間50分】
14:00 三本滝駐車場 往復 約20km 【約 6時間50分】
14:30 帰宅へ向けて出発
15:30 途中、島々の徳本峠登山口の確認(自宅から約80kmほど)
17:25 無事帰宅