
いつのまにか6月になりスキーもすっかりしまいました。
しかしそこにきん田長老より鳥海山へのお誘いがありました。行くのを迷っていましたけどクライミング仲間で登山ガイドM浦さんから雪はまだまだたっぷりあるようだ言われてその気なりました。
最新のスキーは痛ましいので昔の板とブーツを出しました。
祓川の駐車場から山頂は見られず山肌の雪もまばらにしか無いようすで心配でした。
きようのメンバーはきん田長老とY本さんどちらもテレマーカーです。風が強くレインウェアを着て防寒につとめて出発しました。 きん田長老のスキーはステップソールにスキーアイゼンの組み合わせでした。
祓川ヒュッテの先の木道は雪解けですべて出ていましたけど神社から上は雪がつながっているようでした。
きようは夏道の左側を登り深いクレバスが不気味でした。ここを通過する手前でスキーを一度ぬぎました。居合わせた地元の人にようすを聞いたらきのうまでは雪がつながっていたようです。
時折強風が吹き視界がとぎれがちになる中を登り青空がのぞいたり、霧雨と不安定な天候は徐々に回復してきました。
思っていた以上に雪があり山頂直下もそれほどスリップすることもなく快適に登られたほうかな?
山頂はさほど風もなく視界はよかったけど日本海は雲の下で見られませんでした。
さすがにこの時期まで滑る連中はなかなかの滑りを見せてくれそれもテレマーカーが目立っていました。
その中にはあの山スカートをはいたテレマーカーもいてきん田長老からタイツスタイルは、まるでスカートからお尻が丸見えではないかとあきれ顔で見られていました。たしかにその姿勢によりそのお尻を向けられることになりうれしいやら悲しいやらですねぇ…(笑)
山ガールテレマーカーのみなさま山スカートでは特に転んぶような無様な姿にくれぐれもご注意ください。
下山の滑走は下の斜面までこの時期としはスプーンカットも見られず快適な雪質を楽み滑られました。
しかしふだん見られない大きなクレバスが口を開けていてより慎重さを求められました。古いスキー板はやはりカービングスキーのような推進力を望むべくもなくテレマーカーにどんどん置いてきぼりに離されてしまい緩斜面では逆にボロスキーが滑るのには驚きでした。
ついしん
震災で一時的に中断したした長かったスキーシーズンもこれで終わりかな?
八幡平らにお誘いいただい鹿角八幡平でお仕事中のO野さん
秋田駒にお誘いいただいた工務店社長I井沢さん
八甲田、茶臼岳にお誘いいただいた八幡平らペンションアントロメールオーナーT田さん
姥倉山~鎌倉森にお誘いいただいた秋田県田沢湖のガイドのS藤くん
貝吹峠にお誘いいただいた石井スポーツのファットな4戸店長
そのほかみなさまに支えられ楽しいシーズンを無事に終えることができました。ありがとうございました。