三江線江津-浜原間
6月中旬に運転再開
JR西日本米子支社
JR西日本米子支社は23日、昨年7月の豪雨の影響で不通となっている三江線江津-浜原間(50・1㌔)について、今年6月中旬に運転再開すると発表した。復旧工事のめどが立ったことから、11カ月ぶりに全線開通することになる。
同線は豪雨により、38カ所で土砂流入や道床流失などが発生。全線が不通となったが、昨年12月、被害の少なかった浜原-三次間(58㌔)で運転再開した。復旧工事は、JRや島根県の斜面防災対策などを5月末までに終え、その後レールや信号設備などの点検を行う。
津山線玉柏-牧山間来月18日、運転再開
JR西日本岡山支社
昨年11月にJR津山線玉柏-牧山間で発生した脱線事故で、JR西日本岡山支社は26日、不通となっている同区間について来月18日に運転再開すると発表した。当初は来月末の再開見通しだったが、雨や雪が少なく工事が順調に進んだことから予定より10日ほど早く復旧することになった。
再開に向け、同支社では崩落が起きた岩盤をワイヤネットで覆い、現場付近の斜面に残っていた大岩を小さく砕いて撤去するなどの対策を行った。今後、岩盤下部をコンクリートで固定し安全性を確保するほか、線路脇に約130㍍の落石止め柵や落石検知装置を設置。軌道整備の後、再開前日の17日に試運転を行う。復旧工事費約3億円。
自然災害は日本のどこで起きても不思議がないことよね。日本は世界的に見てもとっても災害の多い国だから。毎年いろんなとこで災害が発生して、その度に復旧工事。いくら災害に強い工事をしても次から次と発生するのではいたちごっこよね。でも災害のない国土になるのは夢物語なのかしら?少しでもその理想に近づけるといいですけどね。