キハE130の出発式
J R東日本水戸支社
JR東日本水戸支社は19日、水戸駅の水郡線ホームでキハE130系新型気動車の出発式を開催した。同線の新型気動車投入は、1992年(平成4年)7月のキハ110系以来15年ぶり。今年夏ごろまでに39両を順次投入し、キハ110系全41両を置き換える。
新型気動車は、両運転台のキハE130形(トイレ付き)、片運転台のキハE131形(同)、キハE132形の3タイプあり、両数は各13両の合計39両。片運転台車は2両1編成で使用する。
ステンレス車体、片側3扉のセミクロスシートで、スムーズな乗降を実現するとともに、環境対策に配慮した新型エンジンを搭載した。床面高さも従来より45㍉下げて1130ミリとし、ステップとの段差を縮めたほか、自動ドア付き大型車いす対応トイレを設置するなど、バリアフリーにも配慮している。
外装デザインは、沿線利用者の意見を参考に2種類のカラーリングを採用し、両運転台タイプは赤と青を組み合わせた「秋の紅葉と久慈川の流れ」、片運転台タイプは緑と青の「新緑の緑と久慈川の流れ」となっている。
出発式には、江川健太郎同支社長、藤田富男水戸駅長、来賓の橋本昌茨城県知事、加藤浩一水戸市長ら関係者が出席。
江川支社長は、「新型気動車は、沿線の皆さまの意見を参考に2種類の外装を用意し、水郡線沿線の風景を感じていただけるものにしている。今後も地域の皆さまに愛され、より快適に利用していただけるように努めていきたい」とあいさつ。テープカットに続き、藤田駅長の出発合図で新型気動車を送り出した。
とうとうキハE130が営業運転ですね。今頃水郡線を軽快に走ってることでしょうね。今年の夏までにはすべてを替えるって言うんだから、今は逆にキハ110を撮影しておかないと無くなっちゃいますね。まあ車両自体は花輪線で第二の人生を歩むようだけど・・・・・でも花輪線はキハ110は似合わないような気がするなあ・・・
と言うことはフォームの高さが920ミリ。車両の床面とホームとの段差が210ミリ。これをなくさないとバリアフリーとはいかないですね。車いすの人が簡単に乗降できるようにJRさんにはお願いしたいと思います。車いすの方だけでなく他の障害者や高齢者にもやさしいステップ(段差)のない車両が全国で走ってほしいのが私の希望です。
これじゃあバリアフリーじゃないですよね。段差を軽減するのとなくすのでは全然意味合いが違いますし、実際車イスの乗客は大変ですよね。
あなたのご意見に強く同感です。
>さいたま市民さん
キハ110はすでに岩手県では導入の噂が出てる時から不評でした。これは性能や居住性云々よりも、今までなれた車両がなくなり、それに合わせて不便なワンマン化が予想されたからみたいです。
ワンマン化の反対は分かりますが、車両の更新は仕方ないですね。キハ40なども、老朽化してきていますし。長い間、走ってきた分、愛着があるのでしょうね。
私の乗る路線から子供のころから見ていた真オレンジの103系が引退するのを知った時、無性に悲しかったことを覚えています。今でも、ホームで待っていると来るのでは、と思ってしまいます。
老朽化による更新でしょうけど、思い入れのある車両が消えるのは寂しいですね。
ついでにキハ110と連結した姿はなんかビミョーというのが率直な感想です。
キハ110との連結はちょっとやめてほしいなあって感じですね。