水に降る雪

おもに宝塚、そして日々のこと

勘違い目線の幸せ

2014-10-29 | 月城かなと
「パルムの僧院」2回目行ってきましたmy楽です
今回のお席は下手端後方席。かなとくん(月城かなと)的には上手の方が良かったんですが
ただ丁度、目線の高さ位のお席だったので、オペラを上げた時に、
ドンピシャで見つめ合うような瞬間がありまして勿論勘違い目線ですが
あまりにバッチリだったので、思わずオペラを外してしまいました(小心者です


前回より、進化していたと思います(当たり前といえば、当たり前ですね
見る側の、理解が深まったせいもあるでしょうけど。
特に2幕。大芝居過ぎて、どうしよう、な場面が多くてだったんですが
慣れたのか(こちらが)いくらかマシになってました。

それと、ファブリスのミサの前、のご婦人方のシーンはG氏を思い出してしましました
その場面、いるの?な場面が2幕には多い気がします。

全体としては、ビックリするくらい素敵なシーンもいくつもあります。
1幕冒頭の舞踏会のシーンは、振りとかもスカピンに似てて、虚々実々な社交界で
色々な人の思惑が交錯する感じが良かったです。

かなとくん中心の民衆の場面は、流石雪組熱く団結してて、カッコイイ

桃ちゃん(桃花ひな)が新境地のSM(某国会で一時流行ってましたね)っぽいショーシーン。
カワイイ桃ちゃんが、れいくん(朝風れい)と妖しく絡んで、娘役を引き連れて、
格好良く歌うわ、踊るわで
でもこれ、行き過ぎると、某だまっちになりかねないので
自分のやりたいことと、ファンのニーズ、客層との折り合いを上手くつけていってほしいです

出来不出来のシーンの落差が大きい気がしますね(何様
曲が良くて、歌詞も素敵な歌詞を頑張って書いてるので、G氏ほどボキャ貧ではないのかもしれませんが、
言葉に対する感性が鋭くない気がしました。それか、意外と大雑把なのか。

コスチュームものだし、そもそも舞台は、テレビや映画より大芝居だとは思いますけど。
2幕を見てると、「雨に唄えば」のまとぶん(真飛聖)と
とうこさん(安蘭けい)の映画撮影シーンを思い出してしかたなかったです
大芝居って、下級生には意外とハードル高いのかな、っていう気がしますね。
コスチュームで誤魔化せるところもあるでしょうけど。
咲ちゃん(彩風咲奈)と翔くん(彩凪翔)がW主演した「灼熱の彼方に」は
ビジュアルは素晴らしかったんですが、スッカスカのお芝居で
ただ、同じものをトップか2番手あたりで上演したら、もう少し違ったのかも、
とも思いました


デビュー作の時も思いましたが、野口先生ってショーをやってみたらいいのに、と思うんですが。
その気はないのかしら


久しぶりに出待ちもしました
もうすぐ11月、暮れるのが早くなって、バウの出待ちって、
大劇場の楽屋口より暗いので、ちょっと残念でしたが楽しかったです

がおちゃん(香綾しずる)会の方で、大分お歳を召した男性の方がいらっしゃいますね。
初日にも、お見かけしました。あのお歳で若い人たちと同じように、
立ったりしゃがんだり、には頭が下がります

次はいつ、出待ち出来るかしら



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