水に降る雪

おもに宝塚、そして日々のこと

広いようで意外と狭い?演劇界

2020-10-14 | 鈴木拡樹

基本ヅカオタなので、宝塚以外の舞台のことを全部ひっくるめて“外”の舞台、外の世界と呼んでしまいます

“外”までは手が回らなくて偶にしか観ない(しかも誰かOGさんが出てる)ので、全然詳しくならないです

宝塚にご贔屓様がいて、贔屓組があるとそれが更に極端になりがちで、全組観たい派ではありますが、

宝塚ですら他組は通り一遍になったりします

 

最近刀ステを見るようになり拡樹さんのファンになったので、配信や円盤で過去作品を見たり、関連する番組を見たりしました。

そうすると「あれ、この人知ってるんだけど、何でだろ?」って思うことがチョイチョイ

 

拡樹くんは出てなかったんですが、その中の一つで7月に始まった、テレビ演劇「サクセス荘2」を見始めたら、

「え、Spiくんがいる」ってなりました

ええっと、ええっと・・・水さんとユニットを組んだり、舞台に出てたSpiくんがなんでここに???

歌もお芝居もすごく上手くて、その後はミュージカル「RENT」に出てると聞いていたので、そっち方面に行くのねと思っていたんです。

調べてみたら、刀ミュの方で蜻蛉切として出演しているということでした

刀ステを見始めたばかりで、刀ミュに出てるメンバーをほとんど知らない時期だったんです。

 

過去作品と言えば1ヶ月ほど前に、30-DELUXさんのショップが出来たと聞いて見に行きましたこちら

水さんが出演してた「義経千本桜」もあって、うわ~懐かしいってなりました。

10年くらい前のような気がしてましたが5年しかたってなかったしかもブログ内に感想あるし

 

拡樹くんが出演してたのは「ファミリア」と「デスティニー」の2作品。

どちらもすごく面白い作品で、30-DELUXさんならではの迫力の殺陣も見応えがあります。

 

「デスティニー」を見てたら知ってる顔がチラホラ

まずヒロインあすかちゃん(遠野あすか)だし(他の作品の出演者を見てみたら、宝塚のOGさんが結構出てて、

意外と昔からご縁があったんだなと思いました。)

 

それから将軍役の人が、すっごい良い声で歌ってくれて、誰だっけな???って見てみたら、

「客家」「義経千本桜」で水さんもお世話になったサカケンさん(坂元健児)でした。

良い声のはずだわ、元四季の方ですよね

 

盗賊団の中の一人、女盗賊は新垣里沙ちゃんで滅茶苦茶殺陣を頑張ってる

「義経~」の時は超可愛い静御前を演ってたのに

新垣さんはその後、拡樹くんが主演した武田家滅亡の話に武将の一人で出演してて、そこでも殺陣を頑張ってますね。

 

30-DELUXさんなので勿論森大さんもいて、宝塚版「るろ剣」の時には殺陣の指導に入ってらっしゃいました。

なので宝塚的には森先生です

 

拡樹くんは下っ端の兵士の役をニコイチで演っていて、出る度に笑いを取りに行くような役を頑張ってました。

 

最後の終わり方が、おおっなるほどそう来たか、な感じでホントいい作品だなぁ

 

拡樹くんファン的には「ファミリア」の方にキュンとしました

画面サイズがワイド画面じゃなくて小さかったのと、センターステージで客席が四方を囲んでいるのに驚きましたけど

出番は後半に固まってて、そんなに長くないんだけど主人公にとって大事な意味を持つ役です。

そしてありえんくらいに可愛い少年の拡樹くんが見れて、無事死亡

 

 

今年はエンタメ界にとって大変な年になりました。そして以前のような状態にいつ戻れるのかわかりません。

そんな中、昔の公演の円盤を再販するというのは、この苦しい時期を乗り切るのに、少しでも足しになるんじゃないかなと思います。

拡樹くんが出演した公演の円盤の中には、買い取り価格10万円なんていうのもあるそうで

売る時にはいくらになるんでしょうね~さすがにそういうのに手を出すとチケ代が吹っ飛ぶので諦めますけど

需要はあると思うので、期限を切って予約を受けて○枚に達したら販売します、でもいいと思うんですよね。

少年社中の「三人どころじゃない吉三」などなどなど 見たい~

 

その少年社中の毛利さんと言えば、拡樹くんとご縁が深い方ですが、

先日発表された、かいちゃん(七海ひろき)の新しい仕事に名前が出てきてビックリ

相変わらず、かいちゃんには驚かされてばかりです

美貌のガラシャ様の次は極道ですかすごい振り幅

まあ宝塚時代の、かいちゃんは海賊だの山賊だの西部のゴロツキだの、ガラの悪い役も多かったですけど

 

その脚本を担当されるのが毛利さんだそうです。

なんかキャラクターの画像があったし、ゲームとかアニメとかにもなるんでしょうか?

にしてもお稽古場で、「負けないから!」とリアル男子たちにイケメンっぷりを張り合おうとする、

かいちゃんが容易に想像出来るのが楽しいです

 

 

ミュージカルの人はミュージカルにしか出ない、ってわけじゃないんですね皆さんいろんな舞台に出てる。

ほんと超今更ですみません

昔の劇団のイメージもあったのかな。文学的で高尚な公演をやるところの人って、そういう系統の作品にしか出ないのかと思い込んでました

芸術的だったり、古典的だったり、娯楽性が強かったり2.5次元舞台だったり、ストレートプレイだったり。

昔より演劇の幅も拡がってるのかな?いろいろなジャンルが刺激し合って発展してる感じがします。

そして出演者にしろ演出家にしろ、演劇界にずっといたら、どこかでご縁が出来るものなのかもしれませんね。

 

拡樹くんも2.5次元のイメージが強いですが、すごく幅広い作品に出演されてて

YouTubeを漁ってると、こんなこともやってたの???って驚くようなのが出てきてビックリします

役者さんってホントすごいです。改めて尊敬します

コメント
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