蘇州市の南西位置、太湖の近くにある東呉国家森林公園の穹窿山と東山風景区にある莫厘峰に登ってきました。
もともと東呉国家森林公園の穹窿山にはバスで一人行くつもりだったのですが、そのことを話すと会社のS君がいっしょに行きたいというので、いっしょに行くこととなりました。
彼は自家用車をもっているので、私としても時間の節約になります。バスだと乗り換えの待ち時間を含めると片道4時間近く掛かるのですが、車だと高速道路で1時間。
もっとも最近毎週のようにバス旅行というか路線バスを乗り継ぎ乗り継ぎして、蘇州近郊の低山、森林公園、お寺めぐりをしているのですが、バスの車窓から見る日常の風景もまた楽しみの一つになってます。時間は十分あるのでゆっくり移動も気にはならないのですが。
9時前に迎えに来てくれたS君と車で出発。
10時には東呉国家森林公園の穹窿山の入り口に到着しました。 入場料はひとり80元。 はたして80元の価値はあるか?
車で山頂近くまで登れそうで、遊歩道とは別に車道も完備されているようです。
もちろん私たちは歩いて山頂へ。
登ってきた参道でもある遊歩道を振り返る。
途中、望湖園いう太湖を望める展望台に寄りましたが、あいにくカスミがかかって太湖はぼんやりとしか見えませんでした。
私はこの山のお寺は仏教寺院かと思っていたのですが、上まで登って初めて道教だとわかりました。(もともとあまり区別がついていないんですが。 笑)
冠巾を頭に被った道士が山頂の上真現に居たからなんですが、ここから300mほど少し離れた峰にある寧邦寺は仏教寺院です。
本当の山頂はレーダーが設置されていて軍事施設なのか、そこには上がれないようです。
穹窿山の入り口から見上げると道教の上真現のほうがはるかに立派に見えて、一般の観光客やハイカーは別に道教の信者でなくてもほとんどが上真現に来るようです。
逆に寧邦寺は下からはっきり見えないためか、訪れる人も上真現に較べると少ないのですが、ここには立派な横臥大仏があり、私などはこの大仏を見て初めて80元の価値があると納得した次第です。
2時間ほどの参道?ハイキングを終えて、まだ時間があるので行ったことのない東山へ足を伸ばしました。
バスで来ていては時間的に東山には行けなかったですね。S君の同行に感謝します。
太湖の淵をなぞるように南下して東山風景区へと入ります。
東山鎮は山の東側なのですが、我々は西側へときてしまい、たぶん登山道は東山鎮からなのでしょうが、たかだか300m台の低山だし、藪もそれほど密度は濃くないようなので、適当なところから直接山頂を目指しました。
この辺りは果花山と呼ばれるぐらい果樹栽培が盛んで、枇杷の木がたくさん見えます。
6月ぐらいの実のある時期なら果樹園に勝手に入ると泥棒に間違われるかもしれませんが、この時期はどの果物も実を付けていません。
なので果樹園の作業道から勝手に入っていきました。
ところがこの作業道なかなかの曲者で、かなりルートファインディングが要求され、行き詰っては左右に移動し、また直進、そして左右に移動の繰り返し。
果樹園が終わって、藪漕ぎを少しすると、なんとか稜線までたどり着きました。
稜線にはうっすらと踏み後があり、ところどころ茶畑が点在するこの支尾根をしばらく進むと、山頂付近から続く防火林道に出くわしました。
後はこの林道を歩けば裕徳堂のある山頂に登れます。
下から1時間40分ほどで裕徳堂に到着。
山頂には20人ほどのハイカー、参拝客がいましたが、やはり普通は東山鎮から続く車道を登ってくるようです。
山頂から西側に降りることのできる道を探しましたが、なさそうなので来た道を引き返すしかありません。
それでも下りに際して果樹園で少し道幅の広い作業道を見つけられたので、快適に下ることができて、1時間ちょうどで下山できました。
東山で撮った写真はありません。実はカメラケースのファスナーが壊れてカメラが出せなくなってしまったからです。(涙)
もともと東呉国家森林公園の穹窿山にはバスで一人行くつもりだったのですが、そのことを話すと会社のS君がいっしょに行きたいというので、いっしょに行くこととなりました。
彼は自家用車をもっているので、私としても時間の節約になります。バスだと乗り換えの待ち時間を含めると片道4時間近く掛かるのですが、車だと高速道路で1時間。
もっとも最近毎週のようにバス旅行というか路線バスを乗り継ぎ乗り継ぎして、蘇州近郊の低山、森林公園、お寺めぐりをしているのですが、バスの車窓から見る日常の風景もまた楽しみの一つになってます。時間は十分あるのでゆっくり移動も気にはならないのですが。
9時前に迎えに来てくれたS君と車で出発。
10時には東呉国家森林公園の穹窿山の入り口に到着しました。 入場料はひとり80元。 はたして80元の価値はあるか?
車で山頂近くまで登れそうで、遊歩道とは別に車道も完備されているようです。
もちろん私たちは歩いて山頂へ。
登ってきた参道でもある遊歩道を振り返る。
途中、望湖園いう太湖を望める展望台に寄りましたが、あいにくカスミがかかって太湖はぼんやりとしか見えませんでした。
私はこの山のお寺は仏教寺院かと思っていたのですが、上まで登って初めて道教だとわかりました。(もともとあまり区別がついていないんですが。 笑)
冠巾を頭に被った道士が山頂の上真現に居たからなんですが、ここから300mほど少し離れた峰にある寧邦寺は仏教寺院です。
本当の山頂はレーダーが設置されていて軍事施設なのか、そこには上がれないようです。
穹窿山の入り口から見上げると道教の上真現のほうがはるかに立派に見えて、一般の観光客やハイカーは別に道教の信者でなくてもほとんどが上真現に来るようです。
逆に寧邦寺は下からはっきり見えないためか、訪れる人も上真現に較べると少ないのですが、ここには立派な横臥大仏があり、私などはこの大仏を見て初めて80元の価値があると納得した次第です。
2時間ほどの参道?ハイキングを終えて、まだ時間があるので行ったことのない東山へ足を伸ばしました。
バスで来ていては時間的に東山には行けなかったですね。S君の同行に感謝します。
太湖の淵をなぞるように南下して東山風景区へと入ります。
東山鎮は山の東側なのですが、我々は西側へときてしまい、たぶん登山道は東山鎮からなのでしょうが、たかだか300m台の低山だし、藪もそれほど密度は濃くないようなので、適当なところから直接山頂を目指しました。
この辺りは果花山と呼ばれるぐらい果樹栽培が盛んで、枇杷の木がたくさん見えます。
6月ぐらいの実のある時期なら果樹園に勝手に入ると泥棒に間違われるかもしれませんが、この時期はどの果物も実を付けていません。
なので果樹園の作業道から勝手に入っていきました。
ところがこの作業道なかなかの曲者で、かなりルートファインディングが要求され、行き詰っては左右に移動し、また直進、そして左右に移動の繰り返し。
果樹園が終わって、藪漕ぎを少しすると、なんとか稜線までたどり着きました。
稜線にはうっすらと踏み後があり、ところどころ茶畑が点在するこの支尾根をしばらく進むと、山頂付近から続く防火林道に出くわしました。
後はこの林道を歩けば裕徳堂のある山頂に登れます。
下から1時間40分ほどで裕徳堂に到着。
山頂には20人ほどのハイカー、参拝客がいましたが、やはり普通は東山鎮から続く車道を登ってくるようです。
山頂から西側に降りることのできる道を探しましたが、なさそうなので来た道を引き返すしかありません。
それでも下りに際して果樹園で少し道幅の広い作業道を見つけられたので、快適に下ることができて、1時間ちょうどで下山できました。
東山で撮った写真はありません。実はカメラケースのファスナーが壊れてカメラが出せなくなってしまったからです。(涙)
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