いつかはあの頂に

還暦過ぎて少し焦っている老クライマーです。いつかは昔のようにアルパインクライミングへの復帰ができたらいいねえ。

上高地

2012-08-18 | 旅行
連休の最終日、家族で上高地へ。

連休中ずっと雨模様でしたが、15日はなんとか天気も持ちそう。

上高地久しぶりです。たぶん25年ぶりぐらいか?

私以外はみんな上高地は初めてです。


朝少し早めに自宅を出発。

平湯温泉までは特に連休中でも混むこともなくすんなり来れました。

平湯からはタクシーで上高地まで移動。バスでもいいけど大人4人だと金額的に大差無いし、娘が未だにバスに酔うので。(治せよ!)


さすがに上高地は涼しいです。気温は20度を下回っているか?

上着を羽織ってバスターミナルから歩き始めます。

と言っても私以外は歩くのも嫌いな面々です。

今日はとりあえずは明神までとしておきます。


有名な河童橋の向こうには岳沢は見えますが、あいにく曇り空の天気なので前穂高岳も明神岳も雲の中。

標高の低い2263峰は正面に見えました。大昔登った懐かしのS字ルンゼやその西壁が見えます。

今時は登る人もいないのでしょう。


さあこれから歩こうとした矢先にカミさんがコーヒー飲みたいと言い出しました。

で、河童橋前の五千尺ホテルにてまずはコーヒーとケーキを戴くことに。


コーヒータイムの後はテント場の小梨平を通り過ぎて左岸の森の中を歩きます。

この遊歩道の美しさは大昔とちっとも変りません。

連休中に山に入っていた登山者とすれ違いながら明神に向かって歩きます。

家族の歩行スピードに合わせながらですので、たぶん1時間はかかるかな。


2263峰東面のワサビ沢

森林浴とマイナスイオンを吸収しながらの散策であっという間(私には)に明神に到着。

明神橋を渡って明神池へ。

えっ! 明神池って有料? いつから?

昔こんなとこ金払った憶えなんかないのですけど。

私はいいので、妻と子供たちはせっかく来たのだからと池まで行かせました。


実はここから藪をかき分けて20分ほど登ったところに大岩があって勝手にその岩に当時所属していた倶楽部の亡くなった仲間のレリーフが数枚埋めてあります。

長いことお参りしていません。(ゴメンなっ。)

ここから手を合わせて済ませちゃったけど、今度来るときは酒と花でも持って来るわ。


明神池で参拝した後は上高地まで右岸の遊歩道を通って戻ります。

これだけ澄んだ水の流れは中国ではなかなか見れません。

娘は中国の九賽溝に行ってみたいと言っていたのだが、この美しい渓流を見て、たぶん九賽溝も同じだと思うから、もう行く必要なくなったとのたまっておりました。

(バカっ、綺麗のは同じだけど渓相とか違うぞ。)


それにしても往復約8キロの道のりを歩いて、ゴミ一つ見ませんでした。

日本ってさすがです。これが中国の景勝地だったら少なくとも空ペットボトル40本とその他のゴミを嫌になるほど見たことでしょう。


河童橋まで戻ってきて白樺荘で昼食をとりました。



そして昼食後はまたタクシーにて平湯に戻り、車で「神の湯」という露天風呂へ行きました。

タクシーの運転手さんがの御奨めで、小さいけれども人が少なくゆっくりできるからとのことです。

もち男女別々ですよ。

昔どこの露店風呂か忘れたけど(この近くではあったはず)ひとり入っていたらご近所のオバサン連中がドカドカって入ってきてなかなか出るに出れませんでした(笑)

何に効くのか知りませんがカミさんと娘が肌がツルツルになったとか言っていたのでお肌にはよろしいのではないでしょうか。

最後はあまり期待していない鍾乳洞に立ち寄りました。

でも結構広くてガッカリというほどではないですね。


日本国内だったら山口の秋吉台が一番かなあ。



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