奈良散策 第1154弾
4月中旬から大和郡山市をいくつかの区域に区切って植物の調査を始めました。方法はメモ帳を持って、歩きながら気の付いた植物の名前を記録していくだけです。気の付いた植物や名前が分からなかったり、怪しいなと思った植物の写真をメモ代わりに撮っています。その写真が溜まってきて、何が何やら分からなくなってきたので、とりあえずブログに出していこうと思って、整理をし始めました。素人がやっているのでいい加減なものばかりなのですが、とりあえず、ブログに出していきます。
まずは、4月14日に佐保川とJR大和路線に囲まれた部分の一部です。私はこの地域をB区域としています。
これはコセンダングサ。今頃咲いているのは珍しいなと思って撮りました。
これはハナイバナ。キュウリグサに似ていますが、花と葉が交互についています。
これはまだはっきりしないのですが、たぶん、ハリコウガイゼキショウというイグサ科の植物だろうと思っています。
これはノミノフスマ。花弁が10枚あるように見えるのですが、実は、5枚の花弁がそれぞれ基部にまで割れているので、10枚に見えます。
これはニセカラクサケマン。外来種で、この2,3年でずいぶん増えました。
これはウキクサの仲間です。山渓の「野に咲く花」によると、ウキクサにはウキクサ、アオウキクサ、ミジンコウキクサという大きさの異なる3種があるようです。これはたぶん、アオウキクサだと思うのですが、以前撮った写真にはこの3種が混じっているのがありました。
これはムシクサです。
最後は小さな湿地のところに群生している植物なのですが、アズマツメクサではないかと思っています。既に花が終わっていて、種の見えているものもあります。
次は4月17日の分で、近鉄橿原神宮線と大和郡山広陵線、JR大和路線などに囲まれた地域の一部で、私はC区域としています。
JRの線路わきに生えているヤナギです。雌雄異株でこれは雌株の方です。おそらくタチヤナギだと思うのですが、種類を決めるためにこれから何度か写真を出していきます。
これも線路わきに生えていた木です。葉の形からエノキだと思われます。
これはキツネノボタンだと思います。ウマノアシガタは一枚の葉が浅裂~深裂するのですが、キツネノボタンは葉の基部から3枚に分かれます。
これはカズノコグサです。ちょっとカズノコのように見えるからでしょう。
これはヘビイチゴです。ヘビイチゴの葉は3小葉なのですが、オヘビイチゴは5小葉です。
これはオオジシバリだと思います。オオジシバリは葉が長細いのですが、ジシバリは丸い形をしています。
最後はイネ科で何とも言えないのですが、たぶん、スズメノカタビラではないかと思います。長くなるので、ここでいったん休憩。
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