奈良のむし探検

奈良に引っ越しました。これまでの「廊下のむし探検」に倣って「奈良のむし探検」としましたが、動物・植物なんでも調べます。

大和郡山の植物2

2024-05-13 14:27:39 | 奈良散策
奈良散策 第1155弾


4月17日に家の近くで植物調べをしているときに撮った写真の続きです。大和郡山市を区域に分けて調べているのですが、今回は近鉄橿原神宮線とJR大和路線に囲まれた区域の一部で、私がつけた名称ではC区域になります。





畑の端に生えていた木ですが、芽が伸びてきていました。名前が分からないのですが、葉を見ると、モチノキ科かなぁと思っています。



これはゼニゴケ。C区域は金魚池と田んぼ、畑、住宅地が含まれていますが、金魚池周辺にはゼニゴケがたくさん生えています。ゼニゴケは雌雄異株で、破れ傘のように見えるのが雌株の雌器托です。雌器托の下側に傘状の雄器托が少し見えています。





これはセイタカハハコグサ。今のところ、この辺りではハハコグサ、セイタカハハコグサ、チチコグサ、ウラジロチチコグサの4種が記録されています。









一坪農園が放置され、植えてあった植物がいろいろ逸脱しています。これはたぶん、ヒメキンセンカ





これは、キンセンカかなぁ。





こんな立派な花も生えています。ネットで調べると、ニオイイリス Iris florentinaによく似ています。





これはオランダアイリスのミスサイゴンという品種に似ています。学名では、Iris x hollandica 'Miss Saigon'。





これはウラジロチチコグサ





花弁が5枚のときはノミノツヅリです。ノミノツヅリとノミノフスマがどちらがどちらだったかよく忘れてしまいます。



このワカメみたいなのは、イシクラゲ。陸生の藍藻です。





金魚池のそばで生えていたのですが、植えたものか、自然に生えてきたものかよく分かりません。たぶん、アキニレかなと思っています。







以前撮ったグミの接写写真を撮りました。「植物検索ハンドブック」によると、アキグミは果柄が短く直立し、葉裏は銀白色、萼筒はくびれない、ナツグミは果柄が長く下垂し、葉裏には銀白色の鱗片にまばらに褐色鱗片が混じる、萼筒は子房の下で強くくびれる、ということで見分けられます。さらに、トウグミはナツグミの変種で、栽培種、葉表に星状毛があります。ということで、これはトウグミだと思われます。



最後はカラクサナズナの花です。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿