奈良散策 第969弾
10月19日に橿原市にある藤原宮跡にコスモスを見に行きました。藤原京は平城京に遷都される前に唐の都に倣って造られた巨大な都です。天武天皇の御代に造営が始められ、持統天皇のときに完成して、694年に飛鳥浄御原宮から遷都しました。1960年代から発掘作業が始められたのですが、現在では大和三山を含む広大な地域であることが分かってきました。藤原宮跡では春は桜と菜の花、夏はキバナコスモスとハス、秋はコスモスと広大な土地にお花畑が作られています。

藤原宮跡はともかく広い場所です。

背景に見える低い山が天香具山です。

中央部分に大極殿跡を示す案内板が立っています。



コスモスはこの広場の向こうに広がっています。結構、人が来ているようです。


近くに生えている木に赤い実がなっているので撮りました。Googleレンズで調べると、どうやらツバキ科のモッコクのようです。


これはキンモクセイ。満開です。

まず、最初に一番東側にあるキバナコスモス畑の方に向かうことにしました。途中で見たトノサマバッタです。



昨年も見つけたのですが、帰化植物のハルシャギクがあちこちに生えていました。

こちらはイナゴ。




近づいてみると、一面のキバナコスモスでした。橙の濃い種と黄色味の強い種が混じっていました。

天香具山を背景にして撮ってみました。


よく見ると、セロシア(ノゲイトウ系)と呼ばれているケイトウの仲間も混じっていました。

キバナコスモス畑の向こうにコスモス畑が広がっていました。

背景に耳成山が見えています。

もう一度、セルシアを入れて撮ってみました。この後、コスモス畑に行ったのですが、それは次回に回します。
雑談)昨日の早朝の散歩は金魚池周辺を歩いたのですが、カワセミが撮れたことぐらいかなぁ。今朝の散歩は佐保川に沿って下流側に歩いて行き、渡りのカモが来ていないか見にいったのですが、残念ながら、まだ来ていませんでした。その代わり、土手に沿ってシャクチリソバが一面に咲いているのを見つけました。
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