奈良散策 第153弾
7月18日朝の散歩はいつもとコースを変えて、佐保川土手を下流へ向かい、途中から支流の菩提仙川に沿って歩いてみました。
散歩に出かける前に、マンションの天井にギンヤンマが止まっていたので、パチリ。
今日は佐保川沿いを歩いてみようと思って、佐保川に向かって田んぼの中の道を歩いていると、ケリの姿が見えました。そういえば、最近、ケリは写していなかったなと思って、これもパチリ。
今度はセッカが近くの草むらに急降下してきました。距離は遠かったのですが、何とか撮れました。
ここにはシロバナサクラタデだと思っている草がいっぱい生えています。
今日(7/25)はシロバナサクラタデかどうかを確かめに行きました。「日本の野生植物II」には検索表が載っているのですが、それによると、「長い根茎を出す多年草」だと、サクラタデか、シロバナサクラタデ。根茎のない1年生または越年草だと、ハナタデやボントクタデなどその他のタデ類です。一本抜いてみると、こんな風に根茎がありました。というので、たぶん、シロバナサクラタデでよいのではないかと思います。
こちらはジャンボタニシ。
田んぼにこんなマメ科の植物がたくさん生えているのですが、まだ何だか分かりません。もうすぐ花が咲くのでは期待しています。(追記2021/08/12:これはクサネムでした)
最近はカメラ1台だけ持って歩いているので、撮影というよりはむしろ歩くことに重点を置いています。この日も佐保川土手を歩き、支流の菩提仙川が合流するところから、菩提仙川土手を歩き始めました。田んぼの畔にアオサギやダイサギがたくさんいました。
その次の畔には白いサギがいっぱいいるなと思って、近づいたら一斉に逃げてしまいました。飛んでいるところを写真で撮ると、どうやらアマサギの群れにコサギが混じっていたようです。
菩提仙川土手にこんな石像がありました。特に右の像が変わった形をしています。字が書いてあるのですが、読めません。横を見ると、供養塔という文字が見えるので、何かの供養のために造られたものかもしれません。
ここから周りを見渡してみると、木の生い茂った場所が見えました。こういうところはたぶん神社だろうと思ってそちらに向かって歩きました。
やはり神社で熊野神社というようです。家に戻ってから地図を見てみると、この辺りは番条環濠という中世の防御用のお濠で囲まれた集落だったようです。
この集落の中にあった光明院の大師堂です。奈良県のホームページを見ると、弘法大師をお祭りする「オダイシサン」という行事が行われているそうです。
ここから再び佐保川土手に戻って歩きました。途中で見たゴマダラチョウです。
それにキアゲハ。
最後はシオカラトンボです。