奈良のむし探検

奈良に引っ越しました。これまでの「廊下のむし探検」に倣って「奈良のむし探検」としましたが、動物・植物なんでも調べます。

朝の散策 ヒバリ、ツバメほか

2021-04-14 21:25:53 | 奈良散策
奈良散策 第54弾


4月10日と11日の朝の散策の時に撮った写真を載せておきます。共に一時間ほど歩いたのですが、あまり目立ったものがなかったので、まとめて出します。





まず、4月10日分です。この日もヒバリが出迎えてくれました。





それからアオジが止まっていたので撮りました。



これは別のところにいたアオジです。



新木山古墳にはアオサギがいっぱい止まっていました。



実は、もっとたくさんいました。撮影隊が何人か来られていました。旅番組の撮影だとか。ちょうど通りかかった地元の方が、この辺りは昭和初期まではぜんぶ田んぼだった。税金は高くなるけど、金魚の養魚池を作ることになったという話をされていました。これだけの養魚池の水を賄うためにたくさんのため池が必要になるとのことでした。





この間も写したガマです。面白い形なのでつい撮ってしまいます。向こうに見える林が新城神社です。



その新城神社の中ではフジが咲いていました。







電線にツバメが止まっていたので、撮りました。まぁまぁうまく撮れました。




ここからは4月11日分です。この日は植物も撮ろうとCanon SX70 HSも持っていきました。いつもの携帯基地局にオオタカが止まっていました。もう見慣れてしまったので、写真は数枚撮っただけです。



ナガミヒナゲシが咲いていたので、逆光で撮ってみました。何かちょっと不自然な写真になりました。





これはこの間も撮ったカズノコグサの拡大です。



そして、これはヒメツルソバ

雑談)これまでに撮影した鳥のリストを作ろうと思って、表を組み込んだ記事をまた出してみました。これからも更新していくつもりなので、「記録」というカテゴリーを作ってそこに入れました。更新のときに便利なように、「投稿日時」をこのブログを開始した直後の2021年2月1日に設定してみました。そうすると、投稿しても最新記事には載らずに、日付のところにこそっと入れることができました。こんなことができるのですね。驚きです。ネットで調べてみると、アオジは奈良県の絶滅危惧種になっているということです。こんな普通種がどうして絶滅危惧種なのだろうと思って、「大切にしたい奈良県の野生動植物-奈良県版レッドデータブック2016改訂版」と「奈良県野生生物目録」という共に奈良県が出している資料を購入に奈良県庁県政情報センターまで行ってきました。安いですね。前者が1,680円、後者が650円でした。パット見、前者は5,000円、後者は3,000円くらいはしそうなのですが・・・。アオジについては、「繁殖期の個体数が減少しており、繁殖地の森林伐採、林道工事などによる生息環境の消失で絶滅する可能性がある。」ということです。もっとも、「日本のレッドデータ検索システム」によると、アオジを絶滅危惧種に指定しているのは、兵庫県がⅠ類、奈良県と神奈川県がⅡ類の全部で3県だけでした。どうも実情と合わない感じです。もう一方の「奈良県野生生物目録」は動植物合わせて11,222種が記録されているのですが、基本的に分類、和名、学名だけなので、いつどこで見られたのかという肝心の情報が全く載っていません。せめて、参考にした文献番号だけでも載せないと記録の価値がないような気がしました。