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奈良のむし探検

奈良に引っ越しました。これまでの「廊下のむし探検」に倣って「奈良のむし探検」としましたが、動物・植物なんでも調べます。

天理教教会本部と石上神宮

2025-04-18 21:19:38 | 神社・寺・古墳など
奈良散策 第1480弾


4月4日、先日に引き続いて天理教教会本部に行きました。というのは、4月2日、大神神社へ桜見物に行った帰りに、天理教教会本部にあるシダレザクラを見にいったのですが、そのとき、天理教教会本部だと思っていた建物が実は本部の側面を見ただけで、正面を見ていなかったからです。また、天理教の駐車場に行く途中、石上神宮の駐車場があったので、石上神宮も近くにあるのかもと思って、そちらにも行ってみることにしました。



天理教教会本部の境内は大変広いです。



こちらは別席場と呼ばれる建物です。この近くにシダレザクラがありました。この日はシダレザクラは見ずに教会本部の建物を見にいきました。





途中にあったアタミザクラの並木です。



桜の花越しに見た教会本部の建物です。これがてっきり正面だと思っていたのですが、実は、側面だったのです。











正面側に回ってみました。大きくて立派な建物です。



本部の建物の反対側には天理参考館が入っている建物が見えています。





本部の建物の反対側の側面です。





この先に桜並木がありました。紅がかった桜で、たぶん、プリンセス雅という品種だろうと思います。



帰りにもう一度、別席場の建物を見てみました。建物の前にシダレザクラが見えています。



駐車場に布留遺跡があるというので探してみたのですが、こんな石碑があっただけでした。この辺りに布留遺跡があったということを記しているだけです。






この後、石上(いそのかみ)神宮に行ってみました。石上神宮は物部氏の氏神として、古くから知られている神社です。駐車場に止めて、道を渡るときに道沿いに植えられている桜を撮ってみました。



石上神宮の入り口です。



途中、ビロードツリアブがいました。



石灯篭には布留社と書かれています。





大鳥居が見えてきました。



扁額には布都御魂大神と書かれています。昔、購入した石上神宮のパンフレットを見てみると、布都御魂(ふつのみたま)というのは、天孫降臨に際して経津主神・武甕槌神が大国主命に国譲りを命ぜられたときに携行していた剣のことで、後に、神武天皇が熊野で邪神の毒気に当たったときに天から授けられた剣でもあります。その剣の靈が布都御魂大神ということのようです。



大鳥居をくぐったところです。正面に見えるのは楼門です。









石上神宮には鶏がいっぱいいます。その理由は後で出てきます。



なぜか牛もいました。





そして、重文の楼門です。扁額には「萬古猶新(ばんこゆうしん)」と書かれています。山縣有朋の筆によるものだそうです。







そして、国宝の拝殿です。



拝殿の後ろに本殿が見えています。



これは釣燈篭です。



これは南北朝時代の鎧櫃(よろいびつ)です。



これはなんだか分かりませんが、永久寺と書かれています。今は廃寺になっていますが、石上神宮の神宮寺だったようです。



ここに鶏の説明が書かれていました。要は、天照大神の籠られた天の岩戸を開くときに、長鳴き鳥を鳴かせて闇を払って岩戸を開いたという話から、鶏は吉祥の霊鳥とされているそうです。



これは摂社の出雲建雄神社です。



その出雲建雄神社の拝殿が国宝になっています。もともとは内山永久寺の鎮守の住吉社の拝殿だったのですが、大正3年に移築したそうです。



これは天然記念物のワタカという魚がいるという鏡池です。



もう一度、鶏を撮りました。

天理教教会本部の桜

2025-04-14 21:02:12 | 神社・寺・古墳など
奈良散策 第1476弾


4月2日は大神神社で桜を見た後、天理教教会本部のシダレザクラを見にいきました。その続きです。



この日は天理参考館の前の駐車場に止めて、シダレザクラについて尋ねたら、東1駐車場に止めるとよいと教えていただきました。それで、東1駐車場に移動しました。車を降りて歩いていると、別席場という大きな建物がありました。





別席場を過ぎると、その前はだだっ広い広場になっていました。



向こうに見える建物は天理教教会本部です。



この広場の中にシダレザクラがありましたが、まだ、これからのようでした。



さらに奥に進むと、別席場と書かれた建物の横に桜の木が見えてきました。



そこには二つの巨大なシダレザクラがありました。ここで写真をいっぱい撮りました。





向かって右側の木です。







そして、これは向かって左側の木です。とにかく大きなシダレザクラです。



さらに奥に進むと、ここにも桜が咲いていました。



これは白い花が咲いている木です。





これはプリンセス雅と書かれたピンク色の桜です。





境内のあちこちに桜が咲いていて、少しずつ種類が違うようです。参考館で「おやさと桜マップ」をもらったので、それと見比べながら歩いたのですが、どれがどれだかほとんど分かりません。





これはエドヒガンではないかと思ったのですが。



天理教教会本部の建物ですが、実は、これは正面でなくて横側の入り口でした。







これは変わった桜なのですが、名前が分かりません。









最後はマップに出ていました。たぶん、アタミザクラでしょう。

境内には13品種、2万本もの桜があるそうです。桜見物にはなかなか良い所です。

雑談)今朝、ブログを開けたら、上部に「goo blog サービス終了のお知らせ」という表示が出ていました。今年の10月1日にブログの入力ができなくなり、11月18日にはブログ自体が閉鎖になるというのです。驚きました。と同時にがっかりしました。2012年10月にYahoo!ブログを始めたのですが、2019年にはYahoo!ブログが閉鎖になり、gooブログに移ってきました。2021年に奈良に引っ越したので、gooブログに新しく「奈良のむし探検」とブログを開設したのですが、それも今年限りになります。Yahoo!ブログの内容はFCブログとlivedoorブログに分けて移行しました。今回はハテナブログとAmebaブログへの移行を推奨するとのことで、4月16日からブログの引っ越しが可能になります。またまた引っ越しです。しかも、移った先がいつまた閉鎖になってしまうかもしれません。本当に嫌になってしまいます。

大神神社で桜見物2

2025-04-13 20:34:04 | 神社・寺・古墳など
奈良散策 第1475弾


4月2日、桜井市にある大神神社に桜見物に行きました。その続きです。



この日は大神神社拝殿で御参りした後、祈祷殿の前にある宝物収蔵庫の前を降りて、狭井神社に上る道の途中から桜が咲いている展望台の方に行きました。ここが展望台です。



展望台から下の方を見たところです。



展望台から西側を見ると、大和三山が並んで見えました。



右から耳成山と畝傍山です。



東側には三輪山が見えています。



桜の花を拡大してみました。



桜越しに池を撮ってみました。展望台から見る桜は素晴らしかったです。



少し植物も撮ってみました。これはタチツボスミレ



展望台から久延彦(くえひこ)神社に行ってみました。



長い階段を降りたところです。



そして、久延彦神社の入り口です。





これはボケの花。





アミガサユリが咲いていました。



これはハナニラ



溝に生えていたムラサキケマンです。



コオニタビラコかなと思って撮ったのですが、花弁数が多いのと、花柄が枝分かれしているところに違和感があります。何でしょうね。



駐車場に戻って、もう一度、三輪山の麓の桜を撮ってみました。



拡大してみると、確かに見物客の姿が見えました。





この日は天気が雨模様だったので、そのまま家に戻ろうと思っていました。車で走っていたら雨がやんできたので、家族が突然、天理教本部にあるシダレザクラを見に行こうと言い出しました。でも、本部がどこにあるのかも分かりません。それで、とりあえず、この間行った天理参考館の駐車場に止めることにしました。





私が桜を撮っている間に家族がシダレザクラの場所を聞いてくれました。東1駐車場に止めると近いというので、そちらに移動することにしました。続きは次回に回します。

大神神社で桜見物

2025-04-12 20:40:36 | 神社・寺・古墳など
奈良散策 第1474弾


4月2日に桜井市にある大神神社に桜見物に行きました。そのときの写真です。



駐車場から見た三輪山です。その麓の一角に桜がいっぱい咲いています。



大神神社の二の鳥居です。



参道にアセビが咲いていました。





大神神社の御祭神である大物主神の化身が蛇だと言われているので、手水舎の水の出口が蛇になっていました。



こちらが拝殿です。





その拝殿の左奥に大きなツバキの木がありました。



こちらは祈祷殿です。



祈祷殿の前の広場から見ると、先ほど駐車場から見えていた桜がすぐ近くに見えました。













見渡すとあちこちに桜が咲いていました。



この日はいつものくすり道ではなく、宝物収蔵庫の前を降りて、そこから狭井神社に向かう坂を上り始めたら、すぐ近くに桜がいっぱい咲いていました。







その桜に向かって坂道の途中から山を上っていきました。







道の両側は桜でいっぱいです。





ふと下を見ると、ヒメウズの小さな花が咲いていました。



右の階段を登ると展望台になります。



下には池があります。桜の花越しに見た池です。





シダレザクラはまだつぼみでした。この後、展望台に上ったのですが、それは次回に回します。

時代行列と白狐渡御2

2025-04-08 20:59:24 | 神社・寺・古墳など
奈良散策 第1471弾


3月30日は大和郡山のお城まつりのメインイベントである時代行列と白狐渡御が開かれました。10時から白狐渡御の出発地である源九郎稲荷神社で例祭が行われた後、13時半から市役所前で時代行列の出陣式が行われました。同時刻に白狐渡御が出発するというので、出陣式が始まったらすぐに白狐渡御を見にいきました。白狐渡御は時代衣装を着た人たちの行進と狐のお面をかぶった近くの小学校の生徒さんたちが白狐囃子(びゃっこばやし)に合わせて踊り歩きます。





柳町商店街を歩いて、矢田町通りの方に進むとやはり白狐渡御の行列がやってきていました。



獅子舞もいます。





神主さんの乗った山車もやってきました。



その前には怖い顔をした道案内役の猿田彦命がいます。



その後からは義経、静御前などに扮した子供たちの山車がやって来ました。







それから狐のお面を頭に載せて、子供たちの賑やかな白狐囃子の踊りが通過しました。





白狐囃子の演奏をする山車もやって来ました。とにかく賑やかです。



白狐渡御の行列が通過したので、先回りをして、今度は市役所前の出陣式の様子を見に行きました。出陣式会場の周りには人垣ができています。





会場に着いたら、ちょうど勝鬨を上げるところでした。間に合ってよかったです。







行列の先頭はふれ太鼓です。「やまと獅子太鼓」のメンバーによる太鼓の演奏です。



その後ろからは叡尊(えいそん)上人の山車が続きました。叡尊は鎌倉時代中期の僧で、西大寺を再興したことで知られています。叡尊は大和郡山の生まれです。



そして、白馬に乗った武田信玄公がやってきました。なかなか格好いいですね。









その後からは馬に乗った武将が続きます。



これは子供たちの鉄砲隊です。





最後は侍女と上﨟(じょうろう)がやって来ました。この時代行列の後ろに先ほどの白狐渡御の行列が続きます。



獅子舞が見物の子供たちに近づいていきます。







弓矢をもった人、先ほどの義経と静御前、それに神輿がやってきました。





そして、子供たちの白狐囃子の踊りです。



最後はお囃子の山車がやってきて、やっと行列が終わりました。







行列が通り過ぎたのでそろそろ帰ることにしました。これは商店街で見た金魚葉椿です。葉の先端が金魚の尾のように分かれます。こんなに大きくなるのですね。この後、藺町通でも行列を見たのですが、それは省略します。朝10時から午後2時半ごろまで、あっち行ったりこっち行ったりで大変長い一日でした。でも、面白かったです。

雑談)今日、「大和郡山の虫たち」という冊子が届きました。結構、充実した本に仕上がったので満足しています。身近に虫に興味のある人がいないのが残念です。最近はサクラの種類を見分けようと思って、「サクラハンドブック」という本を買って勉強しています。家の近くにある桜をあちこち見に行き、萼や苞、葉の撮影をしてきて、図鑑を見比べています。今のところ、オオシマザクラ、ヤエベニシダレ、ソメイヨシノ、センダイシダレらしい桜が見つかりました。