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奈良のむし探検

奈良に引っ越しました。これまでの「廊下のむし探検」に倣って「奈良のむし探検」としましたが、動物・植物なんでも調べます。

時代行列と白狐渡御1

2025-04-07 20:55:19 | 神社・寺・古墳など
奈良散策 第1470弾


3月30日は大和郡山お城まつりの最大のイベントである時代行列と白狐渡御が行われました。昨年も見に行ったのですが、今年も見に行くことにしました。





大和郡山市のHPによると、白狐渡御については、「昭和初年頃洞泉寺廓が繁盛の時、楼主たちが中心となって「白狐渡御」として市内を練り歩くようになった。戦時中中止されていたが、昭和53年、大和郡山青年会議所、市青年団体協議会、源九郎稲荷神社奉賛会などが復活させ、続いて同58年より4月上旬のお城まつりの行事として行われるようになった。」とのことです。10時から源九郎稲荷神社の例祭があるというので、準備状況を見がてら行ってみました。鳥居の前では山車の準備ができていました。





境内には椅子が並べられ、ずらりと人が座っていました。





例祭は昨年も見学したので、今年は白狐渡御の準備を見ていました。小さな御神輿も用意されました。



白狐渡御は13時半に源九郎稲荷神社を出発し、一方、時代行列については市役所前で同じ13時半に出陣式があります。まだ、時間があったので、郡山城の追手向櫓広場で和太鼓の演奏があるというので行ってみました。近鉄の線路を過ぎると、「お城まつり」のゲートがあります。





この辺りは桜が咲いています。





道沿いには屋台が並んでいます。桜がまだだからか、人は意外に少ないですね。





お濠の周りの桜も一部を除いてまだまだのようです。



極楽橋から見るシダレザクラは見事です。



追手向櫓広場には太鼓がずらりと並べられていて、準備ができているようです。











演奏は「やまと獅子太鼓」という、大和郡山を本拠に置くアマチュアグループによるものです。1997年に発足というので、発足以来もう28年にもなるようです。とにかく迫力がありました。太鼓の音で見ている私の体までぶるぶる震えます。音がブログに出せないのが本当に残念です。演奏は45分ほど行われました。



まだ、出陣式までは時間があったのですが、準備の様子を見るために、市役所前の広場に行ってみました。「馬」と書いた車が止まっていました。あの中に何頭の馬が入っているのだろうか、そんな想像をしながら周りを見てみました。



時代行列と書かれた幕が、普段、駐車場に使っている場所に置かれていました。昨年とは場所が違っています。



ふれ太鼓を載せる車もありました。準備万端のようです。







12時が過ぎると、車から馬が降ろされました。全部で6頭いました。中に白馬も一頭います。格好いいですね。





そして、1時が過ぎると、武者の格好をした人たちが集まり始めました。



武者には名札が付けられています。



旗を持った人も集まりました。



そして、6人の武者が舞台に上がり、出陣式が始まりました。昨年は9人だったので、今年は少し減りましたね。13時半なので、そろそろ白狐渡御が出発したころです。それで、ちょっとそちらの方も様子を見に行きました。続きは次回に回します。

お城まつりと南京玉すだれ

2025-04-05 21:05:09 | 神社・寺・古墳など
奈良散策 第1468弾


郡山城跡公園では3月24日から4月7日までお城まつりが開かれています。郡山城跡一帯は桜が有名で、「日本さくら名所100選」にも選ばれています。城内では800本の桜があり、夜はライトアップもされ、例年30万人の人手でにぎわっているそうです。3月29日は南京玉すだれが見られるというので行ってみました。実は、昨年も行ったのですが、面白かったのでもう一度行ってみることにしました。



近鉄の踏切を過ぎると、「第64回お城まつり」のゲートがありました。この周辺にも桜の木はたくさんあるのですが、まだ、あまり咲いていないようです。





この道は普段は車が通るのですが、期間中は通行止めになっていて、屋台がずらっと並んでいます。



柳澤神社と天守台に向かう途中です。ここにも屋台がありました。



新しくできた極楽橋を渡りました。お濠の横にあるシダレザクラは見事に咲いていました。



南京玉すだれは10時45分に始まるのですが、2,3分遅れてしまいました。もう皆さん整列しています。







そして、いつものように「アさて、アさて、アさて、さて、さて、さて、さては南京玉すだれ」の音頭が始まりました。



これは釣り竿。



そして、瀬田の唐橋。



阿弥陀如来か、釈迦牟尼かの後光。



しだれ柳。



ミッキーマウス。



それに、ぞうさん。どうも昨年と同じみたいなので、途中で失礼して、金魚品評会の方に行ってみました。





柳澤神社の前には金魚の鉢がずらっと並んでいました。









そのうち、金魚に関する冊子も作ろうと思っていたので、金魚の写真を撮って回ったのですが、品評会だったからか、番号だけで名前が出ていません。ちょっと残念でした。



神社の前には金魚の大絵馬が飾られていました。







天守台に登ってみました。見下ろすと、先ほどの南京玉すだれが見えました。



お濠を見たのですが、桜はまだほとんど咲いていませんね。





帰りに先ほどの南京玉すだれが開かれていた場所を見てみました。次の軽音楽の演奏が始まっていました。



帰りに撮ったツバキの花です。

雑談)今日、金魚の写真を撮りに、もう一度、柳澤神社に行ってみました。桜はまさに満開でした。人出も半端ではなく、近鉄郡山駅から途切れることなく見物客の列ができていました。今日は金魚に名前がついていたので、安心して撮ることができました。

甲斐神社の御田祭

2025-03-12 20:52:44 | 神社・寺・古墳など
奈良散策 第1452弾


3月9日14時から大和郡山市にある甲斐神社で御田祭(おんだまつり)が行われました。これまで小泉神社と廣瀬大社のお田植祭は見に行ったことがあったのですが、甲斐神社は今回が初めてです。



アピタ大和郡山店の駐車場に車を置いて、甲斐神社まで歩いていきました。イチジク畑が広がっています。向こうに見える木がこんもり茂っているところが甲斐神社です。





甲斐神社に着いたのは20分前。まだ神官の方が準備をされていました。境内にはござが敷かれ竹で四隅を囲っていました。





鳥居を撮ってみました。扁額には甲斐宮と書かれています。



ござの前には豆、種籾、そして、竹と松の葉で作った苗が置かれています。





その向こうには御田祭で用いる鎌、鋤(すき)、鍬(くわ)が置かれていました。



本殿では神事が行われています。



ひらひらとキタキチョウが飛んできて、近くの木に止まりました。







神事が終わったようで、神官の方が出てきました。そして、ござの上でお祓いをします。





いよいよ御田祭が始まりました。まずは鎌で草刈りです。





続いて鋤で土を掘り起こします。





次は鍬で掘り起こします。





それから豆を蒔いていきます。





そして種籾を蒔き始めました。



ござの上は豆と種籾が散らばっています。









そして、いよいよ田植えに見立てて、竹と松の葉で作られた苗をござの上に置いていきます。



ござの上には苗が整然と置かれています。



これで御田祭は終わりました。



祭の後は先ほどの苗が配られました。我々も一ついただきました。

大和な雛まつり

2025-03-03 20:55:41 | 神社・寺・古墳など
奈良散策 第1444


大和郡山市では2月22日から3月3日まで「大和な雛まつり」が開かれ、市内106か所でひな人形の展示が行われていました。奈良に引っ越してきてから毎年見ているのですが、今年も行ってみました。今年は郡山八幡神社に行った後、中谷酒造柳町醸造所、源九郎稲荷神社に行ってみました。その続きです。



中谷酒造柳町醸造所は柳町商店街にあります。これが入り口の写真です。来年の大河ドラマの主人公である豊臣秀長の大きな絵が飾られていました。パンフレットとHPによると、中谷酒造は嘉永6年(1853年)に番条町で創業したそうです。番条はもともとお濠で囲まれた番条環濠で、初め、番条氏が治めていたのですが、その後、筒井順慶の配下になったそうです。筒井順慶死後は豊臣秀長の城下になり、その後、江戸時代になったようです。



ここは清酒かソフトドリンク代に一人300円払って中に入ります。私はお酒が飲めないので、富有柿サイダーを頼みました。



雛人形は2階に飾られていました。2階にはテーブルと座敷があり、ここで飲み物を飲むことができます。





座敷に上がって、一つずつ人形の写真を撮っていきました。









雛人形は立派なものでした。



帰りに展示されているものの写真も撮りました。これは阿弥陀車といって、重いものを持ちあげるときに使うようです。



これは花嫁籠で、明治4年に実際に花嫁がこの籠に乗ってきたそうです。なかなかおもしろかったのですが、醸造所の見学ができなかったのはちょっと残念でした。





この後、源九郎稲荷神社に行ってみました。この扁額は最近新しくなったようです。



鳥居をくぐると左手に源九郎Cafeが開かれていました。ここでコンニャク、ケーキ、飲み物がいただけるようです。



これは拝殿です。









拝殿の左に社務所があるのですが、その座敷に雛人形が飾られていました。



こちらは社務所の入り口に飾られた雛人形です。



この人形は150年前のものだそうです。



狐のお面も撮ってみました。





シダレウメの花はまだまだのようです。

郡山八幡神社の雛飾りと梅

2025-03-02 20:10:00 | 神社・寺・古墳など
奈良散策 第1443弾


大和郡山市では2月22日(土)から3月3日(月)まで「大和な雛まつり」が開かれていて、市内106か所で雛人形の展示が行われています。毎年、いろいろな場所に見にいっているのですが、今年も3月1日に郡山八幡神社と中谷酒造、源九郎稲荷神社を回ってみました。最初は郡山八幡神社です。



郡山八幡神社の入り口です。



「大和な雛まつり」のポスターが貼ってありました。



境内です。





梅が咲いていました。





入ってすぐ左に社務所があるのですが、その中に雛人形が飾ってありました。



こちらが拝殿です。



拝殿の中に郡山中学校美術部製作による大絵馬が置かれていました。なかなか迫力のある蛇の絵です。





拝殿のすぐ脇に白梅が咲いていました。





その奥の建物の中にも雛人形がありました。





そして、また、梅の花です。結構、いっぱい咲いていますね。









梅の木の後ろにある建物の中の雛人形は圧巻です。これは人形供養のために奉納された人形を並べたものだそうです。





そして、またまた梅の花です。



最後は本殿の写真でした。続きは次回に回します。