奈良散策 第1470弾
3月30日は大和郡山お城まつりの最大のイベントである時代行列と白狐渡御が行われました。昨年も見に行ったのですが、今年も見に行くことにしました。


大和郡山市のHPによると、白狐渡御については、「昭和初年頃洞泉寺廓が繁盛の時、楼主たちが中心となって「白狐渡御」として市内を練り歩くようになった。戦時中中止されていたが、昭和53年、大和郡山青年会議所、市青年団体協議会、源九郎稲荷神社奉賛会などが復活させ、続いて同58年より4月上旬のお城まつりの行事として行われるようになった。」とのことです。10時から源九郎稲荷神社の例祭があるというので、準備状況を見がてら行ってみました。鳥居の前では山車の準備ができていました。


境内には椅子が並べられ、ずらりと人が座っていました。


例祭は昨年も見学したので、今年は白狐渡御の準備を見ていました。小さな御神輿も用意されました。

白狐渡御は13時半に源九郎稲荷神社を出発し、一方、時代行列については市役所前で同じ13時半に出陣式があります。まだ、時間があったので、郡山城の追手向櫓広場で和太鼓の演奏があるというので行ってみました。近鉄の線路を過ぎると、「お城まつり」のゲートがあります。


この辺りは桜が咲いています。


道沿いには屋台が並んでいます。桜がまだだからか、人は意外に少ないですね。


お濠の周りの桜も一部を除いてまだまだのようです。

極楽橋から見るシダレザクラは見事です。

追手向櫓広場には太鼓がずらりと並べられていて、準備ができているようです。





演奏は「やまと獅子太鼓」という、大和郡山を本拠に置くアマチュアグループによるものです。1997年に発足というので、発足以来もう28年にもなるようです。とにかく迫力がありました。太鼓の音で見ている私の体までぶるぶる震えます。音がブログに出せないのが本当に残念です。演奏は45分ほど行われました。

まだ、出陣式までは時間があったのですが、準備の様子を見るために、市役所前の広場に行ってみました。「馬」と書いた車が止まっていました。あの中に何頭の馬が入っているのだろうか、そんな想像をしながら周りを見てみました。

時代行列と書かれた幕が、普段、駐車場に使っている場所に置かれていました。昨年とは場所が違っています。

ふれ太鼓を載せる車もありました。準備万端のようです。



12時が過ぎると、車から馬が降ろされました。全部で6頭いました。中に白馬も一頭います。格好いいですね。


そして、1時が過ぎると、武者の格好をした人たちが集まり始めました。

武者には名札が付けられています。

旗を持った人も集まりました。

そして、6人の武者が舞台に上がり、出陣式が始まりました。昨年は9人だったので、今年は少し減りましたね。13時半なので、そろそろ白狐渡御が出発したころです。それで、ちょっとそちらの方も様子を見に行きました。続きは次回に回します。