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奈良のむし探検

奈良に引っ越しました。これまでの「廊下のむし探検」に倣って「奈良のむし探検」としましたが、動物・植物なんでも調べます。

松阪・伊勢・鳥羽旅行5 伊勢神宮内宮~おかげ横丁

2024-06-09 21:12:25 | ちょっと足を伸ばして
5月9日から11日まで松阪・伊勢・鳥羽旅行に行きました。2日目は伊勢神宮内宮に行ったのですが、その続きです。実は、昨年もまったく同じ日程で旅行をして、まさに5月10日には伊勢神宮内宮に行きました。



この日は正宮にお参りした後、昨年は行かなかった荒祭宮(あらまつりのみや)に行きました。ここは内宮の別宮の第一に位するところで、規模も正宮に次ぐ大きさだそうです(「図解 伊勢神宮」による)。ご祭神は天照大御神の荒御魂(あらみたま)です。神様の御魂の穏やかな働きを和御魂(にぎみたま)といい、活発で顕著な神威を表す働きを荒御魂といいます。従って、ここは正宮に準じる第一別宮として各種祭も正宮とほとんど同じ規模で行われるそうです。



途中で見た木です。竹で覆いがなされています。「図解 伊勢神宮」によると、昔、お守り代わりに樹皮を剥いで身に着ける風習が流行ったときに竹が巻かれるようになったそうです。今でも樹皮の保護のためにそのまま行われているようです。







このシダはだいぶ悩みました。結局、ウラボシ科のオシャグジデンダではないかと思っています。







しばらく歩くと、荒祭宮に着きました。お参りする人で列ができていました。



ここは式年遷宮のときに使われる場所です。



みかんができていたのですが、種類までは分かりません。





これはアセビです。











参集殿の近くにトイレがあるのですが、昨年ここでニワトリを見ました。今年はどうかなと思ったら、やはりニワトリが出てきました。





奇妙な芽ができているので写真を撮りました。Googleレンズで調べると、タブノキと出ました。本当かどうか分かりません。



内宮を出て、おかげ横丁に行ってみました。ここは江戸時代に伊勢神宮のおかげ参りが流行ったときの街並みを再現しています。





この日は岡田屋さんで伊勢うどんを食べました。伊勢うどんは太くて柔らかいうどんを濃いタレで食べます。私はかやく伊勢うどんを注文しました。



五十鈴川にかかる橋です。



この辺りの家の玄関には蘇民将来のしめ飾りが飾られていました。

松阪・伊勢・鳥羽旅行4 伊勢神宮内宮

2024-06-08 21:13:02 | ちょっと足を伸ばして
5月9日から11日まで松阪・伊勢・鳥羽旅行に行きました。そのときの写真を出し忘れていたので、だいぶ遅くなったのですが、出すことにします。今回は10日に伊勢神宮内宮へ行ったときの話です。





宿泊地は鳥羽でした。ホテルの窓から見た鳥羽湾の風景です。たくさん並んでいるイカダは釣り用のようです。



この日は近鉄で五十鈴川駅まで行き、そこからバスに乗って伊勢神宮内宮に行きました。鳥居が見えているところが五十鈴川にかかる宇治橋です。







ふと見ると、シイの花が真っ盛りでした。



宇治橋の手前です。



これは五十鈴川の上流側を撮ったものです。杭は倒木などを防ぐためのものだそうです。



こちらは下流側です。綺麗な川ですね。



宇治橋を撮りました。



宇治橋を渡ったところが神苑です。





ふと空を見ると、ワシタカが飛んでいました。家に戻ってから調べると、どうやらサシバのようです。



前方に見える橋が火除橋です。





そして、第一鳥居です。



そこから右に行くと御手洗場があり、たくさんの人が来ていました。





五十鈴川は本当に清らかな流れですね。







その近くで咲いていました。Googleレンズで調べると、マルバウツギのようです。





これはオニカナワラビかなと思いました。



これはクロスジシャチホコ



これはオオカナワラビかな。伊勢神宮は植物が豊富ですね。



これは神楽殿。



その先の参道です。



そして、正宮に着きました。去年も来たのですが、正宮は本当に質素な建物です。ただ、ここは撮影禁止なので、写真はありません。この後、荒祭宮に行ったのですが、続きは次回に回します。

鳥羽湾の景色と植物2

2024-06-03 20:28:42 | ちょっと足を伸ばして
5月10日の鳥羽旅行のときにホテル周辺で撮った鳥羽湾の景色と植物の続きです。





セリ科の植物です。Googleレンズで調べると、アシタバと出たのですが、どうだか分かりません。





これはハマダイコン



鳥羽湾を写しました。朝陽で海が光っています。





これはマルバウツギ



またまた鳥羽湾を写してしまいました。





これはトベラ



それにスイカズラ





ユキノシタが咲いていました。





これはトケイソウ。栽培種が逸出したのでしょう。





そして、ウツギ。ここで、一旦ホテルに戻りました。



ホテルから外を見ると、トビが止まっているのが見えました。





まだ、7時半。朝食は8時に予約したので、まだ少し時間があります。それで、家族ともう一度海岸に出てみました。これはツルナ。食用になります。





ツルナはこんな感じで生えていました。





これはコセンダングサ







ものすごくたくさんの花が咲いていますが、これはトキワサンザシです。





そして、また、ハマダイコン。実が面白い形をしていますね。





家族が気が付きました。何かキノコのようです。Googleレンズで調べると、スエヒロタケというスエヒロタケ科のキノコが似ています。





これはまたトベラの花。





そして、これはハマヒルガオ

鳥羽湾の景色と植物

2024-06-02 19:52:53 | ちょっと足を伸ばして
5月9日から11日まで、三重県の松坂、伊勢、鳥羽に旅行に行きました。宿泊地を鳥羽のホテルにしたので、朝早くホテルの周辺を歩いてみました。





9日は松阪で松坂城と本居宣長記念館に行った後、5時前に鳥羽のホテルに着きました。窓から見ると、鳥羽湾の素晴らしい景色が見えました。



夕方になって空が色づいてきました。小さな島が三つ並んでいます。三ツ島という名前のようです。



いっぱい並んでいるのはイカダです。



そのイカダにサギが来ていました。嘴が黒いのでコサギかなと思ったのですが、ダイサギのような感じです。






そして、翌10日の朝になりました。6時半ごろだったのですが、朝食を8時に予約したので、それまでホテルの周りを散歩してみることにしました。



シャリンバイの花が咲いていました。



これはノハカタカラクサ



海岸を歩いてときどき景色を撮りました。





これはハマダイコンだと思います。





これはコマツヨイグサかな。



ハクセキレイがいたので撮ったのですが、ちょっとピンボケ。



水面に朝陽が写って綺麗でした。





栽培種が逃げたようです。Googleレンズで調べると、バーベナ Verbenaというクマツヅラ科の花が似ています。





これはマメグンバイナズナ









このシソ科の花に手こずっています。Googleレンズで調べても、写真が悪いのかどうもピンときません。イヌトウバナあたりが似ているかなと思ったのですが。







これも栽培種の逸出かなと思うのですが、ジャスミンに似ています。まだまだ続くのですが、今日はこの辺で。

松阪・伊勢・鳥羽旅行3 松坂城、歴史民俗資料館

2024-05-29 20:29:51 | ちょっと足を伸ばして
5月9日から11日まで、三重県の松阪、伊勢、鳥羽に旅行しました。5月9日は松阪駅で降りて、本居宣長記念館に行った後、松坂城に行きました。





本居宣長旧宅を過ぎると、すぐに松坂城天守閣のあった本丸に行くことができます。



上に登ってみると、だだっぴろい広場になっていました。



その広場の片隅に本丸跡がありました。松坂城は1588年に蒲生氏郷が築城したのですが、3年後に陸奥黒川に移封されてしまいます。その後、服部一忠、古田重勝と城主が変わりました。1619年に徳川頼宜が和歌山藩主になると、紀伊国と伊勢国を合わせて55万石を治めるようになり、松坂城には城代が置かれました。その25年後に台風により天守閣が倒壊したとのことです。その後、明治時代になると廃城になり、二の丸御殿が焼失した後、1881年からは松坂公園となっているそうです。



片隅にあったのですが、これは何でしょうね。





カナメモチの花が咲いていました。



降りる途中で撮った写真です。お城は結構高い場所にあるので、見晴らしがいいです。





その先に歴史民俗資料館がありました。ここはもともと明治45年に建った飯南郡図書館の建物でしたが、昭和52年からは資料館になっているそうです。



こちらは玄関。





入り口の横には鬼瓦がいっぱい置かれていました。





建物に入ったところに受付があり、その奥は薬種商の店が再現されていました。



内部の様子です。





この辺りは小説家の梶井基次郎の展示になっていました。





初午大祭のときに売られていたという「ねじりおこし」は浅草の雷おこしのもとになったようです。



展示場をぐるっと見て回りました。



蒲生氏郷所用と伝わる銀鯰尾形兜です。



蒲生氏郷の展示です。



そして、松坂城復元ジオラマでした。





二階は映画監督の小津安二郎の展示になっていました。



歴史民俗資料館を出て歩いていたら、マンホールのふたが鈴の模様になっていました。