兵庫社会福祉士会主催、「2017年度 実践研究の方法を学ぶ研修&実践報告会」で発表させていただきました。
自身がかつて実践の場としていた診療所にご協力いただき、郵送による質問紙調査を実施し、その調査結果をもとに、ソーシャルワーカーの役割を再確認しました。
在宅療養支援診療所に所属するSWは、私が2010年に実施した調査では全国でわずか19機関でしか確認ができませんでしたが、
近年はMSWの職能団体が在宅医療で活躍するSWのための研修会を開催したり、有志での研究会も増えており、その数は少しづつですが、増加傾向にあるようです。
しかしながら、在宅医療AP、トータルヘルスプランナー(THP)といった新たな資格が(民間での任用資格ではありますが)登場し、
せっかくSWという職種がいるのに活用されていないのでは?と危惧しています。
在宅療養支援診療所のSW職は、自転車で居宅に訪問したり、連携のためにひたすらいろんな事業所や医療機関に電話をしまくったり、
他の職種に、自身の職業観を試されたり、患者さん家族を前に人生観、価値観を試されたり…
体力的にも精神的にも、タフでなければ務まらないですし、しんどい領域だと思います。
でもそれ以上に、多くの人に出会い、生き様、死に様をぶつけてもらえ、言葉ではうまく表現できませんが、
楽しく刺激的で、やりがいのある領域だと思います。
SWにとって、在宅療養支援診療所が成長の場となり、あたりまえに活動できる場となるよう、
これからも研究の側面から、発信していきたいなぁとつくづく思いました。
このブログにアクセスして下さった方にとっても、
在宅医療、そこで奮闘するSWを知る、ひとつのきっかけになれば幸いです。
発表の一部より…
在宅療養支援診療所におけるSWの役割
⇒①患者・家族と医療者との仲介役
②患者・家族の代弁者
③福祉サービス導入の調整
④組織間連携
在宅医療サービスの課題「医療サービスが有効になるための環境整備が必要」(先行研究より)
地域包括ケアシステムの構築、円滑な遂行に必要なこと「職種間、機関間の顔の見える関係づくり」「多職種協働による生活ケア全体への支援」(先行研究より)
-上記について、質問紙調査結果より、SWの役割が有効に機能してることが確認できた。
本研究に興味を持って下さる方がいましたら、ぜひご意見ください⇒naonao0706@mail.goo.ne.jp
自身がかつて実践の場としていた診療所にご協力いただき、郵送による質問紙調査を実施し、その調査結果をもとに、ソーシャルワーカーの役割を再確認しました。
在宅療養支援診療所に所属するSWは、私が2010年に実施した調査では全国でわずか19機関でしか確認ができませんでしたが、
近年はMSWの職能団体が在宅医療で活躍するSWのための研修会を開催したり、有志での研究会も増えており、その数は少しづつですが、増加傾向にあるようです。
しかしながら、在宅医療AP、トータルヘルスプランナー(THP)といった新たな資格が(民間での任用資格ではありますが)登場し、
せっかくSWという職種がいるのに活用されていないのでは?と危惧しています。
在宅療養支援診療所のSW職は、自転車で居宅に訪問したり、連携のためにひたすらいろんな事業所や医療機関に電話をしまくったり、
他の職種に、自身の職業観を試されたり、患者さん家族を前に人生観、価値観を試されたり…
体力的にも精神的にも、タフでなければ務まらないですし、しんどい領域だと思います。
でもそれ以上に、多くの人に出会い、生き様、死に様をぶつけてもらえ、言葉ではうまく表現できませんが、
楽しく刺激的で、やりがいのある領域だと思います。
SWにとって、在宅療養支援診療所が成長の場となり、あたりまえに活動できる場となるよう、
これからも研究の側面から、発信していきたいなぁとつくづく思いました。
このブログにアクセスして下さった方にとっても、
在宅医療、そこで奮闘するSWを知る、ひとつのきっかけになれば幸いです。
発表の一部より…
在宅療養支援診療所におけるSWの役割
⇒①患者・家族と医療者との仲介役
②患者・家族の代弁者
③福祉サービス導入の調整
④組織間連携
在宅医療サービスの課題「医療サービスが有効になるための環境整備が必要」(先行研究より)
地域包括ケアシステムの構築、円滑な遂行に必要なこと「職種間、機関間の顔の見える関係づくり」「多職種協働による生活ケア全体への支援」(先行研究より)
-上記について、質問紙調査結果より、SWの役割が有効に機能してることが確認できた。
本研究に興味を持って下さる方がいましたら、ぜひご意見ください⇒naonao0706@mail.goo.ne.jp
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