社会福祉士×ちょっと図書館司書の関心ごと~参考文献覚え書き

対人援助の実践、人材育成、図書館学を中心に気まぐれに書物をあさり、覚え書きをかねて投稿中~

「緩和ケアに関わることばと看護-スピリチュアリティをめぐって-」田村恵子

2011-08-15 08:49:07 | 看護学
『緩和ケア Vol.21 No.4 JUL.2011』

スピリチュアルという言葉の意味をあらためて確認。題名に「看護」とあるが看護に限定したものではなく、ケア従事者全般に向けたものである印象。


引用→
・医療におけるスピリチュアルケア
死すべき存在としての人間=スピリチュアルニード→→臨床における患者からの「問い」=スピリチュアルペイン→→医療者として「問う」人に寄り添う→→スピリチュアルケア

・わが国において、スピリチュアリティの定義を明確化する「コンセンサス・カンファレンス」が開かれることが必要


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スピリチュアルについては、関心はあるものの、その全容は掴みにくい。それは学問によって、少しずつ捉え方が違うこと。さらに現場への活用法が一定ではないことが原因だと考える。

人としての痛みに寄り添う…これはソーシャルワークの根底にあるため、あえて「スピリチュアル」と読み替えなくても…という気もする。

議論を活発化させているのが医療者だからなのか。
医療の現場では、これまであまりにも「人/人間」としての患者として接してこなかったために、より重要視するようになったのか。


緩和ケア 2011年 07月号 [雑誌]
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