沖縄塗装工業

工事blogばかりですが見てあげて下さい。

ペンキ屋さんの日常・・・

2024年03月18日 10時51分54秒 | 日記
塗装前に養生・・・・・
塗装の養生とは、塗装しない部分をビニールで覆い汚れない様にする事です。
他にも、ペンキの色を変える部分などを逆養生などと言い、色を変える部分が汚れない様にするなど、色々ありますが、塗装屋さんの基本的な部分であり、非常に大事なお仕事の一つです。 
 養生がしっかりできていると汚さない事以外にも、ビニールを剝がしやすいのも大事な要素で、大きい現場や新築などで差が出てきますが剥がしにくい養生をしていると、剥がすのに時間がかかります。 
 塗装屋さんでは、養生に始まり養生に終わるぐらい、綺麗な養生ができれば現場は綺麗に収まります。 一つ一つのお仕事には意味があるのでそれらを意識することが大事な家を塗装するお仕事だと考えます。 

ペンキ屋さんの日常・・・

2024年03月16日 08時31分26秒 | 日記
 建物の形により、高窓でカーテンなどが取り付けできない場合、このように足場組立てと一緒に目隠しを行い室内を見えない様に致します。 
アパートなどの入居者様へもカーテンなどが取り付けできない場合も対応させて頂いています。 

 このように目隠しをしていきます。
何年か前の現場ですが、沖縄にはよくあるタンク台、水が中に入り込み穴を開けると水が何日もかけて流れる状態。
こちらは、撤去すると中にはゴミや発泡スチロールなどが混入しており、中には大きな空洞があり、水が溜まっていました。 下地のコンクリートもひび割れが入って漏水しておりました。

 水道屋さんにタンクを移動してもらいました。



雨漏り診断士が行く・・・天井のシミ

2024年03月15日 09時16分23秒 | 日記
天井のシミ、様々な理由がありますが、沖縄では雨漏りしている可能性が高いです。
和室などはわかりにくいですね。
このように壁紙が剥がれているとかなり雨漏りしている状況です。(右側が床になります)
窓回りのコーキングが原因と思われがちですが、新築の際に窓を設置する場合、少し大きく開口して、周囲をモルタル(セメント)で埋めるのですが、躯体のコンクリートと動きが違う為、ひび割れがでやすく、中は空洞なので雨漏りに直結することが多いです。
 よくある質問ですが、ひび割れが大きくなれば雨漏りや劣化が進みますが、微細なクラック(ヘアークラック)0.3mm以下でも雨漏りを発生させます。
 塗装すれば埋まるので外壁塗装を提案される事もあるそうですが、外壁塗装で雨漏りが止まるというのは一時的な事になる場合があります。
 正直な話、運がよければ持ちますし、運が悪ければすぐに再発もしくは止まらないことが考えられます。 何故か、一般的な塗装、塗膜の厚さはA4用紙ぐらいなので、ひび割れが動いたりすると切れてしまいます。
 建物は地震以外にも立地などにより多少の動きが出てきますので、きちんと補修して外壁塗装することが雨漏りの補修になります。

ペンキ屋さんの日常・・・鉄骨階段の塗装

2024年03月14日 09時30分05秒 | 日記
錆による腐食が進んでいます。 
 シンナーで汚れを取り、溶接作業を行おうとしたのですが、思ったより腐食が激しいので、加工して補強の取り付けを行いました。 
 錆止め塗装・中塗り・上塗りを行い、滑り止めのクリアーで仕上げになります。 階段を塗装する場合は滑り止めを入れないと雨などで濡れていると転倒につながってしまいますので、塗装をする場合は必要です。 
足場解体を行い、完了です。 
 鉄部は、塗装しても錆は発生します。 せっかく塗装したのにと思われるかもしれませんが、手摺りの中は空洞ですので、中からの錆の腐食も進む為ですが、何もやらない場合は、錆の腐食の進みが激しいので作り変えになってしまいます。 特に外部にある鉄骨階段は、定期的にメンテすることで長期間、使用できます。 

ペンキ屋さんの日常・・・再掲載 

2024年03月12日 08時22分24秒 | 日記
沖縄でよくあるこのような症状、アルミ手摺の根本のコンクリートの剥離。
この場合、剥離の補修を行うだけで終わっている現場を見かけますが、原因は、手摺り内に水が溜まりが要因なのでこれを直さないといけません。
 
このように、手摺りの根本が汚染している場合はこの症状の可能性が高いです。

中に水が溜まるので、錆汁が出てきます。

では、穴を開けてみましょう。
写真では、見えにくいですが穴を開けたら水が流れてきます。 これが、今までどこに入っていたの?というくらい水がでます。
中に材料を入れていきます、2回ぐらい繰り替えし行い、注入した材料が出てこなくなると完成です。 
 中には、水がありますが材料の比重が重いので、注入すると水が浮き上がり材料が下にいきますので水が出てきます。
このような感じです。 穴の高さまで注入すると終わりで、次回から、水が入っても穴から抜けてコンクリートに干渉しません。 
 雨漏りの原因解決などもそうですが、水の流れを把握する事が根本的な解決となります。 
 しかし、これらで1件落着に必ずしもならないのがコンクリートで、長い間、腐食している場合は、これらの工事を行った後でも錆の腐食によりひび割れがおきる事もありますので、工事の際には説明をさせて頂いています。
 本来は、このような事はブログで書くことではないと思いますが、インフォームドコンセント(医師と患者との十分な情報を得た上での合意)を十分に行う事が工事には重要なので説明しています。