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あの山のむこう

たまに起こる
奇跡的な出来事と出会いをつづる。

隣のおいちゃん

2009年06月27日 08時50分27秒 | ぷろろーぐ
こないだサッカーボールと散歩に出たとき、お散歩コースの脇にある畑で
すでに働いている隣のおっちゃんに出会った。
久しぶりに見掛けたので、"おっちゃん おはよう"と声をかけると
早朝に現れたわたしとどうしてサッカーボールなのかに驚いた感じだった。

しばらくしゃべって、じゃあ運動してくる!と立ち去ったわたし。

……

折り返して戻って来ると、おっちゃんはまだいて、話しかけてきた。
"どこまで 行ってきはったんや?"
"お墓まで~"
"ほう~"
"挨拶してきました~"
散歩のコースはいろいろだけど、先祖のお墓は散歩には手頃な位置にあるのです。

それに、お彼岸やおじいちゃんの月命日、命日などをよく見逃してしまうので
日頃から立ち寄ることにしています。
しかし意外な返答におっちゃんはまたもや少し驚いた様子でした。

おっちゃんは最近入院していたらしいので、"無理せんとぼちぼちね~"と
声をかけて家に戻ったのでした。

そんな、隣のおっちゃんとの話は特に家族にも話さずにいると、
昨日、"最近隣のおいちゃんと話したの?"と母に聞かれた。

母が言うには、隣のおっちゃんはわたしがサッカーボールと
さらに犬を連れていた。と言うものでした。
ので、母はないしょで犬を飼っているのかと思って。とわたしに聞きました。

もちろん、犬はいません。
犬と走るようなスピードとコントロールが悪くて
たまに道をそれていくボールに"待って!待って!こっち!こっち!"と小声で
声をかけていましたが、サッカーボールとわたしだけです。

そんなエピソードがあった今朝、犬の夢を見ました。
白のレトリバーと茶色の…
夢というのはなぜか思い出そうとすればするほど記憶の奥へ奥へと片付けられていきます。

なんせ2匹いて、家の向かいの田んぼの水路でレトリバーのストーリー、
家のうしろの水路でもう1匹の中型犬のストーリーが展開します。
実際にはそんな大きな水路は存在しませんが。
それで2匹ともけっこう歳をとっているらしく今にも死にそうなのに
飼い主のわたしを見つけると流されながら幅2mくらいの深い水路を渡って
わたしのもとに来ようとします。
やっとの思いで水路を渡ってわたしのいる道に上がってくるとぐったりしていて動きませんでした。
でも、わたしがかけよってなでるとしっぽを振って少し元気になり、死んでしまいそうな不安は消えたのです。
とはいえ、いつ歩けなくなるかわからないような気がしました。
同時進行でそれぞれ別の話で交差しますが、内容は似ています。
わたし自身の境遇は、昨日寝る前に初めて見た"メイド刑事?"のストーリーの奥さんのようでした。

その犬たちのために美味しいごはんを作って食べさせたいと思い美味しいごはんを作るのです。
しかし、犬たちがわたしがごはんを持ってやって来るのを楽しみに待っているところで
目が覚めました。

それで 目が覚めてハッと思い出しました!
昔飼ってた犬のこと。

記憶に埋もれてしまって、先週田村くんが犬の話をしたときも
自分の犬のことを話せなかったのです。
けんちゃん…
けんちゃん ごめんね。

そう思うと
けんちゃんが居たのかもしれません。

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