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あの山のむこう

たまに起こる
奇跡的な出来事と出会いをつづる。

どぐう

2012年10月14日 10時33分24秒 | Weblog

土偶ってなんだろう。。というのをTVでやっていました。

最近では、人を表しているという他に、精霊の姿ではないかという考え方があるようです。
根拠は初期の段階のものは顔がなく、これは顔をあえて表現しなかったという発想です。
男でも女でもないような体型の不思議な土偶。。
自然の中で生きる縄文人は男でも女でもない、人間ではない存在の崇拝する精霊のイメージを
恵みの最終形である縄を使い思いを込めながら表したのではないかという話でした。

わたしはこの話を聞いていると、土偶は人間の赤ちゃんではないかと思いました。
縄文時代の平均寿命は30歳くらいであったと言っていたことや、
子供のお墓(骨壺的な土器と骨)がたくさん出土したことも"悲劇"として紹介されていました。

なので、まだ姿を見ていないし、男の子か女の子かわからない
産まれてくる赤ちゃんのことを想像して作ったのではないかと思います。
男の子ならたくましく、女の子なら美しく、大人になった時のイメージを足元から作った気がします。

土偶の小さい手足は赤ちゃんでは?という、最大のインスピレーションでした。
大人ではなく握りしめた赤ちゃんの手みたいです。
眼鏡をかけたような土偶のことを、
これは土偶が人間を表したものではないことを象徴していると言われていましたが、
あれは生まれたての赤ちゃんの目ではないでしょうか。
妊娠がわかり足から作っている間に赤ちゃんが産まれて、その顔を作ったように思います。
季節によっても作るペースが違うかもしれません。

作った人は生まれてきた赤ちゃんの目を印象的に感じて表現したのではないでしょうか。

子供の成長を願うこけしや雛人形や五月人形の原型みたいに思いました。

1万年前の人に思いを馳せるとロマンですね(*^^*)。

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