選挙の投票率が問題になるなか、
震災以来、政治についてみんなで考えようという動きが大きくなってきた。
みんなで日本について考えることが流行るのはとてもいいことだと思う。
しかし、NHKの平清盛とかにんじんの奇跡の本などから最近感じたことをまとめると、
そもそも、国のシステムに乗っているうちは革命などないのではないかと思ったりする。
平清盛は朝廷のルールに沿って、朝廷を越えたかも知れませんが、
結局、朝廷のまねごとを続けることにとり憑かれて、自分の在り方に悩んでいたように思う。
皇族でなければ人でなし。という朝廷に不満があったはずなのに、
平家でなければ人にあらず。となってしまう。。
実際の気持ちはリアル清盛しかわからないけど。。政治あるあるなんだろうな。と思う。
最近だと本当に時代が動いたのは、わたし的には明治時代ではないかと思う。
廃藩置県、産業革命、移住政策、外国との戦争、昭和恐慌、まさに時代が動いたと思う。
その動きは天皇の意向だったのだろうか。。
わたしの先祖はどちらの世が幸せだったのだろう。どちらの世が生きやすかったのかなぁ?
明治政府が決めたルールが今も残る現在。昭和になってからもますます近代化は推し進められ、
にんじんの奇跡に書かれていたように日本はみんなが毎日石油を食べるくらい工業化し、
みんなが必要以上にお金を求める世の中になった。自分の利益を中心に考えるようになった。
最近、出口なをという京都の綾部で宗教を興した人の話をTVでやっていた。
出口さんの考えは、昔読んだ本にあったアイヌ民族の生き方、考え方のようだと感じた。
アイヌの本を読んだとき感じたのは、そのまた前にインディアンの生き方や言葉をまとめた本を
読んだとき感じた気持ちに似ていた。
そもそも、インディアンの本を読もうと思ったのは、
インディアンの素朴さや自然と共存することへの憧れだったりするわけで。。
出口なをさんがしようとしていたことは、政治とは違う形の革命で、主張を広める方法は宗教でした。
明治の初めには時代の変革に伴い、いろんな宗教が立ち上がったようです。
現在は、お金を集める新興宗教などの影響で如何わしく思われそうですが。。
とりあえず、政治のまねごとでも、新興宗教でもない新しい形があればいいなぁと思う。
生活に直結する政治について、こんなに選挙の投票率が低いのは、
この政治というルール自体、日本人には本能的に合ってないのではないかと思ったりするのです。
自然の循環を無視し、安い労働力を買うために外国へ進出、処分できないゴミは外国へ捨てる日本。
増税でもいいです。しかし、人徳を誇れる国・住みやすい国であってほしいと思います。
わたし自身、どこの国にいても不満は尽きないかもしれないし、
生まれた場所で過ごせることは幸せだけど。
わたしとしては。。今ある友達や取り巻きを大事にしたいなあ☆